和室の賃貸はやめたほうがいい?畳部屋で一人暮らしするデメリットととは

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築浅や新築物件は洋室のお部屋が多く、和室というのは築年数の古い物件で使われることが多いです。

畳と聞くと少し古臭くて敬遠してしまいがちですが、あえて一人暮らしするのはやめたほうがいいのか住む上でのデメリットと意外なメリットについて紹介していきます!

和室の賃貸はやめたほうがいい?

結論から言うと和室の賃貸物件はデメリットはあるものの、それと同等以上に和室ならではの良さもあるためやめたほうがいいというレベルのお部屋ではありません。

まずは和室ならではの問題点についてまとめてみました。

畳ならではの特徴によってデメリットが生じることが多いように感じます。

ハウスクリーニングでも綺麗にしづらい

フローリングの場合、傷がある箇所は1㎡あたり張替えを行い、汚れを洗浄した後にワックスがけを行うことで綺麗に仕上がります。

畳の場合、清掃方法は掃除機をかけてから専用の洗剤を使って表面を綺麗にし、雑巾で全体を拭いて完成です。

表面上は綺麗に見えるかもしれませんが、内部に入った汚れまでは洗浄がしづらく、一部の汚れだけで畳を取り替えるようなことはしません。

フローリングに比べると内部まで清掃できない畳のほうが衛生的に気になりやすいということです。

こぼすとシミになりやすい

フローリングなら飲み物をこぼしても拭けば済みますし、カーペットも洗うことが出来ますが、畳は一度こぼしてしまうと内部で吸収されてしまうのでシミになりやすいです。

畳を汚してしまうとすぐに対処しないと退去の際に畳代金を請求されるので注意が必要です。

ただしフローリングだと傷がつきやすいという面もあるので畳と比較すると一長一短と言った感じですが、飲み物の扱いには注意したほうが良いでしょう。

家具を配置しにくい

畳の特性上、傷はつきませんが凹みます。

ガイドラインによれば家具設置による凹みは大家が負担するものとありますが、特約に『原則借主が負担する』等の記載がある場合は入居者が負担しなければなりません。

項目大家負担
床(畳やフローリング)・畳の裏返し・表替え
・家具設置による床の凹み・設置跡
・日光や結露による変色・色落ち
・ワックスがけ
原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

普通に生活していく上で注意しておかないと退去費用がかなり取られてしまうというのが最大のデメリット。

和室だと畳・襖の交換費用を退去時に請求される、
事が多いです。
畳も襖も普通に使っていても結構汚れます。
普通に使っていて汚れたものは、
借り主負担で修理するものなんですが
契約書に『畳み・襖の交換費用は借り主が負担する』
という特約がだいたい入っています。
ですので、だいたい請求されますね。

参照元:教えてgoo!

フローリングの場合は1㎡あたりという小さい範囲で交換することができるので傷や凹みが一部に見られても退去費用が高額になることはあまりありませんが、畳の場合は1畳丸ごと交換することになります。

フローリングの場合は1㎡あたり3,000円程度ですが、畳は1畳あたり5,000円~35,000円程度取られます。

金額の幅が広いのは畳の種類によって料金が異なるため。

ダニが生息しやすい

畳の特性上、湿気を吸い取ってしまうので換気をしないでいるとダニが大量に発生します。

畳に使用される素材はカビにくいものもありますが、適度な換気をしないで万年床などにしていると普通にカビてくるので注意が必要です。

畳の中でもグレードの高いものを使用している場合は抗菌耐性がありますが、賃貸物件の場合は分譲賃貸でもない限り通常のイグサを使用しているので換気が必要となります。

クローゼットがないので服をかけられない

和室だけの場合は当然クローゼットではなく”押し入れ”になってしまうので、収納スペースがあったとしても服をかける場所がありません。

コートや上着をかけられないというは生活する上で結構なデメリット。

シワになりやすいシャツなど畳んでおくわけにもいかないので、どこかに干しっぱなしにする必要が出てきます。

最近は押し入れの中に突っ張り棒を付けてクローゼットのような使い方もできるため、困ったら試してみてください。

クローゼットがない賃貸!タンスやハンガーパイプ代わりになる収納方法まとめ

畳の隙間にゴミが溜まりやすい

見た目上は綺麗に見えても網目状の隙間がいくつもあるので、畳と畳の間だけではなく畳を紡いでいるイ草にも細かいゴミが溜まりやすいという性質があります。

僕が以前和室に住んだときは入居したばかりにも関わらず叩いたら細かい粒子が表面上に浮き出してきました。

叩けば畳の中に振動を与えることができるので、このように埃が表面上に浮き上がってきます。

新品でもない限り埃は溜まっていますし、使用していれば自然と溜まってしまうので掃除することも難しいといった難点が挙げられます。

築年数の古い物件が多い

ワンルームや1Kなど単身者用の物件で和室を探そうとすると新築や築浅物件はほとんどなく、築30年以上の古い物件ばかりとなってしまいます。

キレイな和室に住みたい場合は1LDK等の広めな間取りで一室が和室になっているようなお部屋、もしくはリノベーションされた物件しかありません。

あえて和室に住もうとすると古臭い物件ばかりとなってしまうのはデメリットです。

築年数が古いことで家賃も安くできたりするので古い=悪いわけではありません。

【築20年~50年】築年数が古い賃貸物件に住むのはデメリットだらけ?

和室賃貸で一人暮らしするメリット

和室というだけで避ける人も多いですが、意外とメリットも多いのであえて和室物件を狙ってみる価値はあります。

具体的に和室で一人暮らしをするメリットについてまとめてみました。

家賃が安い

マイナビが働く22歳~34歳の女性191人に『あなたは和室派?洋室派?』というアンケート調査を行った結果、洋室派が79.1%、和室派が20.9%という結果となりました。

和室は洋室に比べると需要が低いため、家賃も低くなる傾向があります。

実際にホームズで同じ最寄り駅で似たような間取りや築年数の物件を調べて比較してみました。

種類場所間取り構造家賃
和室(築34年)駒込駅徒歩9分1K(23.1㎡)木造6.3万円
和室(築34年)大塚駅徒歩10分1K(24.8㎡)鉄骨造6.3万円
洋室(築32年)駒込駅徒歩6分1K(18㎡)木造6.6万円
洋室(築33年)大塚駅徒歩5分1R(19㎡)木造6.5万円

比較してみると家賃に大きな差はありませんが、若干洋室のほうが高いです。

需要と供給のバランスとして洋室のほうが和室よりも人気があるという面はもちろん、和室の物件は総じて築年数の古い部屋が多いのも和室=安いというイメージに繋がっています。

新築で和室のお部屋は1LDKなど比較的広い間取りの1つに使われていることが多く、完全和室の新築はほとんどありません。

需要が低くなっている要因はライフスタイルの様式化と言われていて、床に座らない派の人が増えているためです。

防音性が意外と高い

和室は洋室に比べて防音性が高いのも魅力です。

畳の適度な柔らかさが音を吸収してくれるため足音が下の階まで響いたり、逆に上の階の人の足音が気になりにくいです。

床の遮音性能は『L値』によって示すことができ、藁床で『L-40』、建材畳床で『L-45~55』程度と言われています。

  • 藁床:藁を何層にも重ね合わせたもの。10年前~20年前に主流だった畳。
  • 建材畳床:藁を一切使用せずポリエチレンフォームや木材を圧縮したものを使用した低コストな畳。種類がいくつかある。

藁床の値をわかりやすく言えば最も防音性の高い『鉄筋鉄骨コンクリートマンション並』の遮音性となります。

建材畳床の低い値『L-55』でも高品質クオリティブランドであるシャーメゾンに使用される遮音システムと同程度の値となるため、いずれにしても高い値です。

遮音等級建物構造音の聞こえ方
L-35 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえない
L-40・鉄筋鉄骨コンクリート造
・藁床
防音性が高く外からの音も軽減される
L-45・建材畳床子供の泣き声や走り回る音は多少聞こえる
L-50・鉄筋コンクリート造
・建材畳床
子供の泣き声や走り回る音は聞こえる
L-55・建材畳床洗濯機や掃除機は少し聞こえるが気にならない
L-60重量鉄骨造足音やドアの開閉音など振動を伴う音が聞こえる
L-65軽量鉄骨造多少音量は軽減されるが生活音はほぼ聞こえる
L-70 生活音はほとんど筒抜け
L-75木造生活音は筒抜けで小さな音まで聞こえる
参考:日本建築学会

壁が薄いと隣室の話し声や隣りの物音は聞こえてくるのでそこまで恩恵は感じにくいですが、畳自体が音を吸収してくれる働きがあるため、音の反響を抑える効果も期待できます。

和室物件はコルクマットを敷くのと同じような効果があるので、上の階の人の足音が気になっている場合や自分の足音が気になってしまう人には良い点です。

賃貸アパートでもできる床の防音対策7選!足音を防ぐ防音シートのおすすめ

夏は涼しく、冬は比較的暖かい

畳は断熱材としての役割も果たし、室内の湿度を調節してくれる働きがあるため夏場は比較的涼しく冬は少し暖かく感じるのが特徴として挙げられます。

畳に使用される藁やイ草は湿度が高くなると水分を吸収し、湿度が低い時期には含んだ水分を放出する性質があります。

畳は底冷えがしにくいのでフローリングのように冬場歩くのが苦痛になるほどの温度になることはありませんし、気温があがっても熱がこもりにくいので畳自体も熱くなりにくいです。

最近では必ずエアコンを利用するので暑さ、寒さに関してはそこまで問題とはなりませんが、夏場の畳は風情もあって涼しさを感じやすいです。

ベッドを購入するコストを抑えられる

畳が少し柔らかいのでカーペットを敷いていなくてもどこでも寝れるのは生活しているとかなり楽です。

疲れたときに適当に畳に転がって~とかできるのはありがたい。

わざわざカーペットを購入する必要がなくなりますし、フローリングのようにごつごつしていないのでストレッチをしたり、ベッドを買わずに敷布団にもできるのでコストを抑えることができます。

料金相場
脚付きベッド約10,000円~20,000円
折り畳みベッド約10,000円~15,000円
収納付きベッド約30,000円~50,000円

ベッドは自力で引っ越すときにかなり持ち運びが大変なので長く住まないならない方がいいですね。

フローリングの場合に敷布団だと5㎝以上の厚みのあるマットレスがないと底付感がありますが、畳の場合は安くて薄手のマットレスでも畳と相乗効果があるので痛みを感じることはありません。

布団がカビにくい

畳の特性上水分を吸収する働きがあるので、ベッドじゃなくても布団がカビにくいです。

フローリング+布団だとすぐにカビるので注意してください。

もちろん万年床にしていると吸収した水分を放出することができないので畳から徐々にカビていってしまうので、フローリングほどじゃなくても定期的な換気と布団を干すのは重要です。

和室は安い?一人暮らしで畳み部屋に住むメリット・デメリットとは

和室に植物を置くと、それだけでおしゃれに見えます。

和室に住んだことのある人の意見まとめ

和室ならではの魅力は多い物の、デメリットもあるので好みの問題もあるかと思います。

実際に住んだことのある人の意見をネットで探してまとめてみました。

和室に住んでいて最悪だったという話は実際あまり聞きませんし、ネットでも見当たりませんでした。

畳の匂いとかもあるので部屋を自分好みの匂いにしたいとかだったら和室は避けるべきかもしれませんが、夏が涼しかったり独特な雰囲気を出せるのでこだわりがなければ和室でもありかな、と思います。

ただ「和室が怖い」という意見もちらほらあるのが個人的には気になりました。

確かに和室って押し入れがあるので天袋とかふすまとかが怖い雰囲気を感じることはあるでしょう。

それと、どうしても古い雰囲気を感じさせるのでそういうのが嫌という人に和室物件は向きません。

洋室と和室どちらが良いか

個人的には和室よりも洋室の方が好きですが、家賃の安さを見ると和室でも抵抗がない人は和室がおすすめです。

和室がおすすめな人
  • とにかく家賃を抑えたい人
  • 洋室にそこまでこわだりがない人
  • 和テイストの部屋にしたい人
  • 足音を気にしたくない人

退去費用がかかるのはデメリットですが、月々の家賃に比べたら大したことはありません。

フローリングでも傷がつけば退去費用として請求されるので和室でも洋室でも一緒。

ちなみに2DK以上の部屋になると一部屋和室になる物件が非常に多い気がします。

和室は安い?一人暮らしで畳み部屋に住むメリット・デメリットとは

家賃を抑えたい人&広い部屋に住みたい人は和室、和室がなんとなく嫌だと感じている人は洋室を選べば良いと思います。

個人的には畳独特の匂いが好きなのでありだとおもっていますが、どうしても古臭さを感じてしまうので、綺麗な部屋に住みたい人には向かないかも。

和室自体が最近では珍しくなっているので差別化を狙ってインテリアにこだわるというのも良いと思います。

6畳の和室をおしゃれにするインテリアデザイン集

”和室”と聞くと地味でちょっと暗いようなイメージで、頑張ってもあまりオシャレにならなそうですが、しっかりとインテリアを揃えることで洋室には出せない和室ならではの空間を作ることができます。

あえて洋室っぽくしてみる

参照:https://www.pinterest.jp/pin/556968678897801188/

和室=敷布団のイメージで、ベッドはNGな感じもありますが、実際にこのように洋室のように配置することで和と洋が調和した空間に仕上げることができます。

和室を完全に無視している部屋作りだけど意外とまとまりがあってオシャレに見えますね。

観葉植物を置いているのもポイントです。

間接照明を置いてみる

参照:https://www.interior-heart.com/seven-color/sit-alone/idea7.html

和室は間接照明との相性が良いです。

先ほどと同じように和室なのにベッドやソファを置いて洋室テイストにしていますが、間接照明を置くことによって和の雰囲気を醸し出すことができます。これはこれでオシャレですね。

家具のせいで部屋が狭くなってしまうという難点もありますが、秘密基地っぽさが出て面白いと思います。

和室×アジアンテイスト

参照:http://ccc-cc.cc/?p=4800

和室は色味的にアジアン風のインテリアとの相性も良いです。

なるべく背の低い家具を配置することでどこか懐かしいような落ち着く空間に仕上げることができます。

和室ならではの古めかしさ隠すのではなく活かした部屋造りってのもポイントが高いですね。

旅館風にコーディネート

参照:https://aflat.asia/coordinate/guide/layout-plan/step4/other-room/index.html

やっぱり和と言えば旅館などの部屋を思い浮かびます。

とことん旅館の一室に部屋を寄せたインテリアを配置することでリラックスできる空間を造ることができます。

旅館によくある背もたれの低めな座椅子、部屋が狭いなら上記のような丸テーブルでもマッチするのでありです。

木目調の間接照明や観葉植物を配置するとかなりオシャレに見せることができます。

和室に住む上での不安点や疑問点まとめてみた

住む上で必ず疑問に思う和室の不安点についてまとめてみました。

虫って出やすいの?

和室と聞くと虫がよく湧くようなイメージがありますが、”和室だからというよりも築年数が古いから”というのが主な原因です。

実際のところは同じ築年数であれば洋室とそこまで変わりません。

畳に使われている素材も昔は虫が湧きやすい藁を使っていましたが、現在はイグサや和紙、樹脂の畳なども増えているので虫はおろかダニやカビの発生を抑えてくれる素材もあります。

和室の掃除方法って?

畳にも掃除機をかけることはできますが、洋室のように適当にやっていいというわけでもありません。

掃除機をかける場合は面に沿ってゆっくりと動かし、原則として濡れ拭きは禁止。

畳は湿気を非常に嫌う(カビが生えやすい)ので飲み物をこぼしてしまった時は固く絞った雑巾で拭くようにします。

畳の上に家具を置いてもいいの?

畳の上に家具を置くイメージってあまりないかもしれませんが、インテリア例からもわかる通り意外と家具を置くと雰囲気も様になります。

家具を置いてしまえば設置している場所が凹んでしまいますし、凹んだ箇所に関しては退去費として請求されることになるわけですが、全面張り替えではなく凹んだ箇所のみの修繕費用なので高額になることはありません。

新調されるケースは少なく、汚れた畳を裏返して再利用する方法を取ることが一般的です。

また、足がある家具を置くよりも表面積の大きいものを置いた方が凹み自体も浅く済みます。

へこんでしまったら元に戻らないの?

程度にもよりますが、まだ浅い凹みであれば修繕することも可能です。

へこみの修繕方法
  1. へこんだ箇所に絞った濡れタオルを置く
  2. 濡れタオルの上からアイロンをかける
  3. へこみが消えたら畳が濡れている状態になるのでドライヤー等で乾かす

畳に使われているイグサは水分を含むと膨張するという性質があるのでアイロンで蒸気を充てることによって復活するというわけです。

畳の退去費用ってどのぐらい?

国土交通省の原状回復をめぐるガイドラインによれば畳は経年劣化などは考慮されず、傷をつけた場合の負担は基本的に入居者がするものと書かれています。

消耗品としての性格が強く、毀損の軽重にかかわら ず価値の減少が大きいため、減価償却資産の考え方を取り入れることにはなじまないことから、経過年数を考慮せず、張替え等の費用について毀損等を発生させた賃借人の負担とするのが妥当であ ると考えられる。

参照:国土交通省

畳を張り替えることになった場合は全面ではなく傷や汚れがある畳のみを張り替えます。

例えば1か所だけ汚してしまったのに退去費用として全面張り替えの金額が請求されたら払う必要はないということです。

また、畳の張り替えには「裏返し」「表替え」「新調」の3つの方法があります。

◆裏返し

その名の通り汚れた畳を裏返して再利用する方法です。畳には表と裏があり、裏返すことで新品のように使うことができるので軽度の傷等であれば裏返しが行われます。

◆表替え

畳の表面を新しくするという方法で正確には畳自体を替えるわけではありません。

飲み物の汚れとか中程度の傷、すでに裏返しが採用された畳の場合は表替えが行われることがあります。

◆新調

その名の通り畳を新しくするということです。すでに表替えや裏返し等を行っていたり、損耗が激しい場合なんかは新調することがあります。

張り替え方法退去費用
(1畳)
裏返し約4,000円
表替え約5,000円~20,000円
新調約10,000円~35,000円

値段にばらつきがあるのは畳のグレードによるものです。イグサなら安く済みますがカビやダニが発生しにくい素材だとその分張り替え費用も高くなります。

だいたいこのぐらいの金額が相場なので、退去費用として高額請求された場合は素直に払わずに交渉しましょう。

少しの凹み程度であれば大家が負担してくれたり、畳の日焼けは通常損耗(普通に生活するだけで劣化する範囲)となるので請求されないことも多いです。

和室物件に住むなら積極的に交渉してみよう

フローリングに比べて和室の物件というのは人気が落ちるので、交渉事がしやすくなります。

例えばよくある家賃交渉もそうですが「古くなった畳を交換してほしい」と交渉すれば、もしかしたら新しいものと取り替えてくれる可能性があります。

大家としては多少妥協しても早く家賃収入を得たいのでこういった交渉に応じてれます。

以前僕が内見した2DKの物件の1室が和室で、決めようと悩んでいたところ一緒に内見に同行していた営業マンから「この部屋に決めてくれるなら畳をすべて新品にすると大家さんが言っていますよ」と打診されたことがあります。

こちらから交渉を持ち掛けなくても少し悩んでいる素振りを見せるだけで交渉がスムーズに運ぶのでおすすめ。

同棲用の2DKもそうですが、ワンルームや1Kで和室となると築20年以上経っているので人気がかなり落ちて入居者が入りにくいので積極的に交渉してみましょう。

賃貸物件でトイレやエアコンの交換など交渉可能な8つの項目

和室物件を効率的に探す方法

和室の物件は家賃が安いですが、その分築年数が経っていて古い、部屋が汚れているなどのデメリットがあり「綺麗な和室の部屋に住みたい」という人はかなり探すのが大変です。

こういった物件を探したいのであれば「リフォーム済み」の物件以外には基本的にありません。

ただ、リフォームの際に和室を洋室に変えてしまう大家も多く(人気がないから)、探すのは大変です。

効率的に探したいならイエプラがおすすめです。

ネットでの部屋探しで条件を記載しておくと半自動的に新着物件を紹介してもらえます。

チャット項目があり、専門スタッフに相談することもできるので「綺麗な和室物件を紹介してください」と言えばそういった物件だけをピックアップして探してくれます。

自分で探すと手間がかかることでも、細かい条件を伝えることができるため有用性が高いです。

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