UR賃貸住宅の評判はやばい?住んでいた100人の体験談を徹底調査

CM広告も打ち出しており、初期費用の安さが魅力のUR賃貸住宅。

ただし、中には『UR賃貸はやばいからやめたほうがいい』『UR賃貸を利用するのは恥ずかしい』といった意見もあります。

今回はUR賃貸住宅の評判について実際に住んだことのある100人にアンケートを行い、住んで感じたメリットやデメリットについて徹底調査してみました。

UR賃貸住宅の特徴

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅のホームページへ

運営会社 独立行政法人都市再生機構
口コミ評価(google) ★★★★☆(4.0)
対応エリア 全国
店舗数 約200店舗
物件数 71万戸(山手線0件)
仲介手数料 無料
現地集合(内見) 不可
オンライン内見
物件の持ち込み
おとり物件 なし
特徴 ・礼金や更新料不要
・鍵交換代不要
・保証人不要&利用料無料
・オプション代なし
・退去費用が格安

UR賃貸住宅は通常の賃貸不動産と違い民間ではなく都市再生機構という独立行政法人が管理している賃貸住宅です。

簡単に言えば国が管理し、所有している物件のことです。

団地のような集合住宅が多いのはもともと管理が一括で財政的にも余裕があるためです。

通常の賃貸物件とは根本的に違うものとなっているのでこれまで一人暮らしをしたことがある人でも部屋の借り方や審査方法はまるで違います。

UR賃貸住宅の評判はやばいのか100人に聞いてみた

当サイトで『UR賃貸住宅に住んだことのある人』100人にアンケート調査を行った結果、総合的な評価としては80人が「おすすめ」と答えており、「やめたほうがいい」という意見は少数派となっています。

  • 調査対象:『UR賃貸住宅に住んだことのある人』
  • 調査期間:2023年3月17日~2023年3月19日
  • 調査年齢:20代~60代
  • 調査性別:男性43人/女性57人
  • 調査機関:クラウドワークス
  • 有効回答数:100人

さらに細かく5段階で評価してもらった結果がこちら。

評価(5段階) 割合
★☆☆☆☆ 1.0%
★★☆☆☆ 7.0%
★★★☆☆ 37.0%
★★★★☆ 43.0%
★★★★★ 12.0%
平均 3.58

「とても良い」「良い」といったポジティブな評価が全体の55%となっており、総合評価値は5段階中3.58と住み心地の満足度は高くなっています。

Google口コミとの評価値も考えると、住み心地に不満を抱いている割合は少ないように感じます。

ただし『やばい』という意見は少ないながら、ゼロではないため無視できません。

民営企業と行政では運営方針も管理体制も全く異なるので、住む前に口コミや評判については必ず目を通すべきです。

虫がよく出現する

夏は虫がよく出現して、梅雨時は畳にカビが生えた。冬は隙間風が寒かった。

(20代/女性)

昔からある建物なので風呂場からの虫が駆除しても出てきて困った

(40代/女性)

築年数の古い建物となっており、集合住宅でもあるため虫の出現率はかなり高いようです。

オウチーノが568名に対して行った「住居内の「虫トラブル」実態調査」がこちら。

築年数 ゴキブリ クモ
1年~5年 1.43回 7.36回 4.25回
6年~10年 1.87回 9.43回 6.45回
11年~20年 3.23回 12.96回 5.46回
21年以上 13.91回 13.91回 8.48回

グラフを見る限り、築年数が古くなればなるほど比例して虫の出現率も高くなっていることがお分かりいただけると思います。

気密性の高いRC造でも古い建物では配管がむき出しになっていたり、隙間や扉、窓から侵入するケースが多くなります。

また、人が多く住んでいる場所は虫にとっても餌場となるため、ゴキブリが住み着いているため発生率も高くなります。

虫嫌いにとってはあまり好ましい環境ではありません。

勧誘が多い

前の居住者の手入れが悪かったためか、全体的に汚いイメージを持った。網戸がない。オートロック式ではなかったため、勧誘者が自由に出入りできてしまう。

(20代/男性)

営業などの居住者でない人が入ってきやすいところが生活していて不安です。

(50代/女性)

UR賃貸はエントランスのない物件なので誰でも簡単に入ることができます。1つの場所に多くの人が住んでいるのでセールスマンや宗教勧誘する立場としてはかなりコスパ良く勧誘できてしまいます。

そのため定期的に営業訪問してくることがあるので注意が必要。

もちろん多いと言っても木造アパートとほとんど変わらないレベルです。

上下階の足音や隣人の生活音がうるさい

壁が薄く隣の部屋から声が聞こえていた。

(20代/女性)

UR賃貸住宅は、大規模な団地が多く、周囲の環境が騒音などが不快でした。また、管理規則が厳しく、自由度が低いと感じるました。

(30代/男性)

防音性が高いと言われるRC造が使用されているものの、実際には『壁が薄い』『足音がうるさい』といった意見が目立っています。

UR賃貸住宅はファミリー向けの間取りが多く、子供が騒いだり、複数人で住んでいるので音が発生しやすい環境となっているのが原因です。

防音性が高い構造でも、大きな音を立てれば当然快適性は損なわれてしまいます。

また、UR賃貸住宅は建設基準法が改正される前に建てられていることも結果的に防音性が低くなる要因となっています。

年代における耐震性の違い
  • 1981年未満(旧耐震):「震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこと」が基準
  • 1981年以降(新耐震):「震度6程度の大規模な地震で建物の倒壊や損傷を受けないこと」が基準

建築基準法によれば壁の厚さに対しての基準値は設けられていませんが、床の厚さ(スラブ)は下限値が設けられていて古い建物だと120mmで最近のものは150mm前後と言われています。

建物が古い故のデメリットとなってしまっています。

設備が古くて使い勝手が悪い

5階建の3階に住んでいたのに、強い雨の日に天井が濡れてシミだらけになった時、修理費用を払わされそうにりました。(強く文句を言ったら払わなくてすみました。)女性だけなら言いくるめられて払わされそうな印象でした。

(40代/男性)

古い団地だったので配管剥き出しで、水が流れる音がうるさい。

(50代/男性)

古い物件であったから、水回りにおけるトラブルが何度か発生してしまったことがあった。

(30代/男性)

補修工事を定期的に行っているとは言え、配管やコストのかかるお風呂場やトイレなどの水回りはそのままとなっていることが多いため、古さを感じます。

水漏れトラブルがあったり浴槽が掃除しにくい構造になっていたりと少し使い勝手の悪さを感じるようです。

古さ自体に抵抗感を抱く人にとっては住み心地はあまりよくありません。

治安が悪い

偏見かもしれませんが変わった人が多かったような気がします。周りの人からしたら私も変わった人だと思われていたかもです。

(30代/男性)

近隣に住んでいる人とのトラブルを事務所に相談したが、全く対応してくれず個人で解決してくださいと言われた。

(30代/男性)

駐車場で深夜エンジン音がうるさい車がいても何も対応してくれなかった。

(30代/女性)

UR賃貸でも結構多い意見が治安の悪さ。保証人不要なので多くは外国人で、夜騒いでいる人がいたりすることも多々あるようです。

しかも騒音に関して管理会社は一切助けてくれないという最大の落とし穴があるので我慢するしかありません。

UR賃貸の中でやばいと言われている大きな部分だと思います。

騒いでいて迷惑をかけていても注意されない環境というのはある意味無法地帯のようなものですからね。

一人暮らしだとコスパが悪い

自分が住んだ部屋はワンルームタイプでしたが、50平米あり、少し広すぎた感じがしました。

また、部屋のタイプがワンルームからファミリータイプとあった団地だったので、単身者は少し住みにくい感じがしました。

(50代/男性)

空いていたのが3ldkだったので一人暮らしには広すぎた。

(50代/女性)

UR賃貸は広い割に初期費用が安いというだけであって、一人暮らしを前提に考えるとコスパが良いわけではありません。

一人暮らしならそこまで広くなくても十分生活できますし、無駄に広いだけの使いきれない部屋に対して家賃を払うので結果的に高くついてしまいます。

UR賃貸住宅のデメリットや注意点

UR賃貸住宅は団地ならではのデメリットも多いのでそもそも団地住みというのが嫌な人には不向きな物件です。

デメリット
  • 入居時に敷金2か月分かかる
  • 物件数がかなり少ない
  • 家賃が安いわけではない
  • 物件が全て団地
  • 入居審査が厳しい
  • 工事の音が気になることがある
  • そもそも空き室が少ない

入居時に敷金2か月分かかる

全体的な初期費用としては圧倒的な安さため欠点とはなりませんが、UR賃貸物件の多くは敷金2か月分が入居時に請求されます。

敷金は預け金と同じで退去時にハウスクリーニング費が引かれて余ったお金は返金されるためムダ金ではありません。

通常の賃貸物件では1ヶ月のところ専有面積が広いお部屋が多いせいかUR賃貸では2ヶ月分取っているようです。

家賃5万円なら最低でも前家賃+敷金2か月分で15万円は初期費用でかかるというわけです。

それでもトータル費用は安いですけどね。

物件数がかなり少ない

物件が限られているため、いい物件ほど競争率が高く自分が希望する物件に住めるとは限らない。

(30代/女性)

UR賃貸は行政が持っている物件のみを扱っているため、非常に物件数が少ないです。

 家賃 物件数(東京23区)
ホームズ 249,708件
UR賃貸住宅 195件

全国に72万戸ありますが、集合住宅として建設されているので自分の住みたい最寄り駅にはないってケースが多いです。

実際僕が住んでいる最寄り駅はありませんでした。

また、検索してみると戸数が出てくると思いますが、実際には空室以外の物件情報も表示されています。

検索した結果物件はヒットしたけど「空き室ではありません」と表示されていて借りられないってパターンは多いですね。

家賃が安いわけではない

UR賃貸は家賃も安いイメージがありますが、実は相場と比較するとそれほど変わらないか、むしろ高く感じることもあります。

同じような間取りの他の賃貸と比べて家賃が高いような気がした。

(30代/男性)

これはURの物件グレードが高く、築年数が古いが故の定期メンテナンスやリフォーム、修繕がされているため。

築年数の古さや駅から遠い物件が多いため、人によっては安く感じることはありますが、似た物件であればもっと安い家賃で見つかることもあります。

家賃が相場より高かった。

(30代/男性)

『家賃が安いとは限りらない』ということを借りるときに覚えておきましょう。

初期費用が圧倒的な安さになっているのでトータルで考えたときにお得になることは多いと思います。

物件が全て団地

CMでは「URは団地っぽくないタイプもある」と連呼しているので通常の賃貸物件のような部屋もあるように思いますが、UR賃貸が取り扱っているのは団地とタワーマンションのみです。

団地っぽくない物件は確かに存在するものの、くくりとしては団地やタワーマンションの1室ということ。

行政が管理しているので1軒だけぽつんと取り扱っているような物件は存在しません。

入居審査基準が高い

UR賃貸住宅は保証人を不要として、家賃保証会社も利用しないためその分『審査が厳しい』と言われています。

審査の基準給与が明確化されており、入居審査で落ちるというより審査に通してもらうハードルが高くなっています。


UR賃貸住宅は入居するための条件を公開しています。

【単身者の場合】

家賃額 基準月収額
62,500円未満 家賃額の4倍
62,500~20万未満 25万円(固定額)
20万以上 40万円

単身者の場合、家賃が62,500円未満の物件でもその4倍の月収がなければ申し込み資格すらありません。

家賃6万円の場合、月収は24万円以上ということ。

ただし月収と言っても年収を12で割った数字なので家賃6万円なら年収288万円あれば良いということになります。

ボーナスがあれば余裕かも。

社会人なら問題ないかもしれませんが、フリーターやフリーランス等自営業で働いている人は収入も不安定なので家賃を十分払える月収でも基準額に満たない場合はあるでしょうね。

工事の音がきになることがある

築年数が経っていたので工事や修繕が度々必要だった。

(30代/女性)

UR賃貸住宅は定期的に建物構造の強度を確認し、耐震改修工事や補修工事を行っています。

団地という名の集合住宅なので例えば隣の部屋がリノベーション、リフォーム作業をしていれば当然その音は聞こえてしまいます。

民間よりも補修工事に余念がないだけに、住んでいたら工事の音で悩まされることがないとは言い切れません。

そもそも空き室が少ない

実際に調べてみて思いましたが、72万戸あると言われている物件のほとんどが現在埋まってしまっている状態でそもそも空き室自体が非常に少ないです。

僕が調べた時点で都心には空き室がありませんでした。

初期費用が安かったり退去費が安い等の魅力があるが故に人気が高いので部屋を選ぶということ自体がまずできないほどです。

普通の物件なら数多くの中から条件を絞り込んで部屋探しをしていくスタイルに対して、UR賃貸は取りあえず空き室が出たら内見予約を入れて申し込むといった競争率です。

UR賃貸住宅のメリット

UR賃貸住宅の魅力はお金に対して明瞭で、民間企業のようなぼったくり被害のリスクがないことです。

お部屋を借りるにしても退去するにしても大金がかかりますし、よくわからないお金を言われるがままに出すケースは良くありますが、UR賃貸住宅では明瞭会計です。

メリット
  • 初期費用が安い
  • 保証人不要で利用料がかからない
  • 退去費用が明瞭かつ安い
  • 更新料が不要なので長く住み続けられる
  • 家賃の前払いで割引される
  • 家賃支払いでポンタポイントが貯まる

初期費用が安い

UR賃貸住宅の最大の魅力は初期費用の安さです。

謳っているだけあってかなり安く入居できると評判です。

まずは何と言っても初期費用が安かったこと。

敷金として20万円はお支払いしたがそれ以外の礼金、仲介手数料が0円なのはとてもありがたい。

(30代/男性)

初期費用を安く抑えられ住み替えしやすかった。

(40代/男性)

初期費用が破格値といえるほど安かった。

(20代/女性)

UR賃貸住宅では【礼金】【仲介手数料】【鍵交換費用】【事務手数料】【オプション代】など初期費用としてかかる金額のほとんどが無料です。

礼金と仲介手数料の2点が無料というだけでも家賃2か月分安くなるのと同じなので、初期費用をかなり抑えることができます。

通常の物件で同じ家賃(6万円)でどの程度違うのか比較してみました。

通常の物件 通常 UR賃貸住宅
前家賃 60,000円 60,000円
敷金 60,000円 120,000円
礼金 60,000円 0円
仲介手数料 66,000円 0円
火災保険料 15,000円 15,000円
鍵交換費用 15,000円 0円
消毒施工費等 20,000円 0円
事務手数料 10,000円 0円
合計 306,000円 195,000円

約10万円の差がつきますし、UR賃貸は退去費も安いので敷金はほとんど返金されることを踏まえるとこの金額以上に安いです。

また通常の賃貸物件では本来貸主の支払いである鍵交換代は契約によって借主負担とされていますし、安心入居サポートサービスや消毒代という任意オプションもほぼ強制的に加入させられます。

UR賃貸住宅の場合はこういったオプション代はもちろん鍵交換代も全くかかりません。

保証人不要で利用料がかからない

礼金や仲介手数料、保証人等がいらなくて助かりました。

(50代/女性)

通常、部屋を借りる時に保証人が必要であり、いない場合には家賃保証会社の利用が必須となります。

保証会社を利用するにあたって『保証会社利用料』というものが発生するため、初期費用が高くなってしまいます。

UR賃貸の場合は基本的に保証人を用意する必要なく、保証会社への加入も不要です。

保証会社の加入も不要となっているため、入居時に不要な保証会社利用料とかは一切発生しません。

退去費用が明瞭かつ安い

クリーニング代についても入居時に書類を渡され、その書類に染みや凹みを記入することができるので退去の時にトラブルになる心配がありません。

入居の際に立ち会いで前入居者の方の画鋲穴や部屋の欠損部の写真を元に説明していただき、退去の際もよく見る過剰請求などもなく、入居時に支払った敷金も半分くらい帰ってきました。

(20代/女性)

民間企業の場合は高額請求とかでトラブルになったり消費者生活センターにも相談が多いみたいですが、こういったことをURがやってしまうと行政の評判が著しく低下してしまうので無駄にお金を取るということはありません。

UR賃貸住宅では退去時の負担区分が明確にされていますから、不明瞭な請求や敷金返還トラブルなどが起こる可能性が低くて安心です。

参照:URくらしのカレッジ

退去時は何にいくらかかるのかを細かく書かれた請求書が渡されます。

普通はクリーニング代にいくらかかったのかを明確にされていないのでトラブルになることも多いのですが、これなら納得できますよね。

UR賃貸住宅の退去費用は平均いくら?0円で済ませることも可能?

間取りや住居年数ごとの退去費用についてもアンケート調査を行い、まとめているので参考にしてみてください。

更新料が不要なので長く住み続けられる

更新費用がかからないので助かる、管理がきちんとされている。

(30代/女性)

更新の手続きがないので気軽に住み続けられます。

(50代/女性)

UR賃貸住宅では2年に1度かかる更新料も無料となっているため、更新料を気にせずに長く住み続けることができます。

通常の物件では更新料は賃料1ヶ月分および事務手数料等もかかります。

更新の時期を一切気にしなくて良いため、引っ越したいと思ったときに引っ越せるのでタイミングが自由というのも魅力です。

家賃の前払いで割引される

UR賃貸住宅では入居時に家賃を前払いすることができ、しかもその前払いした家賃額から割引がされるという制度があります。

実際に割引される額は数百円程度のものですが、先に払ってしまえばしばらくは家賃を毎月支払うということがなくなるので手間もかかりませんし、お金の使い道の計画が立てやすくなります。

ちなみに一時支払い(前払い)する場合は1年以上~10年未満で年単位となります。

例えば2年住む予定なら2年分の家賃を前払いということもできますし、取りあえず1年分だけ前払いということもできます。

仮に2年分を前払いして1年で退去する場合でも契約の規定により残りのお金はしっかりと返金されます。

お得に借りれる制度が多い

割引制度
  • 近居割:二世帯が近くに暮らすと家賃最大5年間5%引き
  • U35割:35歳以下だと3年間定期借家契約により家賃がかなり安くなる
  • そのママ割:18未満の子供がいると3年間定期借家契約により家賃が安くなる
  • 子育て割:子育て世帯や新婚世帯だと所得により家賃最大9年間20%引き

初期費用が安く、身内が近くに住んでいるだけで更に家賃が安くなった。

(30代/男性)

新婚補助があり、家賃を安くできた。

(40代/男性)

契約には普通借家契約と定期借家契約があり、定期借家は家賃が安い反面何かと貸主の立場が強い契約となるので家賃が安いからと言って一概に良いものとは限りません。

URの場合は民営ではないため、定期借家ならではのデメリットが少ないです。

いつまで住むかはっきり決めている人にとっては定期借家は使えるのでU35割とか比較的誰でも当てはまる制度で家賃を安くすることが可能です。

また、UR賃貸では最初の家賃が無料になるフリーレント物件や元々の家賃が割り引かれるキャンペーン物件も存在します。

民間の企業と比較してもかなり大盤振る舞いな制度が多いのが魅力です。

メンテンナンスや清掃を定期的に行っている

建物は古いものの、定期的にメンテナンス作業を行っていたり、清掃が入るので敷地内は割とキレイに保たれています。

UR賃貸住宅に住んで良かった点は、安心して生活できることです。UR賃貸住宅は、国が運営する公的な住宅であり、建物の管理や修繕などが適切に行われているため、住民の安全と快適な生活環境が確保されています。また、家賃が比較的安価であり、家計に優しい点も魅力です。 

(30代/男性)

リフォーム済みで安いのに部屋が綺麗で、敷地も毎日掃除してくれていた。

(30代/女性)

植栽の剪定やごみ収集所の衛生面が保たれていた。

(20代/女性)

初期費用が安いのはもちろん、衛生面にも配慮されていてキレイな状態に保たれているというのもUR賃貸住宅の魅力。

子供を遊ばせやすく、住み心地の良さにも繋がります。

退去の連絡は14日前でも大丈夫

通常、賃貸の退去連絡は退去したい日の1ヶ月前までに行わなければなりません。

UR賃貸住宅の場合は2週間前までに「賃貸住宅賃貸借契約解除届」を管理サービス事務所や管理連絡員に提出すれば良いため、引っ越し先を確定させてから連絡することが可能です。

URでは、最短で14日前までに契約解除届を提出すれば良く、月の途中で解約する場合は日割り家賃を支払います。

引用:UR くらしのカレッジ

いきなり転勤が決まったり、退去しなければならない理由があったとしても1ヶ月間住み続ける必要はありません。

無駄な家賃を払わずにすぐ引っ越せるのはUR賃貸ならではの魅力です。

家賃支払いでポンタポイントが貯まる

UR賃貸ぽんた

UR賃貸には【URでPonta】といういわゆるポンタカードを発行することができ、毎月の家賃を支払うことでポイントが貯まります。

家賃500円につき1ポイントなので家賃5万円なら100ポイント。

正直言って還元率は低いですが、家賃って高い支払いの割にクレジットカードが使えなかったりしてポイントがつかないことのほうが多いのでメリットです。

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利用する上で気になる疑問をまとめてみた

UR賃貸に関していくつか気になる疑問点についてまとめてみました。

 無職でも部屋は借りれる?

先ほど入居のハードルが高いという話をしましたが、実は収入審査の他にもUR賃貸には一時支払い制度や貯蓄基準制度があります。

家賃等の一時払い制度や貯蓄基準制度をご利用いただくか、一定の条件を満たす方は収入基準の特例を受けることができます。

参照:UR賃貸住宅

貯蓄基準制度はその名の通り、収入がなくても貯蓄額があれば加入条件を満たせるというもの。

月収家賃の100倍が条件となっています。

家賃5万円なら500万円、6万円なら600万円です。

正直言ってこの基準額はかなり高いように感じます。

例えば大東建託の場合は貯蓄額が300万円なら無職でも借りることができますからね。

ただし、一時支払い制度を使えば問題ありません。

一時支払い制度というのは家賃を前払いするということです。

最低でも1年以上の家賃合計額が必要になりますが、一時支払い制度を利用すれば5万円の家賃なら60万円、6万円なら72万円手元にお金があれば部屋を借りることができます。

こう考えると総合的には審査が緩いようにも思えますね。

収入は満たないけどある程度の貯蓄があるなら一時支払い制度を利用して審査を通すのがおすすめです。

ただし一時支払い制度は原則としてやむを得ない事情が生じた場合を除き、途中で解約することはできません。

例えば1年間前払いしたとして半年で「引っ越したい」となっても基本的には解約不可というわけです。

解約不可=残存期間の支払い分は返金されません。

すぐに退去したら違約金はかかるの?

初期費用が安いため「住んだはいいけどなんか微妙だからまた引っ越したい」と思ってすぐに退去した場合に問題が発生しそうですが、そういうことはありません。

UR賃貸の契約は1年ごとの自動更新となっていて違約金制度はありません。

入居して1ヶ月で退去しても違約金はかかりませんし、普通に暮らしているなら退去費も格安なので身軽に引っ越すことができます。

「UR賃貸に興味あるけど・・・」という人は取りあえず住んでみるというのもありかと思います。

微妙だったら引っ越せばいいだけですし、初期費用の敷金もほとんど返金されるので損をすることはありません。

空きがないけど予約はできる?

UR賃貸空き室

UR賃貸住宅はかなり人気があるため良い立地の物件は割とすぐに埋まってしまいます。

検索した時に「空き室はありません」と表示された場合、ネットで仮予約をすることは基本的にできません。

実際公式でも仮予約については否定されています。

全国に約72万戸あるUR賃貸住宅のほとんどが、抽選なしの先着順受付です。

参照:UR賃貸住宅

ただし、UR賃貸住宅に営業センターに朝一で行って空き室となった物件に対して予約を入れることは可能だそうです。

UR賃貸住宅の人気物件をどうしても抑えたいのであればネットの情報よりも直接店舗に行ったほうが情報を早く仕入れることができます。

一人暮らし用の物件ってあるの?

UR賃貸住宅は単身者でも借りることができますが、基本的にほとんどの物件はかなり広いお部屋となっています。

中には1Rや1K・1DK程度の部屋も用意されているようです。

しかし、一人暮らし用の物件はURの物件の中でもかなり人気が高いようで、空き室になった瞬間埋まってしまうほど。

条件が良い一人暮らし用物件の需要が高すぎるあまりUR賃貸住宅の代行業者が存在するほどです。

ネットで探すのはかなり大変なので実際に店舗に行ってみた方が良さそう。

古い団地の住み心地ってどう?一人暮らしするメリットとデメリット

まとめ

MEMO
  • 住んだことのある80%は『おすすめ』と回答
  • やばいと言われる最大の理由は古さゆえの問題
  • 最大の魅力は初期費用の圧倒的な安さ
  • 敷金は少し高いが、返金されるお金なので問題ない
  • 退去費用も明瞭かつ安い
  • 違約金も一切ないため『とりあえず借りてみる』といった引っ越しもあり

やばいといった評判は一定数あるものの、総合的に見るとUR賃貸住宅はかなりおすすめできる不動産です。

初期費用が安く、退去費用も安く、違約金も一切ないので引っ越してから『自分には合わない』と思ってすぐに引っ越してもそれほど痛手にはなりません。

実質的に損するお金は引っ越し業者依頼費用ぐらいです。

UR賃貸住宅は広いお部屋が多いので、一人暮らしというよりルームシェア、同棲、新婚、ファミリー向けとなります。

民間の不動産に比べるとコスパの良いお部屋となっているので、選択肢として利用するのはありだと思います。

ただし、物件自体は古いのでその点だけ注意が必要です。

効率的に条件に合う物件を探す方法

UR賃貸住宅は公式ページからでもスーモやホームズなどポータルサイトでも取り扱っています。

初期費用にこだわるのであればUR賃貸住宅が最強ですが、総合的な住み心地も考えるなら民間の物件と比較して考えたほうが良いでしょう。

効率的に物件を探すのであればイエプラがおすすめです。

イエプラの公式ページへ

運営会社 株式会社エヌリンクス
対応エリア 関東・関西
店舗数 2店舗
物件数 対応エリアの8割以上
特徴 自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラは家にいながら店舗で探してもらうように部屋探しができるサイトです。

チャット上で条件を伝えれば現時点で空室となっている新着物件を自動的に送ってくれるので、自分で空室かどうか問い合わせをせずに済みます。

また、家賃交渉にも積極的でオプション代など不要なサービス費用もかかりません。

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