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ベランダやバルコニーがなければ洗濯物を外に干すことはできませんが、注意深く見る部分でもないので内見時に見逃してしまうこともあります。
今回はベランダがない賃貸物件の洗濯物の干し方について解説していきます!
目次
ベランダとバルコニーの違い
ベランダとバルコニーは似ているようで微妙に意味合いが異なります。
ベランダとは、建物の外に張り出した屋根付きのところのこと。 広さにもよるが、屋根があるため、雨の日でも洗濯物を干すことができる。 バルコニーとは、2階以上の室外に張り出した屋根のない手すり付きのところのこと。 下階の屋根部分を利用したものは、「ルーフバルコニー」と呼ぶ。
参照元:違いがわかる辞典
つまり、ベランダは屋根が付いていてバルコニーは屋根がない2階以上の物件ということです。
ベランダ
屋根が付いているのでこの画像はベランダということになります。
バルコニー
こっちは屋根がないのでバルコニーです。
一階に住んでいる場合はバルコニーと書かれている物件が多いですね。
部屋ごとに仕切られていないこともあります。
ちなみに、以前僕が住んでいた部屋は一階アパートのバルコニーで、仕切りは全く付いていないタイプでした。
しかも外からも普通に入ってこられる仕様だったので、防犯面はがばがばでした。
続いてベランダとバルコニーそれぞれの住み心地について僕の感想を述べていきます。
バルコニー物件の住み心地
僕が住んでいたのは1階のアパートでした。
バルコニーは屋根がないので雨が少しでも振ってきたら一瞬で洗濯物がずぶ濡れになります。
ベランダだと風が強くなければある程度の時間は大丈夫ですが、バルコニーは雨をしのぐことができないので降ってきたら洗濯し直さないといけないのがかなり面倒。
例えば少し外出して突然雨が降ってきた時なんかはその時点で洗濯し直さなくてはなりません。
僕の住んでいた物件は仕切りすら簡易的なものだったので晴れ晴れとした陽気でも、風で洗濯物が飛ばされることが結構ありした。
道路に落ちていたこともあります。
ちゃんと囲いがあるベランダなら飛ばされるってことは滅多にありませんがバルコニーだとこういうことは多々あるので飛ばされないように洗濯ばさみなどを毎回使わないと服がどんどん無くなっていきます。
また、1階のこういうアパートは防犯性がかなり低いです。
道路から簡単に入ってこられますし、外から丸見えってのも問題。
2階なら逆に入る足場がなくなるので防犯性は高いです。
ベランダ物件の住み心地
最初の物件はベランダが付いていました。
この時は2階。
ベランダだと雨が降っても多少の時間は洗濯物が持つので、もう一回洗わなくてはならないという状況になりにくいです。もちろん豪雨の場合や暴風雨ではダメですが。
それとバルコニーのように洗濯物がどこまでも飛ばされるということがないので、飛ばされたとしても大抵はベランダ内に落ちています。
あとは、喫煙者なんかだと仕切りがあって屋根のあるベランダタイプの方が良いでしょうね。
住んでいて不便に感じることはほとんどありませんでした。
もちろんベランダタイプと言っても物件によって屋根の広さが違うので少しの雨ですぐに洗濯物が濡れてしまうこともあり得ますし、逆にささいな雨なら平気ってこともあるのでこれは物件次第。
屋根があることは意外とありがたかったです。
ベランダ&バルコニーがない賃貸物件の洗濯物の干し方
通常の賃貸物件であればそこまで深く考えずに晴れた日に外に干せばいいですし、休日に布団を干すこともできますがベランダのない物件だと洗濯するにあたって工夫する必要があります。
外に干したいなら物干しラックを使う
ベランダのない物件の多くは物干しフック自体がついておらず物干し竿をかけることができません。
2階以上の物件だと外に干すこと自体できませんが、1階に住んでいる場合は物干しラックを活用することによって一時的に洗濯物を外に干すことができます。
折り畳み式のものを購入しておけば使わないときは部屋の隅に置いても邪魔になりませんし、晴れた日に布団をかけて窓付近に置くだけで布団を干すこともできます。
物干しラックはベランダがついていない賃貸では必須級のアイテムです。
窓を開けて網戸状態にして窓際にラックを置けばほとんど外干し状態と変わりません。
あるだけで洗濯物を干すのも楽になりますし、洗濯物で部屋がごちゃごちゃしないので購入しておいて損はないでしょう。
こまめに洗濯して部屋干しをする
一番良いのは一日一回洗濯するようにして、その洗濯物を部屋干しすることです。
一人暮らしは大抵2~3日に一度、洗濯物が溜まったら洗濯する人が多いですが、外に干したくない場合はそれをやると確実に部屋干しの臭いになったり、乾くのが遅いです。
窓付近に簡易的な物干しラックを設置して、洗濯物を干す時はカーテンを開けて(できれば窓も)干すことで外干しとそれほど変わらない状況を作り出すことができます。
物干しラックは使わない時に畳んで置けるタイプのものを選ぶようにしましょう。
折りたたみ式のラックなら使わない時はスペースを取らずにおいて置けるので便利です。僕はベランダ付の物件で物干し竿を乗せる場所がなかったため外に置いてました。
ちなみに一度に大量の洗濯物を行ってしまうとうまく洗濯できなかったり、乾きにくくて部屋干しの嫌な臭いになりがちなので注意。
部屋干しで大量の洗濯物は厳禁です。
部屋干しを主にするのであれば除湿器を購入したり、サーキュレーターは持っておきたいアイテムです。
コインランドリーの乾燥機を使う
部屋干しの臭いになるのがどうしても嫌だったり、部屋に洗濯物を干すのは大変ですし、抵抗がある人はコインランドリーを利用するのも手です。
乾燥機だと1回あたり300円ほどかかりますが、温度が高いので滅菌されて嫌な臭いになることもなく、30分ほどで乾くのはコインランドリーならではの良さです。
節約するために洗濯物を1週間ぐらいまとめて、週末とかにまとめて持っていくという感じで利用すれば1か月1,500円ほどで済みます。
洗濯機すら購入せずにコインランドリーで洗濯と乾燥を行ってしまうような使い方をしている人もいます。
ただ、このやり方はお金がかかる上に近くにコインランドリーがないとかなり面倒なのでコスパや時間効率を考えると微妙な方法なのかも。
浴室乾燥機で干す
ベランダがついていない物件やベランダに物干し竿を設置するスペースがない物件に多いのが浴室乾燥機付き。
僕も今住んでいる物件がベランダはあるけど物干し竿をかけるためのフックがついていなくて、どうしようか困っていましたが実は浴室乾燥機がついていました。
浴室乾燥機があれば2時間程度で乾かすことができます。
ただ、そこまでスペースが広くないのでこまめに洗濯しないと量を干すことができない点と、そもそも浴室乾燥機付き物件じゃないと使えないので注意してください。
また、浴室乾燥機は結構電気代がかかるので(エアコンをつけるのと同じようなシステム)頻繁に使っていると電気料金が高くなってしまいます。
それでもコインランドリーを毎回使うよりは安いです。
カーテンレールに干す(おすすめはできない)
わざわざ物干しラックを購入するのが面倒だったり、浴室乾燥機もないしコインランドリーも近くにない時はカーテンレールに干すというのも1つの手。
一人暮らしでは結構やりがちな部屋干し方法ですが、正直個人的にはあまりおすすめしません。
僕も以前雨の日とかはカーテンレールにハンガーをかけて干していたことがありますが、大量に干しすぎてレールが曲がってしまいました。
壊れてしまった場合、退去時にカーテンレール代を請求される羽目になります。
もしやるなら”なるべく少ない量”を干すようにしてください。それとカーテンに触れていると乾きにくく部屋干し臭くなりやすいのでカーテンは空けておくべき。
エアコンを併用する
冬場であればエアコンの暖房を使うことで部屋干しでも早く乾かすことができます。
エアコンに取り付けられる”エアコンハンガー”というものを使えばエアコンの風を直で当てることができるので浴室乾燥機のように素早く乾かすことができます。
1年中できる技ではありませんし、エアコンにかけられる洗濯物の量はそこまで多くありませんが冬場であれば乾燥も防げて乾かすことができるので一石二鳥です。
まとめ
- ベランダがなくても工夫次第で洗濯物を乾かすことは可能
- ベランダがないなら物干しラックを1つ持っておくのがおすすめ
- 外に干すことはできないが窓を開けて窓際に物干しラックを置いて干すと外干しとほとんど変わらない
ベランダがないというのは洗濯物を外に干すことが難しくなってしまうのは難点ですが、一人暮らしレベルの洗濯物量であれば部屋干しでも十分乾きますし、工夫次第で快適に過ごすことはできます。
あったほうが良いのは間違いありませんが、ベランダなし物件に住んだ場合は参考にしてみてください。
条件に合う物件を効率的に探すには
ベランダやバルコニーのない物件は家賃も抑えられて、洗濯物を干す手段さえ考えられればお得な物件です。
スーモやホームズでは『ベランダのない物件』などネガティブな検索はできないため、家賃の安さ優先で探すのであれば細かい条件指定が行えるイエプラがおすすめです。
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