部屋を借りる時の入居日と引っ越し日(退去日)は同じにすべき?

今住んでいるアパートやマンションから新たな引っ越し先に引っ越す時に考えなければならないのが引っ越し日(退去日)と入居日です。

一見、引っ越し日と入居日を同じにしておけば問題ないようにも思えますが、果たしてこれは本当に効率の良い選択なのか。

さっそく解説していきます。

そもそも契約日と入居日の違いとは

書類上のことが苦手な方も多く、この違いについて知っている人は割と少ないと思います。

すでに知っている方はすっ飛ばして読んでくださいね。

入居日はそのままの意味なので良いとして契約日という言葉は意外と厄介です。

賃貸契約における契約日というのは大きく分けて2種類に分類されます。

【パターン1】

 

契約日とは大家と賃貸契約を結んだ日のこと。入居できる日付等を決め、家賃がいつから発生するかなどを取り決めた日のこと。

【パターン2】

 

契約日=入居日=家賃発生開始日。契約を結んだ時点から入居することが出来る日のこと

どちらも契約日ですが、契約する不動産会社によって解釈が異なってきます。

パターン1の場合は契約日と入居日は別項目となっていますが、パターン2の場合は契約日=入居日なので違いはありません。

最近では入居日に不動産屋で契約を交わし、そのまま鍵を渡して入居するという流れが多いのでほとんどは契約日と入居日が同じ日になっていることが多いです。

部屋探しから実際に賃貸物件に入居するまでにかかる最短日数

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入居日と引っ越し日(退去日)をずらすべき理由

今現在実家暮らしの場合はあまり深く考えなくて良いことですが、賃貸物件→賃貸物件に引っ越す場合にはこの辺も考えておかなくてはなりません。

一般的には入居する日と引っ越し日(退去する日)を同じにしている方が多いと思います。

入居できる日から家賃が発生するので退去日もそれに合わせるのは当然と言えば当然の話です。

しかし、これってよく考えると退去日内に引っ越し作業が全て終わる前提ですよね。

わかりにくいと思うのでもう少し具体的に説明していきます。

例えば3月10日を退去日に設定したとしましょう。新たな引っ越し先の入居日も同じ3月10日です。

引っ越し当日、まずは不動産屋に入居先の鍵を貰ったり契約書にサインをしに行きます。

鍵を貰っておかないと引っ越し出来ないですからね。

その後、今住んでいる部屋の退去作業に取り掛かります。業者に頼んでいるのであればすぐに終わると思いますが、自分で引っ越し作業をしようと考えると思った以上に時間がかかります。

でも退去日は3月10日なので何が何でもその日中に終わらせなければなりません。

結局何が言いたいかと言うと、仮に引っ越し作業が終わらなかった時に困るので入居日は退去日の1~2日前に設定しておいた方が良いということです。

僕は引っ越し作業を全て自分でやったのですが、荷物を運ぶだけでもかなりの時間がかかりました。

入居日と退去日の日にちがかぶることによって旧アパートの家賃と新アパートの家賃が被るのがデメリットですが、日割り計算すると大して高くはありません。

入居日と退去日

例えば退去日を3月10日にして、新アパートの入居日を3月9日にしておけば1日猶予があり、余裕を持った引っ越しができるようになります。

被っている期間も1日だけなので家賃6万なら日割り計算で2,000円程度の出費でしょう。

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入居日と引っ越し日(退去日)を同じにするほうが一見すると二重家賃にならずに安く済むように思えますが、荷運びが終わらなかったり立ち合いの時間が設けられていたりしてめちゃくちゃ忙しかくなるので猶予はあったほうが良いです。

もちろん1週間とか被らせると家賃が無駄になってしまうのでやはり1日~2日程度被らせるのが理想。

間違えても入居日より退去日の方が早くならないように

入居日と退去日2

今住んでいるアパートの退去日が新居の入居日よりも遅い分には問題ありません。1日や2日分の日割り家賃を払えばいいだけですし、余裕をもって引っ越しを行う場合はそれが適切な判断です。

ただ、間違えて”新居の入居日より今住んでいるアパートの退去日の方が早い”と「家がない期間」が発生するのでホームレスになります。

ただ、家がないだけなら漫画喫茶に泊まったり、友人の家に泊まらせてもらったりして数日過ごすことはそこまで難しくはないでしょう。

ただ、こうなると部屋にある荷物を置く場所がなくて困ります。冷蔵庫、洗濯機、ベッドなどの大型家具・家電はほんとどうしようもないのでこの点が大問題。

もし、こういう状況になったらレンタル倉庫を借りる他ないでしょうね。レンタル倉庫もお金がかかるので、まさしくお金の無駄遣いとなってしまうので注意してください。

入居日と引っ越し日はどっちを先に決めるべき?

今住んでいる物件の退去日(引っ越し日)と引っ越し先の入居日同時に決められたら一番いいですが、たいていはどちらか先に決めなければなりません。

引っ越しの時はまず退去日を優先的に決めておくのが重要です。

退去日というのは規約により最低でも1か月以上前に申告しなければなりません。簡単に言えば融通が利かないのが退去日です。

一方、入居日というのはある程度融通が利きます。

部屋を見つけて入居するまでに平均で約2週間ほどかかると言われています。

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もし仮に退去日よりも入居日がだいぶ早くなりそうであれば事前に「入居日を早めたい」と伝えることでよほど忙しくなければその願いは通ります。入居日というのは意外と融通が利きやすいんですよね。

大家としても入居日を早めたほうが早く家賃収入を得ることができますし、逆に「遅らせたい」という場合でも契約する前に逃げられてしまっては困るので了承されやすいのです。

退去日までに引っ越し作業が終わらない時の対処法

部屋探しに時間がかかってしまって退去日までに新居に入居できなかったり、忙しくて荷造りがどうしても終わらなくて退去日なのに退去できないという人も中にはいるかと思います。

こういった時にどうすべきなのかその対処法についてご紹介していきます。

大家や管理会社に相談する

どうしても間に合わないと思ったら取りあえず退去する予定の管理会社に連絡をしてみましょう。

通常は1ヶ月以上前に退去することを連絡することで次の入居者を募集します。

すでに入居者が決まっている場合でも退去した瞬間すぐに入居できるわけではなく、そこからハウスクリーニング等を行うので実際に次の人が入居するまでにはある程度時間があります。

これは管理会社にもよりますが、融通が利くところであれば退去日をずらしてくれる可能性があります。

また新たに退去の書類作成をしたり立ち合い日の調整も行わなければならなくなってしまうので最悪の場合は仮に退去日を遅らせてもらえたとしても新たに家賃が1か月分かかることもあります。

日割り家賃で済むこともありますがこればかりは管理会社次第です。

無理かどうかの確認という意味でもまずは連絡をしてみましょう。

新居に荷物を置かせてもらえないか相談する

すでに荷造りは終えているけど引っ越し業者への依頼が遅れたことで引っ越しができないというのであれば引っ越し先の管理会社に相談してみましょう。

入居日前でも新居に荷物だけは置かせてもらえる可能性があります。

通常鍵の引き渡しというのは入居日当日や前日ですが、こういった相談をして了承してもらえるとそれよりも早く鍵を受け取ることができます。

実際僕は相談したことで荷物を入居日の2日前に運ぶことができました。

これも先ほどと同様に管理会社次第な部分があるので注意してください。

引っ越し業者の預かりサービスを利用する

荷造りはできているけど新居が決まっていない場合は引っ越し業者の荷物預かりサービスを利用するのも手です。

退去日と入居日をうまく調節できずに失敗する人って結構いますし、都合が合わずに荷物をすぐに運ばないとならないという人もいるので最近の引っ越し業者は一時的に荷物を預かってくれます。

当社では搬入先のご住所とお預かりする期間が決まっている場合に限り、ご家財の一時預かりサービスを承っております。
ご希望期間当社にてお荷物をお預かりし、改めてご転居先にお届けいたします。
基本的にお荷物のお預かりには保管料をいただいております。

参照:アート引っ越しセンター

相場は1ヶ月で15,000円~20,000円ほど。

1日あたりだとだいたい2,000円前後が相場と言われています。これは荷物の料や利用する引っ越し業者に結構左右されるのであくまで目安として見てください。

引っ越し業者のサービスを使うとそのまま預かった後に引っ越し先に届けてくれるというのが利点ですね。

ただし「自力で引っ越ししたい」という人にとっては利用できないサービス。

レンタル倉庫(トランクルーム)を借りる

自力で引っ越し作業をしたい人におすすめなのがレンタル倉庫です。

レンタル倉庫はその名の通り一時的に自分の荷物をコンテナに預けるサービスで、割とどこの地域にもあるので「いったん退去した物件の近くに預ける」という選択もできますし「どうせなら新居の近くに預ける」ということも可能です。

月額料金相場は8,000円~20,000円ほど。場所によって結構値段が変わるのとトランクルームの種類によっても値段は変わります。

トランクルームの場合は利用にあたって初期費用がかかることがほとんどなので1日~2日程度借りたいという人は正直あまり向きません。

どちらかというとものすごい安い賃貸物件のような感覚に近いので数日単位で貸し出してくれていることがほとんどなく、契約も1ヶ月単位となってしまいます。

「まだ入居先が決まっていない」人にとっては良いサービスだと思います。

レンタカーを借りる

退去日が入居日よりも1日早いというような超短期で荷物をなんとかしたい場合はレンタカーを使いましょう。

荷物を一時的にレンタカーに載せることになるのでワゴンや軽トラックなど運べる量が多い車を選んでください。

ベッドなどの大きな家具がある場合はワゴンですら入らない可能性が高いので軽トラックのほうが良いと思います。

レンタカーを借りたら新居の駐車場等に一時的に止めて入居日になったらそのまま荷下ろし作業をします。

荷物量に左右される方法なので正直そこまでおすすめできるものではありませんが、めちゃくちゃ困っていてどうしようもない場合は選択肢としてはありだと思います。

レンタカーも24時間程度ならそこまで高くないですからね。

まとめ

まとめると

今現在賃貸物件に住んでいるのであれば、退去日は入居日よりも1~2日程度あとにずらしておいた方がもしもの時に困らなくて済む。

ということです。

最もこれは「自分で引っ越し作業を行う場合」なので引っ越し業者に任せる場合は入居日と引っ越し日が同じでも問題ないと思います。

家賃は入居日から発生してしまっているので、あまりずらすのも勿体ないですが、リスクがあることを理解しておいてください。

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