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当然、部屋のどこからか嫌な臭いがしてきたり、外から帰ってくると部屋がなんか臭い・・・なんてことになっていませんか?
僕も何度かこういった経験があり、臭いの発生源を探したことがありますが特定することがわかりにくいことも多いようです。
今回はどこから臭いが発生しているかわからない意外な発生源とその対策についてまとめてみましたので部屋の臭いが現在気になっている方はご覧ください!
普通に臭いだけならともかく硫黄臭など変わった臭いがする場合は硫化水素が発生しているので注意してください。
目次
悪臭が漂う発生源と対策方法
一人暮らしの場合そこまで部屋が広いわけではないですし、臭いの発生源はいくつかに絞られます。
ゴミ箱
一番可能性が高いのがゴミ箱です。
特に生ごみは水分が豊富に含まれているため、放置していると雑菌が繁殖してよりニオイが強烈になります。
ゴミ袋に何も入っていなくとも、ごみ箱自体から臭いが発生している場合があります。
これはゴミの臭いがゴミ箱に溶け込んでしまったせいです。
僕の場合はゴミ袋の下の方が破けていて、液体がゴミ箱に漏れ出していました。
【対策】ゴミ箱を石鹸で洗い、シャワーで流してベランダで乾くまで干す
ゴミ箱を石鹸で洗った後、少し時間を置いてから流すと臭いは取れます。ゴミ袋を変えただけじゃゴミ箱に染み付いた臭いは取れないのでお風呂場で洗うことをおすすめします。
分別できるゴミ箱があると捗るのでおすすめ。
キッチンが狭いならいっそのことゴミ箱は持たないほうが良いかもしれません。悪臭になって処理が面倒になるので。
キッチンの排水溝
排水溝はニオイ汚れの原因になりやすいため、定期的に掃除をしておかないと部屋全体まで臭くなる可能性があります。
『硫黄臭』『生臭い』といった表現しにくいニオイが発生している場合は排水溝の可能性が高いです。
家を発つ前に部屋を硫黄の匂いそのものにした原因探ったら台所の排水口だと判明
— カツオ (@bonito_apth) February 16, 2015
排水溝は菅からの臭いが逆流しないように常に一定の水でフタがされていますが、こちら側の配管にヘドロが溜まると臭いを止めることができないのでキッチン全体が臭くなります。
【対策】パイプユニッシュ等を使用する。
築年数が古い場合はその建物の排水管が古くなっている可能性があるので、管理会社に一度電話してみる
見た目キレイに見えても中はヘドロのようになっていて悪臭を放っている可能性大です。
キッチン周りが臭いという場合は第一に排水管を疑うべき。
三角コーナーの生ごみから臭いが発生している場合もあるので、生ごみはすぐに処分するように心掛けましょう。
特に卵の殻は1日置いておくだけでもヒドイ臭いになるので注意。生ごみは納豆臭さを放つことがあります。
お風呂場
お風呂場というのはどうしても水分が残ってしまって黒カビやピンクカビが発生しやすくなってしまいます。
シャワーを浴びるのも1日1回程度なので水が循環せずに臭くなることはよくあります。
また、お風呂場も配管が通っているのでその排水溝からキッチン同様硫黄のような臭いが立ち込めてくることも。
【対策】排水溝にはパイプユニッシュ、浴室全体は洗剤を使って洗う
通常の清掃程度で臭いを除去することは基本的にできますが、それでも改善が見られないようなら配管自体に問題がある可能性が高いので管理会社に連絡しましょう。
新しく買った家具やダンボール
新しく家具を購入したときに大きなダンボールで部屋に届くことがありますが、ダンボールには糊や補強材として使用される『スターチ』というでんぷんによってニオイが発生していることがあります。
『ダンボールが臭い』と感じる場合はこれが原因であり、海外から輸入したものはダンボール自体が腐敗していることもあります。
また、新品の家具は塗料が塗られているため強烈なニオイが発生していることもあり、なかなかニオイが取れません。
家具にも同様に接着剤が使用されていたり、化学物質により独特なニオイがあります。
ダンボールはなるべくすぐに捨てるようにして、頻繁に換気を行うことで家具に染みついてしまったニオイを緩和させることができます。
また、木材は天日干しすることでニオイの原因をいち早く取り除くことが可能なので、最初は窓際に置いておくと良いでしょう。
洗濯物
生乾きのような臭いがする場合は洗濯物自体に原因があると言えます。
基本的に部屋干しだったり、洗濯機のカビが臭いを発生させています。
【対策】ベランダに洗濯物を干すようにする。洗濯用カビキラーで洗濯機のカビを取る
一度菌が繁殖してしまうと洗ってもすぐに菌が繁殖しやすいので煮沸消毒すると効果的です。
ただ、洗濯物によっては煮沸出来ない場合もあるのでその辺は注意が必要です。
面倒だったら近くのコインランドリーで乾燥機にかけてください。乾燥機にかけると菌は全て消滅するのでおすすめ。
食べ物
焼肉やたこ焼き、鍋などの臭いの強いものを部屋で行うと、カーペットやカーテン、布団にその臭いが染み付いてしまいます。
【対策】洗濯する・もしくは部屋を換気してファブリーズなどを布に使用する
1~2日経つと取れます。よく換気することが大切。
逆に換気を行わないでいるとその臭いが部屋のあらゆる場所に染み込んで取れなくなるので注意してください。
お酒
宅飲みなどをしていると部屋全体が臭く感じられることがありますが、これはお酒に含まれるエタノールとアセトアルデヒドが原因です。
通常、アルコールは体内で分解されていきますが、許容量を超えると代謝が弱まるため呼気に含まれるアルコール濃度も高くなります。
会話をしているときに放出される『呼気』が原因となり、部屋全体がお酒臭くなるというわけです。
【対策】数時間の換気
人が集まった後は変な臭いが部屋に充満しているのでそのままにしておくと布に臭いが染み付くので注意してください。数時間換気するとなくなります。
お酒の缶・ビンは早めに袋にいれてください。
湿度が高い
湿度が高くなるとニオイ分子が水蒸気とともに部屋の茎中にとどまりやすくなるため『臭い』『嫌なニオイがする』と感じやすいです。
そもそも臭いというのは水分がなければ発生しません。
湿度が低ければ臭いは感じにくく、逆に湿度が高いとちょっとした臭いも空気中に滞留するので感知しやすくなります。
ただし、湿度が高くてもニオイの原因そのものがなければクサいとは感じないため、原因自体は他の部分にあると考えて良いでしょう。
【対策】なるべく窓を開けておき、部屋を換気する。もしくは除湿器を使用する
クローゼットやタンス
1階で日当たりが悪い物件にありがちな臭い。おばあちゃん家のようなお香のようななんとも言えない臭いがしたらクローゼット、もしくはタンスを疑ってください。
原因は先ほどと同じ湿度ですが、使用されている木材やほこりによって独特の臭いになってしまいます。
【対策】換気してなるべくクローゼットやタンスは開けておくようにする
密閉された空間は湿度がこもりやすいので、どうしようもない場合は除湿剤を入れておくだけで対策できます。
靴やシューズボックス
人間の汗や皮脂汚れがつきやすい靴は雑菌が繁殖しやすく、多数の靴を収納するシューズボックスは閉め切り状態となるためニオイが発生しやすい場所の1つです。
シューズボックスは閉まっていることが多いため、意識していないと湿気がこもりやすいので注意が必要です。
靴を複数持っている場合は『銀スプレー』など消臭スプレーを必ず1本は持っておき、1日履いた靴にはスプレーを施したほうが良いでしょう。
また、定期的にベランダなどで日に当てることで内部までしっかりと乾燥させることができます。
『同じ靴をずっと履き続けずに休ませる』といった方法もニオイの発生を防ぐことができるのでおすすめです。
トイレ
トイレの場合は扉があるので部屋にまで臭いがくることはありませんが、トイレ周辺が臭いという方は原因になっている可能性があります。
あまりトイレを掃除していなかったり、使用済みの生理用品をそのままにしておくといつまでも臭いが発生し続けてしまうので注意が必要です。
【対策】トイレを掃除する。生理用品等は片づける
トイレは見えない部分が汚れている可能性があります。飛び散り等で一見キレイに見える床でも雑菌まみれということもあるのでアルコール除菌をする必要があります。
また、トイレマットや座る部分のクッションもめちゃくちゃ臭くなるので1週間~2週間に1回は洗濯しないとひどいことになります。これも意外と気付かない部分です。
毛布や布団
毎日使う毛布や布団は面積も大きく、身体に密着するものなので汗や皮脂などがつきやすいものです。
人間は寝ている間に汗をかくので知らず知らずのうちに臭くなっている可能性もあります。
布団の場合は下に敷いたマットレスがカビている可能性もあります。
【対策】定期的に洗濯や外に干す
洗えるものは定期的に洗濯すべきです。
自宅の洗濯機に入らないようならコインランドリーを利用しましょう。コインランドリーの乾燥機は滅菌作用もあるので臭くなってしまった衣類なんかにも効果的です。
一人暮らしだと面倒なので干すこと自体やらない人が多いですが、臭いの原因になるので最低でも1ヶ月に1回は干しましょう。
空気清浄機やエアコン
夏場に部屋全体に酸っぱいニオイを感じたり、ホコリっぽさを感じるようならエアコンのカビが原因です。
夏場のエアコンは冷気を部屋に送り込むために結露しやすく、それによって内部でカビが大量繁殖します。
カビに含まれる悪臭成分のジオスミンやメチルイソボルネオールは多く蓄積すると『放置した雑巾の臭い』『酸っぱい腐敗臭』を放つようになります。
- 消す前に数分間『送風』を行う
- 暖房(最高温度)で約1時間ほどつけておく
- 冷房(最低温度)で約1時間ほどつけておく
暖房の場合、内部は暖められた状態となるため冬場にカビ臭さは感じませんが、夏場は結露してしまいます。
対処法は窓を開けて送風で内部をさせたり、暖房をつけて同じく内部の乾燥を行うことでカビを死滅させることが可能です。
ベランダ(外から)
臭いの対策としては換気がかなり大切になってきますが、たまに外からくる臭いのせいで部屋がへんな臭いになることがあります。
隣人の料理の匂い程度なら臭くはないし、お腹が空くぐらいなのでまだマシですが隣人の部屋が臭くてベランダを開けた状態にしている時に換気をしているとその臭いがなだれ込んでくれることもあります。
以前僕が住んでいた物件がまさにこれで隣人はゴミを溜める性質だったためかどうかわかりませんが部屋の前を通ると臭くて異臭レベルでした。
【対策】空気清浄機を利用する。管理会社に連絡
これに関しては自分ではどうすることもできないので、換気のタイミングを変えたり空気清浄機で循環されるぐらいしかありません。
あまりにもひどいようであれば管理会社に連絡して注意をしてもらうというのもありだと思います。
自分
どこが臭いのかわからないけどなぜかずっと部屋が臭い・・・こんな場合はもしかしたらあなた自身が臭いの発生源かもしれません。
人の体臭は本来自分自身では気付きにくいものですが、自分の汗や皮脂汚れ等が原因で部屋が臭くなっている可能性があります。
【対策】食生活の改善(肉ばかり取ると臭くなる)、お風呂に入る、体質改善(運動する)
臭いの原因がわからない場合は消臭スプレーを使おう
部屋のニオイは少なからず自分自身の体臭が影響するため、人の家に遊びに行った際には独特の香りがするものです。
通常、自分のニオイは気付きにくいものですが、外出先から帰宅したときに「部屋全体がなんかくさい」と感じるようなら自分自身の体臭が原因になっていることを考えましょう。
- しっかりとお風呂に入って汚れを落とす
- 運動をして汗をかいて毒素を排出する
- 飲酒・喫煙を控える
- 抗酸化作用のある食品を摂取する(食事を見直す)
体臭改善は一朝一夕では行えないものの、習慣的に意識をしておくことで嫌なニオイを緩和することは可能です。
換気が面倒なら給気口の使用がおすすめ
換気することで部屋にこもる嫌な臭いを緩和することができますし、嫌な臭いが発生した時に部屋の衣類等に臭いを染み込ませない効果もあります。
ただ、定期的な換気は結構面倒で良いと思っても気付いたら換気せずにいることは多いと思います。
そこでおすすめなのが部屋に設置されている給気口を開けておくことです。
使用用途がわからず使っていない人も多いと思いますが、給気口というのは部屋の換気を補助する役目があります。
窓の開閉をしなくても外からの自然な空気と取り込むことができるので超便利です。
実際僕も給気口を開けるようにしてから地味に嫌な臭いがしていたものがかなり緩和されました。
換気扇と組み合わせることで室内の空気を外に出す作用と取り込む作用を同時に行えるのでおすすめです。
まとめ
- 夏場部屋が臭く感じられるようならエアコンカビを疑おう
- 水回りが臭いのであれば『ゴミ箱』『排水溝』が原因となっている可能性が高い
- 買ったばかりの家具は化学物質のせいでニオイがきついことをがある
- 自分自身が原因となっていることもあるため体臭改善を意識しよう
ずっとその部屋で生活していると例え少し臭くても慣れてしまって気付かなくなってしまいます。友人や恋人を呼んだときに異臭がしても自分ではわからないのでたちが悪いです。
臭いというのは何かしらの菌が発生している可能性があるので原因を取り除くには掃除が一番です。週に1回でもいいので掃除機をかける癖をつけると臭いの原因を排除しやすいです。
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