5月に入居するなら物件探しはいつからすべき?GWは避けるべき?

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ゴールデンウィークの時期である5月に引っ越しを考えている人は多いと思います。

物件を押さえて理想通りに引っ越しできればいいですが、ゆっくりしていると希望時期までに部屋が決まらないことも。

今回は5月に入居するなら物件探しはいつからすべきなのか、部屋探しから入居までにどのぐらいかかのかについて紹介していきます!

5月に入居するなら物件探しはいつからすべき?

5月に入居を考えているのであれば部屋探しは4月の上旬~中旬ぐらいに始められるのが理想です。

入居希望時期即入居可物件退去予定物件
GW中4月上旬~中旬3月下旬~4月上旬
GW直後4月中旬~下旬4月上旬~中旬
5月下旬4月下旬~5月上旬4月中旬~下旬
※スクロールできます

入居したい日の約1ヶ月前から部屋探しを始めるとある程度余裕を持って引っ越しが行えます。

4月~5月にはゴールデンウィークが含まれており、不動産は営業していても管理会社がお休みになって審査が進まないこともあります。

『ゴールデンウィークには引っ越しを終えたい』のであれば長期休暇が入る前までに審査を通過し、管理会社から不動産に鍵が渡されている状態でなければなりません。

不動産の繁忙期は1月~3月で、混雑するのは4月の上旬頃までとなっていて、それ以降はだんだんと減ってきます。

3月末に退去した物件は4月上旬頃に「即入居可」物件として掲載されるので、こういった物件を狙いつつ部屋探しを行うのが理想的です。

4月の下旬頃になってしまうと3月末に退去した条件の良い部屋はほとんど取られてしまっている状態になるので、好条件の物件を見つけたいなら4月上旬頃から始めてみましょう。

即入居可物件の場合はハウスクリーニングの時間を省くことができるので申し込みから1週間~2週間程度で入居することが可能です。

実際に計算してみるとこんな感じ。

【即入居可の場合】

入居までの工程かかる日数
物件の申し込み1日
審査期間3日~7日
初期費用の入金・確認1日
書類作成・契約1日
鍵の引き渡し・入居1日
合計日数7日~11日

審査がどのぐらいかかるのかによって変わりますが、遅くても2週間あれば入居可能です。

4月上旬~中旬に目星の部屋を見つけていれば4月下旬~5月上旬には入居が可能になります。

一方、中途半端に4月退去予定の物件を選ぶと入居が遅くなってしまいます。

退去予定の物件を狙う場合、入居までにはおよそ2週間~3週間ほどかかります。

入居までの工程かかる日数
物件の申し込み1日
審査期間3日~7日
初期費用の入金・確認1日
ハウスクリーニング退去から1週間~2週間後
書類作成・契約1日
鍵の引き渡し・入居1日
合計日数2週間~3週間

即入居可物件であればすでにハウスクリーニングを終えていますが、まだ退去していなかったり退去したばかりだと清掃作業の時間が必要になります。

同じく4月上旬~中旬に見つけたとしても実際に入居できるのはゴールデンウィーク後になってしまう可能性が高いです。

ゴールデンウィークに部屋探しをするデメリット

5月に入居したい人は「ゴールデンウィーク中に部屋を決めたい」と思っている人がかなり多いようですが、理想を言うのであればゴールデンウィーク前には物件を決めてしまいたいところです。

ゴールデンウィークに部屋探しをするのが問題になる点は多々あります。

部屋探しをする人が多くて混雑する

4月、5月はそこまで部屋探しをする人が多くありませんが、ゴールデンウィークは長期休暇となるのでこの時期に部屋探しをしたり入居しようと考える人は多くなります。

実際に不動産に行っても繁忙期と同様1人1人に時間を使って対応してもらえず部屋探しに余計時間がかかることも。

また、部屋探しをしている人が多くなると気に入った物件を見つけてもすぐに成約してしまう可能性も高くなります。

例えば4月に良い物件を見つけて「ゴールデンウィークに内見するか」と思っても、当日になったらもう入居できないことも十分考えられるというわけです。

管理会社が休みで内見できないことが多い

不動産自体はやっていても管理会社が休みだと内見することができません。

部屋探しをする人が増えるゴールデンウィークは利益につながるので不動産側としては営業したいですが、世間的には祝日なので同様に管理会社も休みで連絡が取れなくなっていることが多いです。

内見するには管理会社に許可をもらう必要があるので、部屋探しをしても申し込みまですることができないというわけです。

もちろんすべての管理会社は休みというわけではありません。

審査がストップしてしまう

管理会社が休みということは内見以外にも申し込み手続きや審査に関しても業務がストップしてしまいます。

ゴールデンウィーク直前に部屋を見つけて申し込みを行っても審査の結果はゴールデンウィーク後になってしまう可能性も高く、入居希望日からずれてしまう可能性があるというわけです。

大型連休をどう対応されるかわからないため、ゴールデンウィークまでに部屋自体は申し込んでしまったほうが何かと都合は良いです。

5月の部屋探しの特徴

5月の部屋探しについて特徴をまとめてみました。

ゴールデンウィーク後は売れ残り物件が多い

物件数は12月から一気に物件数は増え始めて不動産の繁忙期は1月~3月になっています。

4月になると部屋探しをする人は減るものの依然として高い水準を維持していますが、ゴールデンウィークを過ぎると需要も低下するので一気に物件数も少なくなってしまいます。

6月~8月が閑散期にあたるので、その直前である5月というのはどんどん募集中の物件がなくなっている時期ということです。

ゴールデンウィークにちょうど引っ越しする人が多く、その直後となると条件の良い物件はすでに取られていて売れ残り物件が多くなってしまいます。

ゴールデンウィーク後から引っ越し料金が安くなる

引っ越し業者の利用料というのは固定ではなく忙しくなる時期ほど高くなる傾向があります。

国土交通省が調査した大手引っ越し業者の引っ越し件数によると3月~4月がピークとなっています。

5月に入ると引っ越し件数が一気に減るもののゴールデンウィークの影響もあり、祝日の料金は依然として高いままです。

時期単身(荷物小)単身(荷物大)
1月47,189円64,776円
2月48,617円62,694円
3月58,168円87,643円
4月55,010円81,943円
5月50,365円66,955円
6月50,193円63,121円
7月48,053円67,773円
8月45,746円58,447円
9月49,332円59,896円
10月45,989円62,489円
11月47,022円56,935円
12月45,033円64,202円

ゴールデンウィーク後はかなり安くなるので、引っ越しを狙うならゴールデンウィークを避けるようにしましょう。

4月に部屋探しを始めてゴールデンウィークまでに入居日を確定させて、その次の週に引っ越しをすれば引っ越し料金を抑えることができます。

家賃交渉がしやすい

家賃交渉

繁忙期は不動産業界にとっても大家にとっても一番期待している時期です。

家賃を高めに設定しても需要が高いので入居者が集まりますが、繁忙期を過ぎてしまうと向こう1年間入居者が決まらない可能性があります。

つまり3月下旬~4月まで入居者が決まっていない物件は家賃収入を得られず、固定費で赤字になる可能性があるので多少の家賃交渉には応じてくれる可能性が高くなります。

家賃の交渉以外にも設備交渉も可能なので積極的に交渉を持ち掛けるとより条件の良い物件に住むことができます。

家賃交渉に成功した100人の交渉術を紹介しているので参考にしてみてください。

5月中に入居する場合のコツ

5月には大型連休が含まれているので少し工夫をして部屋探しをすべきです。

ゴールデンウィーク前までに部屋を確保する

ゴールデンウィークに部屋探しをしても同じように部屋探しをしている人が多い反面管理会社が休みになっていてうまく部屋探しが進められないのでおすすめできません。

4月中には物件に目星をつけ、できることなら申し込みや審査を済ませてしまいましょう。

審査までこぎつけられればゴールデンウィークが休みでも連休明けに引っ越すことができるのでおすすめです。

ゴールデンウィークは引っ越し業者の料金が高くなってしまい、予約も取りづらいので避けたほうが良いでしょう。

4月上旬に退去される物件を狙う

4月上旬退去の物件はちょうど5月頃に入居が可能になります。

退去予定になっている物件は好条件の部屋も多いので5月に入居を考えているなら実際に住むかどうかは別として一度検索してみることをおすすめします。

意外と4月上旬でも良い感じの物件が残っているのでねらい目です。

4月上旬に申し込みをしてしまうと入居までかなり期間が空いてしまって断られるか不安に感じられますが、退去予定物件はハウスクリーニング等で時間がかかるので最短でも4月下旬以降の入居となります。

梅雨に入る前に引っ越す

梅雨は例年5月末~7月初旬・中旬となっており、引っ越しの際に雨が降っているとかなり面倒になるので早めに引っ越すことを心がけましょう。

2023年の梅雨入り予想は6月初旬となるため5月中であれば問題ありませんが、念のため5月中旬ぐらいに引っ越せると理想です。

積極的に家賃交渉を持ち掛ける

需要が低下しているので繁忙期過ぎの物件に対しては家賃交渉を積極的に持ち掛けるようにしましょう。

世間一般で可能だと言われている家賃交渉可能額は1,000~5,000円ほどで一人暮らし用物件であれば3,000円前後までが現実的です。

だいたい家賃額の5%が相場となっているようです。

家賃の交渉ができることは知っていても「どう言えばいいのかわからない」という人や「交渉を持ち掛けることに気が引ける」という人も多いので具体的な言い方についてテンプレートを作ってみました。

◇例「この物件すごく気に入ってるんですけど、条件より2,000円ほど家賃が高いんですよね。どうしようなかなぁ・・・。あの、家賃交渉していただくことってできませんか?」

◇例「この物件の申し込みしたいんですけど、希望する条件より少し家賃が高いので2,000円ほど家賃を下げられないか交渉していただけませんか?」

コツは「家賃交渉ができたら即決する・契約する」という意思を示すことと、あくまでお願いベースで打診することです。

営業マンとしても家賃交渉が成立すれば契約してくれる客ならなんとか頑張ってみようと思いますし、上から目線でただ「この物件の家賃さげてほしい」と言われるよりも丁寧にお願いされたほうがなんとかしようという気になります。

結局は人と人とのやり取りとなるので、営業マンをどれだけやる気にさせられるかが重要です。

内見時に前の入居者が何年住んだのか聞いておく

引っ越しは3月や4月が最も多く、それ以外の月でも同棲だったり逆にルームシェアの解消等の理由で引っ越す人はいます。

ただ5月というのは引っ越し時期としてはかなり中途半端です。

3月末退去なら「ちょうど進学や就職がきっかけなんだろうな」と予想できますが5月となると「部屋に不満をかかえて退去したのではないか」という一抹の不安もあります。

内見時に営業マンに前の入居者がどのぐらい住んでいたのかを聞くことで部屋に問題があるのかどうか推測することができます。

例えば数か月で退去したなら部屋に問題点がありますが、1年や2年といった区切りで退去したのであれば更新日をきっかけに引っ越したことがわかります。

効率的に部屋探しができるサイト

部屋探しを効率的に行うには「取扱物件数」と「情報の新しさ」に注目してください。

店舗に行くと物件情報が早いですが取扱物件数が少なくて、ネットで探すと情報が古い場合が多く、すでに成約済みの場合が多いです。

とにかく早くというのであれば取りあえず住みたい駅の最寄りの不動産に行くのが手っ取り早いですが、良い条件の部屋は見つかりにくいのは覚悟しましょう。

おすすめの不動産サイトはイエプラ。

イエプラ公式

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.1)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上(市場の8割)
仲介手数料基本無料
利用料金無料
会員登録不要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは自分で物件を探すのではなく、LINE上で賃貸専門スタッフに物件を探してもらうサービスです。

簡単に言えば家にいながら店舗で探してもらうスピード感で部屋探しができるサイトです。

細かい条件も「家賃6万円以下でキッチンの広めな部屋を探してほしい」と伝えることができます。

URLを送るだけで空室確認ができたり、気になる点は顔を合わせずに質問できたり、家賃や設備交渉も行えるので有用性が高くておすすめです。

2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる神サービスとなっています。

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まとめ

  • 5月に入居したいなら物件探しは1ヶ月前の4月上旬頃から始めるのがベスト
  • ゴールデンウィークは管理会社が休みで内見ができないことが多い
  • 5月の引っ越し料金は安いがゴールデンウィークは高いので避けるべき
  • ゴールデンウィーク前までに部屋に目星をつけて申し込みをしておこう

5月は大型連休がある関係上、思い通りに部屋探しが進まない可能性があります。

のんびりと「ゴールデンウィークに部屋探しをすればいいか」と考えていると部屋数も一気に少なくなるので4月で決めるようにするのがおすすめです。

また、引っ越し業者料金もゴールデンウィークは高いので次の週にずらすなどの工夫をすることで予約も取りやすく、安く引っ越しできます。

6月に入居する物件探しの最適な時期!いつから始めるのがベスト?