賃貸アパートでカビだらけだと退去費用はいくらかかる?6年以上住むと安くなる?

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湿度の高い物件や日当たりの悪い部屋というのは、普通に過ごしていてもカビが生えてしまいやすい環境です。

「カビだらけだから引っ越したい」と思っても、そのカビの費用は負担しなければならないのか、それとも大家が費用を持ってくれるのかも気になるところ。

今回は賃貸アパートでカビだらけになってしまった場合、退去費用はいくらかかるのか紹介していきます!

賃貸アパートでカビだらけだと退去費用はいくらかかる?

賃貸アパートにカビが生えてしまったときの退去費用は、それほどひどくない場合だと基本的なハウスクリーニング費用のみで済みます。

全体的なハウスクリーニング費用の相場は単身者向け間取り(ワンルームや1K)で約3.2万円ほどかかります。

ハウスクリーニングの内容はキッチンやトイレ、浴室等に水割りの洗浄消毒やフローリングのワックスがけ、エアコンの内部洗浄等が含まれます。

つまり、ちょっとしたカビ程度であればこの基本的なハウスクリーニング費用のみで収まるというわけです。

部屋全体がカビだらけの退去費用

アパートの部屋全体がカビだらけで通常の清掃では賄えない状態だとさらに専門的な清掃が必要になります。

清掃カ所ごとの相場費用をまとめてみました。

場所費用相場
浴室のカビ・水垢5,000円~20,000円
シンクのカビ・油汚れ10,000円~20,000円
トイレのカビ・水垢5,000円~10,000円
窓サッシのカビ・汚れ10,000円~20,000円
壁紙のカビ・汚れ900~1,200円/㎡
エアコンのカビ・汚れ10,000円~13,000円
合計40,000円~83,000円+a

カビがひどい場合の退去費用相場は基本クリーニング費用とは別に4.0万円~8.3万円+aほどかかります。

ものによっては経年劣化によって6年住めば価値が1円にまで落ちるため、住んでいる期間によって費用が異なるため+aと表記しています。

設備耐用年数
フローリング考慮されない
壁紙(クロス)6年で1円
畳表考慮されない
畳床6年で1円
カーペットやクッションフロア6年で1円
障子やふすま考慮されない
流し台5年
エアコン6年
インターホン6年
タンスや戸棚8年
便器や洗面台等15年
【住居期間2年・4年・6年】の退去費用相場!敷金なしは出るとき高くなる?

壁紙(クロス)のカビ

カビが生えやすい壁紙は経年劣化によって住居期間が長くなればなるほど価値が下がるため、6年以上住んでいるなら負担割合は実質0円です。

6畳の部屋(クロス代:48,000円)を例に経過年数ごとの支払い費用を一覧にしてみました。

住居期間退去費用
1年約39,840円
2年約32,160円
3年約24,000円
4年約15,840円
5年約5,740円
6年以上1円

2年住めば元値の半額、4年で3分の1ほど。

長く住んでいるほど単体の負担額は減りますが、相対的にカビ以外の劣化箇所の増えたり、他の傷も増えるため総合的な退去費用が安くなるわけではありません。

ただし、カビによる腐食が石膏ボードまで及んでいると交換費用として1枚あたり3,000円前後かかることがあります。

クローゼットのカビ

クローゼットに発生するカビは『壁紙』『フローリング部分』『棚部分』などがあります。

壁紙、棚は経年劣化の対象となりますが、フローリングは考慮されません。

フローリングクッションフロアフロアタイルカーペット
1畳あたり約2~5万円約1~4万円約3~6万円約0.8~1万円
全面(6畳)約6~14万円約4~5.5万円約5~6.3万円約4.5~6.5万円
1㎡約0.5~0.7万円約0.3~0.5万円約0.5万円約0.2~0.5万円

参考:リショップナビ不動産の長谷川行政書士

1㎡あたり5,000円~7,000円ほど。

クッションフロア、フロアタイル、カーペットは壁紙と同じ『6年で残存価値1円』となるため長く住んでいるなら負担する必要はありません。

もともと日当たりの悪いお部屋で、通常の使用方法でカビが発生してしまった場合は建物の問題となるため、カビが発生しても負担する必要はありません。

浴室のカビ

お風呂場のカビは程度によりますが、黒カビ、ピンクカビが発生しやすい部分です。

多少のカビであれば基本クリーニング費用内で清掃を行うため、費用がかかることはありません。

ただし、カビの程度がひどい場合には特殊な清掃作業が必要となるため退去費用としてプラスされる可能性があります。

浴室のカビ清掃の相場は5,000円~20,000円ほど。

10年や20年など長く住んでいる場合は住居期間を考慮してくれて費用を取らないことも良くあるようです。

窓の結露による周辺のカビ

内側と外側の温度差による結露はどの物件でも発生してしまうため、カビや劣化がひどい場合は入居者が負担しなければなりません。

カビ取りによる薬剤の使用で1㎡あたり2,000円~3,000円ほど、相場では10,000円~20,000円ほどになることが多いです。

結露を放置しているとカビだけではなくフローリングが劣化したり、窓の開閉にも影響を及ぼす可能性があります。

断熱性の低い窓をあえて採用しているなど構造上の問題が原因となる場合には大家さんが負担することになります。

小規模なカビや汚れであればハウスクリーニング内で収まることも多く、別途請求される場合はカビ胞子を長期間放置して範囲が広がった場合に限られます。

カビ汚れは入居者負担

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」には結露を放置したことで拡大したカビ、シミ(賃貸人に通知もせず、かつ、拭き取るなどの手入れを怠り、壁等を腐食させた場合等はすべて賃借人(入居者)の負担としているようです。

カビの原因が建物にあったとしてもカビ発生に対して一切対策を講じなければ、入居者がその補修費用を負担するという取り決めとなっています。

もちろんすべてが入居者負担というわけではなく、項目によっては大家負担のものも多々存在します。

具体的な例を見ていきます。

項目大家負担
床(畳やフローリング)・畳の裏返し・表替え
・家具設置による床の凹み・設置跡
・日光や結露による変色・色落ち
・ワックスがけ
壁や天井のクロス等・テレビ・冷蔵庫等の背面の黒ずみ
・ポスターや絵画の跡
・画鋲・ピン等の穴
・エアコン
・クロス(壁紙)の変色
建具や柱・網戸の張替え
・地震で破損したガラス
・熱割れなどによるガラスの傷や破裂
設備等・全体のハウスクリーニング
・エアコンの内部洗浄
・消毒(台所・トイレ)
・浴槽・風呂釜等の取り換え
・鍵の取り換え
・機器の故障等

住んでいて絶対に傷ついてしまうもの、劣化してしまうものは大家側の負担となるのでその心配をする必要はありません。

例えば建物の構造上絶対にカビが生えるような状態だったり、断熱材が不十分によってカビが生えてしまうのは大家負担ということです。

項目入居者負担
床(畳やフローリング)・飲み物等をこぼしたことによるシミやカビ
・冷蔵庫下のサビ跡
・引っ越し作業や模様替え時に生じた傷
・借主の不注意でできた床の色落ち(雨が吹き込む等)
壁や天井のクロス等・日常の清掃を怠ったことによる台所の油汚れ
・結露放置により拡大したカビやシミ
・クーラーからの水漏れを放置したことによる壁の腐食
・タバコ等のヤニ・臭い
・くぎ穴・ネジ穴
・天井に直接つけた照明器具の跡
・落書き等の故意によるもの
建具や柱・飼育ペットによる柱等のキズや臭い
・落書き等の故意によるもの
設備等・ガスコンロ置き場や換気扇等の油汚れ・すす
・風呂・トイレ・洗面台の水垢やカビ
・不適切な手入れや用法違反による設備の故障
・鍵の紛失または破損による取り換え
・庭に生い茂った雑草

カビが生えるのはある程度仕方ないことですが、それをそのまま放置してしまった場合は入居者の負担となるため、管理会社に連絡したり、または自分で掃除をする必要性があるということです。

賃借人にはもともと善管注意義務というものがあり、これは借りた部屋に対して細心の注意を払って使用する義務があるということです。

特別の清掃をしなければ除去できないカビ等の汚損を生じさせた場合も、賃借人は善管注意義務に違反して損害を発生させたことになると考えられるため、カビの発生=原則入居者が負担しなければならないというのが基本のルールというわけです。

逆に言えばカビが生えやすい環境で、定期的な換気をしていたにも関わらずカビが発生した場合は入居者が負担する必要はありません。

カビが争点になった裁判記録

実際に部屋を借りていてカビが争点となった裁判記録について紹介していきます。

事例事案入居者負担
事例1手入れにも問題があったとしてカビの汚れについて、賃借人にも 2 割程度の負担をすべきとした事例カーペット、壁・天井のカビの汚れによる修繕費(2 割程度)
事例2賃借人は見えるところの結露は拭いており、カビの発生に賃借人の過失はないとされた事例なし
事例3カビの発生は賃借人の手入れに問題があった結果であるが、経過年数を考慮するとクロスの貼替えに賃借人が負担すべき費用はない、との判断を示した事例天井の張替え、クロス下地の取替え、窓枠・サッシビートの取替え、玄関扉のサビによる交換(各 20%を負担)
参考:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

裁判所の判例によれば、カビを争点にした裁判ではいずれも2割程度の負担にとどまっています。

カビが発生しないように定期的に換気をしたり、結露を拭いたような証拠があれば通常の使い方をしていると判断されるため、それでもカビが発生するようなら一切責任を取る必要はなさそうです。

賃貸アパートで特にカビが生えやすい場所

カビの種類というのはとても豊富で、現時点では8万種類が全世界に生息していると言われています。

ただし、室内に生えるカビの種類はある程度限られています。

カビの種類事案主な生息場所
赤カビ水のみで繁殖可能シンク・浴槽・洗面所
黒カビホコリ等の汚れ・皮脂や石鹸カスが餌風呂場の隅・窓・洗面所・壁紙
青カビ空気中に多く浮遊している柑橘類やパンなどの食べ物やクローゼット
白カビ軽くて毒を持つこともある押入れ・クローゼット・観葉植物
緑カビ木材の劣化や腐敗を引き起こす畳や木材
黄カビ比較的乾燥に強いカビ糖分や塩分の高い食品・カメラのフィルム等

これらのカビはすべて温度や湿度に影響を受けることで繁殖しています。

カビの増殖速度を研究した論文(各種の湿度環境下における真菌類の増殖速度測定と増殖挙動モデル)によれば、湿度が90%の場合はカビの繁殖が確認され、0%~45%の条件では全くカビの成長は見られていません。

つまり、湿度が高くなりやすい物件は自然とカビも生えやすくなるというわけです。

浴室付近

お風呂場は「赤カビ(ピンクカビ)」や「黒カビ」が生えやすい場所として有名です。水回りで繁殖しやすく、垢や皮脂を養分とするカビ。

一人暮らしなら一度は経験したことがあるぐらい繁殖しやすく、赤カビは黒カビのエサになるので厄介になる前に駆除しましょう。

シャワーを浴びた後でも石鹸残りや皮脂が残っているので熱めのお湯で全体を流します。

あとは換気をよくすることも重要。

浴室のカビは水を使うことができるため『カビキラー』を使えば落とすことができます。

脱衣所やその付近

ビレッジハウス風呂場

湿度が高いので脱衣所の角近辺やマットレスの下、洗面台の下に生えやすいです。

手入れのしにくい部分なのがまた厄介なところ。

基本的には換気扇をつけていれば対策することは可能ですが、カビの生えやすい立地だと脱衣所が地獄になるので注意してください。

四隅や空気が循環しにくい場所は特に注意が必要です。

クローゼット

僕も実際に経験してしまいました。

クローゼットは空気が停滞しやすく、もともとタンスをクローゼットに工事したような造りだとその部分は木なので水分を吸ってしまい、カビが生えやすくなります。

僕の場合はクローゼット内部においておいたアタッシュケースにカビが生えてしまいました。

早めに気付いたので被害はそれほど広がりませんでしたが、気づかないうちに悲惨な状態になっている可能性もあるので、一度確かめてみましょう。

日当たり悪い部屋だとカビが生える確率も高くなるのでクローゼットはできる限り開けっ放しにしておくとある程度カビを防ぐことができます。

窓の近く

窓は結露しやすいので水分が多く、外気の影響を受けることによって湿度が高い場所と言われています。

当然窓近くにあるカーテンやフローリングは水分が多く含まれやすいため、風通しが良い場所でもカビが発生しやすいです。

窓枠ってよくカビが発生しますが、これは水分が拭き取られずにそのままの状態になっているため

窓近くのカビはどの物件でも言えることなのでこまめに拭き取ったりカーテンを開けておく等で対応するしかありません。

「いちいちふき取るのが面倒」という場合は結露防止の断熱シートを貼ることをおすすめします。

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¥661円~(税込)

貼っておけば結露を防ぐことができ、なおかつ冬場の冷気も防ぐことができるので一石二鳥。

光熱費を抑えることに繋がるため、利用しておいて損はありません。

一人暮らしの冬の寒さ対策!暖房をつけない節約方法を紹介

エアコン内部

エアコン内部は主に黒カビが発生しやすい場所です。

夏場にエアコンを使っていると内部と外部の気温差により結露が発生するため、その水滴が溜まってしまうとカビが発生・繁殖してしまいます。

他の場所とは違い、自分で清掃するのが難しいため基本的には業者に依頼するほかありません。

エアコンのカビを生えないようにするには、運転後に送風や高い温度で一定時間動かすことで内部を乾燥させることができます。

エアコンのカビは酸っぱい臭いになる原因にもなるので、自動清掃機能がついていない場合は送風を駆使しましょう。

カビは自分で除去することもできる

カビが発生してしまった場合、そのまま退去すれば清掃費用がかかる可能性があります。

ただし、カビというのは手の届かない場所以外は素人でも簡単に除去することが可能なので、清掃すれば退去費用を安くできるかもしれません。

具体的な方法を2つほど紹介します。

70%のアルコールで殺菌する

一番簡単なやり方はアルコール除菌液等でカビをふき取ることで、細胞膜が破壊され、タンパク質の溶出や変性が起こり根本からカビを滅菌してくれます。

ただし、アルコール度数にも気を付けなければなりません。

文部科学省によれば約70%の場合が最も高い殺菌力を発揮し、この濃度域より高くなっても低くなっても殺菌効果が激減すると記載されています。

アルコール度数が高すぎるとすぐに蒸発してしまうため、高い滅菌効果は得られず、逆に低くても効果自体も下がってしまうというわけです。

ちょっと厄介ですが、市販で売っているアルコール除菌シート等の度数は70%~80%程度なので問題ありません。

気になるようであれば購入する前にアルコール濃度の記載を確認しておきましょう。

有効箇所
  • 壁紙
  • 窓際のサッシ
  • 飲み物をこぼしたことによるカビ
  • トイレやシンクのカビ

カビ自体を除去しても跡が残ってしまうことがあります。

特にお風呂場の黒カビは根が深いためキレイにするのは難しいです。

そういった場合は市販で売っているカビキラーがおすすめです。

カビキラーは頑固なカビを漂白してキレイな状態にしてくれるので取れないカビに対しては有効です。

お湯をかけて死滅させる

カビは熱耐性が低く、耐熱性の強いものでも50度~82度のお湯をかけることでほとんどのカビは死滅することがわかっています。

例えば青カビの場合は60度のお湯で2分半程度、パンや餅の上に見られるコウジカビは50度で5分程度が死滅条件となっています。

アルコール除菌と比べると熱湯にさらし続けなければならない分、少し手間がかかるのが難点です。

浴槽やシンクなどお湯を一時的にためておける場所ならいいですが、壁紙等のカビに対してお湯をかけ続けることは難しいのでアルコール除菌のほうが手間がかかりません。


定期的に掃除をしていればカビだらけになることはないので、毎日じゃなくても1週間に1回とか決めて掃除するのがカビ対策としては一番です。

カビが生えたら管理会社に連絡しておこう

カビが大量に発生した場合は建物が原因(日当たりの悪さや新築、コンクリート打ちっぱなし等)となっていることもあるので、管理会社に連絡を入れておきましょう。

通知を怠って物件等に被害が生じた場合(例えば水道からの水漏れを賃貸人に知らせなかったため、階下の部屋にまで水漏れが拡大したような場合)には、損害賠償を求められる可能性もある

引用:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

通常の手入れを怠ったことによるカビの発生は入居者が負担することになりますが、建物が原因であれば大家が負担することになります。

管理会社に連絡を入れておくことで「カビが生えてしまって困っている」ことを事前に知らせることができ、カビによる清掃費用を一切負担しなくて済む可能性があるというわけです。

早期発見であれば、カビが生えないような修繕を行ってくれるかもしれません。

管理会社に一切連絡を入れずに放置してしまった場合は、たとえ建物が原因でも修繕費用を入居者が負担する羽目になるので注意しましょう。

高額請求されたら消費者生活センターに連絡する

管理会社に連絡してもぼったくり業者であれば足元を見られるため、正規の金額になるとは限りません。

明らかに高額なようであれば消費者生活センターに電話して相談してみてください。

消費者生活センター公式ページへ

運営企業独立行政法人 国民生活センター
対応エリア全国
利用料無料
消費者ホットライン188(誰もがアクセスしやすい窓口)
平日バックアップ相談03-3446-1623(相談窓口に繋がらない場合)
相談内容商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せ

消費者生活センターはこういった賃貸での退去費用に関するトラブルについて扱っているので親身になって退去費用が適正かどうか判断してくれます。

管理会社に連絡する時に交渉できなさそうなら「一度消費者生活センターに相談させていただきます」と言っても良いでしょう。

これだけで見積もりを直して適正にしてくれる可能性も高いです。

まとめ

MEMO
  • 少しのカビなら基本的なハウスクリーニング(32,000円程度)で済む
  • アパートがカビだらけだと4万円~8.3万円+a程度かかることも
  • 建物の構造によるカビの発生・繁殖は大家が負担する
  • 清掃を怠ったことによるカビの発生・繁殖は入居者が負担する
  • カビの発生による入居者負担は2割は平均(裁判記録より)
  • カビがあまりにも発生するようならすぐに管理会社に連絡を

少しのカビなら基本的なハウスクリーニングで済ませることができるので退去費用が高くなることはありませんが、部屋全体がカビだらけだと箇所ごとに専門的なカビ取りを行う必要が出てくるので費用もかさみます。

浴室付近は特にカビが生えやすいので、換気を行ったり、水を拭くようにして対策を講じましょう。

日当たりの悪さやカビがそもそも生えやすい物件というのは退去費用も大家負担になることがあるので、管理会社に連絡をしておきましょう。

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