鉄骨造のアパートとマンションで防音性はどのぐらい違うの?


鉄骨造のアパートとマンションの意味の違い-防音性はどの程度か-

最近、街の不動産屋の物件広告を見ていたのですがマンションで構造が「鉄骨造」となっている物件を発見。

さらにアパートなのに「鉄骨造」と書かれている物件も発見したのですが、この両者はいったいどこが違うでしょうか。

今回はこんな疑問を解決するために鉄骨造とはいったいなんなのか、アパートとマンションで意味合いは異なるのか、さらに防音性はどうなのかについてまとめてみました!

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アパートとマンションは明確な線引きがない

まず始めにアパートとマンションの違いはなんなのかについて簡単にご説明します。

意外と知らない人も多いのですが、実はこの2つに明確な違いは存在しません。法律的にも「○○だからアパートで○○だからマンション」という定義付けはされていません。

ただ、基本的にこの2つは建物の構造によって大きく分類されていることが多いです。

アパート マンション
木造(W造) 重量鉄骨造(S造)
軽量鉄骨造(S造) 鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)

 

アパートの軽量鉄骨造とマンションの重量鉄骨造がいわゆる物件情報に記載されている【鉄骨造】です。

ちゃんと記載している不動産も多いですが、軽量、重量と明記しない場合もあります。マンションなのかアパートなのかで判断する場合も多いですね。

これが確な線引きがないということです。

マンションに住みたい!と思っていても構造はアパートと一緒・・・なんてことにならないためにもこの分類については覚えておくと良いと思います。

鉄骨造の種類による特徴や防音性の違い

よく物件の詳細を見ると構造蘭に「鉄骨造」と書かれていることがありますが、これはいったい何なのか。

鉄骨造というのはひとまとめにした言い方で、実際は「軽量鉄骨造」「重量鉄骨造」の二つがあります。

二つの違い、詳しくは「構造別防音性まとめ」にまとめてありますが、簡単に言うと骨組みが異なっています。

軽量鉄骨造の防音性

参照元:https://www.homes.co.jp/cont/buy_kodate/buy_kodate_00422/

軽量鉄骨の法定耐用年数は19年~最大で27年と言われています。

柱や梁は比較的細い(6mm以下)ので大量の鉄骨で建物を支えています。鉄骨の本数が多いので自由に間取りを組みにくいという特徴があります。

また、骨組みが細いので背の低い建物、アパートや小規模店舗によく使用されています。高い建物を建てようとすると骨組みが重量に耐えられないのでマンションには使用されていません。

軽量鉄骨で建設する場合はコストの安さが第一になるので、床や壁に使用される材料も安くなり、結果的に防音性が低い物件ができあがってしまいます。

重量鉄骨造の防音性

参照元:http://zerohome.co.jp/concept/

重量鉄骨の法定耐用年数は34年です。軽量鉄骨よりも耐用年数が長いです。

骨組みがしっかりしていて、鉄骨も1本1本が太い(最低でも6mm以上)ため、3階以上のマンションによく使用されています。

柱や梁が太いためそれを覆う壁や床も厚くなり、軽量鉄骨に比べると防音性が高くなりますが、その分コストがかかります。つまり賃料が高くなってしまいます。

 

仲介業者の方に詳しく聞けばその物件がこのどちらかなのかはわかると思いますが、アパートで鉄骨造と書かれている場合は軽量鉄骨、マンションの場合は重量鉄骨と考えておけば良いでしょう。

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鉄骨造だと防音性はそこまで変わらない

確かに軽量鉄骨造のアパートと重量鉄骨で建設されたマンションを比較すると防音性に違いは出てきますが、めちゃくちゃ変わるというほどではありません。

鉄骨の太さによって使用する壁や床の厚さに差が出て、それが=防音性となるわけですが基本的な構造は一緒。

私が以前不動産に行った時に営業マンの方に防音性の違いを聞いたところ「正直、鉄骨造だとアパートでもマンションでもそんなに差はないですよ」と説明されました。

こうやって正直に話してくれる営業マンも少ないですが、マンションに住んだからといって防音性が高いとは限らないので注意してください。

また、建設費用をちゃんとかけて建設されたかどうかでも防音性は変わります。

例えば壁が薄いことで有名なレオパレスはとことんコストを抑えているせいで普通のアパートよりもさらに防音性が低いです。

内見時にできる防音性の調べ方

同じ鉄骨造でも建設する業者によって防音性は変わってきます。良い素材を使っていれば防音性は高くなりますし、逆にコスト削減で安価な物を使えば防音性は低くなります。

手軽にある程度防音性を調べられる方法をまとめてみました。

床の防音性:その場でジャンプしてみる

素人目には床の素材が良いか悪いかなんてのは全くわかりません。1番わかりやすいのはその場でジャンプしてみて”どのぐらい振動が広がるのか”を見ることです。

床が厚かったり、良い素材を使っていると振動はちゃんと吸収されるのであまり響くこともありません。

逆に防音性の低い物件だとジャンプした時に部屋が揺れるような感覚、もしくはその振動が窓にまで伝わります。

私が以前住んでいた築年数のかなり古い建物はジャンプすると建物全体が揺れるような感覚(もちろんそんなはずはないんですけど)で、窓がガクガク揺れました。

床の防音性2:やわらかさを確かめる

良い素材だと適度な弾力があります。実際に触ってみてめちゃくちゃ硬さを感じるようなら足音が響きやすい物件の可能性が高いです。

少しやらわかさを感じるようならかなり良い素材を使っています。分譲賃貸の床なんかだと結構このパターンが多いです。

壁の防音性:ノックして反響音を確かめる

壁の中を確かめるには実際に叩いてみるのが一番手っ取り早いです。ノックしてみてあまり響かず、音がこちら側で止まっているようなら防音性の高い物件です。

逆に叩いたときに壁全体に振動が伝わるような感覚や突き抜けて隣の部屋にまで響くような感覚があれば少し防音性が不安な物件です。

鉄筋コンクリートマンションとかだと叩いてもぺちぺちするような音しか聞こえません。

木造アパートだと結構反響音があるので防音性が低いことがわかります。ただ、わりとメジャーな方法だけど確実にわかるわけではないのであくまで参考程度に。

壁に空洞を感じるけど実際は防音性がしっかりしている場合もあるので判断するのは結構難しいです。

営業マンに直接聞いてみる

地域密着型の不動産だったり、エリアで分けているような不動産だと持ち物件はかなり詳しいです。

それこそどの程度の防音性なのかまで把握していることも多いので、わからなかったら実際に聞いてみても良いでしょう。

それか「前住んでいた人はどのぐらいで退去したんですか?」と質問するのも有効。住む長さによって快適度を判断する指標になります。

防音性で選ぶなら鉄筋コンクリート

何よりも防音性を重視したいのであれば木造や鉄骨造ではなく鉄筋コンクリート造のマンションを選ぶべきです。

【防音性の高さ】

構造 防音性
木造アパート
軽量鉄骨アパート
重量鉄骨マンション
鉄筋コンクリートマンション

木造や軽量鉄骨、重量鉄骨などとは比べものにならないほど防音性が高いです。

一点注意してほしいのは気泡コンと書かれている物件です。

気泡コンも防音性は高い方ですがやはり鉄筋コンクリートと比較すると劣ります。

私もちょくちょく鉄骨造という名前に違和感を覚えていたのですが、例えマンションであろうと鉄骨造は選ぶべきではありません。

物件選びの際はぜひ参考にしてみてください。

物件を探す時は「アパート・マンションの区別でなく構造で見る」ですよ!

防音性の高い物件を効率的に探すには

効率的に探したいのであれば構造別に検索できるサイトを利用すべきです。

色んな不動産サイトがありますが、ホームズであれば構造別に検索できるのでおすすめです。

構造別

ホームズの特徴や口コミまとめ

自分で探すのが面倒だという方はイエプラなどのサイトを利用するのも一つの手。

イエプラはチャット上で条件を伝えると後は勝手に専門スタッフが探してくれます。

イエプラの仲介手数料は?口コミや評判が本当か実際に使ってみた感想まとめ

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こういった無料で利用できるサイトは積極的に使っていくと良いでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。

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