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旭化成ホームズが手掛ける賃貸物件ブランド「へーベルメゾン」。
へーベルメゾンのALCコンクリートを採用していて外観もキレイですが、住む上で重要となってくるのは隣人や上からの足音などの防音性です。
へーベルメゾンはうるさいのか住んでみた人の意見や遮音性能、具体的な音の響き方について紹介していきます!
目次
へーベルメゾンはうるさいの?
結論から言うと、築年数の古いへーベルメゾンは生活音や足音が伝わりやすく「うるさい」と感じてしまうことが多いものの、新築や築浅物件は大手ハウスメーカーでもかなり高い防音性を誇ります。
年数 | 場所 | 音の聞こえ方 |
---|---|---|
2018年5月以前 | 生活音 | |
足音 | ||
2018年5月以降 | 生活音 | |
足音 |
へーベルメゾンは旭化成が手掛ける賃貸物件で、ALCパネルを採用している鉄骨造の物件です。
ALCは軽量気泡コンクリートの略で、製造にあたって「JIS A 5416軽量気泡コンクリートパネル」という基準があり、日本ではALC協会に入っている企業しか使用されていません。
- 旭化成建材株式会社(へーベル)
- クリオン株式会社
- 住友金属鉱山シポレックス株式会社
鉄骨造は「軽量鉄骨アパート」や「重量鉄骨マンション」といった構造になります。
へーベルメゾンでは外壁にALCを使用しているものの、内壁は通常の石膏ボードとなっていてALCは基本的に使われていません。
床や壁の遮音性は施工方法によってかなり差が出る部分なので、遮音性の低い構造であっても=騒音がひどいとは言えません。
住んでみた人の防音性に関する良い口コミ・評判
へーベルメゾンの防音性は良い意見よりも悪い意見のほうが目立っています。
ただし、すべての物件で騒音に悩まされるわけではなく、隣人が常識的であまり物音を立てない場合や遮音技術を採用している物件であれば快適に過ごすことも可能です。
へーベルメゾンでは2018年より遮音性能を高める技術を導入しているため、新築や築浅物件のほうが評価も高いです。
@hotnoiseless 物件のん見たらなんか安くなっててー(笑)79千円やったかな。2007年築、10畳くらい、浴室乾燥つき、床下収納有り、へーベルメゾンなので、とっても静か~♪
— あさ (@asami008) January 21, 2011
へーベルメゾン、噂に聞くより全然良い物件で驚いた
— にくちん †††††🦄 (@Kaniku_m) May 5, 2022
へーベルメゾン、住むまでめちゃくちゃ調べて騒音に関してはビビりまくってたけど、入居して2週間ほど経つ今、びっくりするくらい快適よ。
— あおふじ🌱BO (@ao_fuji9s) June 7, 2022
お隣さん産まれたての赤ちゃんいるけどご挨拶行くまで分からなかった。
話し声も聞こえない。
ただ上からの足音だけはする。
こういうのはいつも思うけど→
新居1日目
— ナヲミ🌺 (@benpi_gimmick) July 11, 2021
なかなかよい
電車の高架はすぐそこだけど
窓閉めたらほぼ気にならん
むしろ道路沿いじゃなくなったので夜静か
鉄筋コンはお初だー
ダイワハウスも気に入ってたがへーベルメゾンもよい(築浅に限る)
各場所の収納がダイワに比べイマイチなのでラック類の追加購入が避けられないのは難
隣室や上下階についてはもちろん、電車や車の騒音に対しても防音性が高いという意見が見られます。
室内は”住んでいる人が騒ぐかどうか”によって住み心地が変わりますが、外からくる騒音は物件の防音性が示されるもの。
へーベルメゾンでは外壁の防音性も高いので快適に過ごせる可能性は高いでしょう。
住んでみた人の防音性に関する悪い口コミ・評判
悪い意見には「足音が聞こえてきて目が覚める」「声も聞こえてくる」といった意見が多数あります。
#へーベルメゾン
— てしまる (@el9B1fjdQ4jiAnL) October 25, 2022
家は広くてきれいめだけど、真下の部屋の生活音がすごい。話し声はしない。扉、引き戸のあけしめ、移動の足音、物を置く音、すべて建物が繋がってる部分の音が伝わってくる、ということは、へーベルメゾンが理由の騒音だと思う。そして、すぐ秋冬寒いし、夏暑い。
防音最悪というが、上の階のひとが部屋でトレーニングする音と、すごいはぁはぁ言ってる声聞こえるのめっちゃキモかったな。防音最悪どころじゃないよ。音だよ。
— マイヒラ (@maihira) June 29, 2022
#へーベルメゾン
旭化成のへーベルメゾン、防音って謳ってるのに、「壁が薄いし、微妙って他の物件を進められたよー」と友達(><)引越するって相談してたんだから、もっと早く教えてくれたら良かったのにー!!!
— himawari (@bluesky1783) June 4, 2011
朝6時に二階の人の携帯目覚ましが鳴る‥起こされる〜
— まりりん (@maririn69) February 23, 2016
床に置くと響くのかね
防音によいはずが旭化成へーベルメゾン‼︎
遮音システムが標準仕様となる前の物件では隣人がうるさいと生活音は普通に聞こえてきてしまいますし、足音も聞こえてしまいます。
最新の技術で施工されている新築・築浅はマシですが、古い物件の場合は一般的な物件とあまり変わりません。
へーベルメゾンの防音性能はどの程度?
へーベルメゾンでは自社の遮音性能を公表しています。
どの程度の性能があるのか数値として見ることができるため、より具体的な防音性を確認することができます。
足音はどのぐらい聞こえる?
へーベルメゾンの床防音性は鉄骨造でありながら鉄筋コンクリートマンションに匹敵する高さがあります。
音の種類 | L値 |
---|---|
軽量床衝撃音 | LL-45 |
重量床衝撃音 | LH-50 |
足音のような床に対する衝撃はL値によって示すことができます。
へーベルメゾンは独自の技術「ANR(旭化成ノイズリダクション)フロア」を採用して遮音性を高めているため、一般的な鉄骨造よりも防音性は高くなります。
フローリングの下の衝撃を吸収するクッション材を採用し、さらにALCコンクリートやゼオライト制御材で振動を抑制しています。
へーベルメゾンでは「L-50(LL-45・LH-50」が標準仕様。
遮音等級 | 建物構造 | 音の聞こえ方 |
---|---|---|
L-35 | 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえない | |
L-40 | 鉄筋鉄骨コンクリート造 | 防音性が高く外からの音も軽減される |
L-45 | 子供の泣き声や走り回る音は多少聞こえる | |
L-50 | ・鉄筋コンクリート造 ・へーベルメゾン | 子供の泣き声や走り回る音は聞こえる |
L-55 | 洗濯機や掃除機の音は聞こえるが気にならない | |
L-60 | 重量鉄骨造 | 足音やドアの開閉音など振動を伴う音が聞こえる |
L-65 | 軽量鉄骨造 | 多少音量は軽減されるが生活音はほぼ聞こえる |
L-70 | 生活音はほとんど筒抜け | |
L-75 | 木造 | 生活音は筒抜けで小さな音まで聞こえる |
高遮音床は音の大きな家電は聞こえてしまうものの、小さな物音はほとんど気にならない程度です。
LL値は足音や重たいものを落とした時の重量衝撃音等級で、LH値はスプーンなどの軽いものを落とした時の軽量衝撃音です。
つまり、足音はL値である50を基準として見ていくことでどの程度聞こえるのかわかります。
ヘルツごとの聞こえ方をグラフにすると、低音ほど響きやすく、高音ほど遮音して聞こえにくく性質がわかります。
足音は遮音性の高い技術を導入しても防ぎにくいのです。
音の種類 | 音の大きさ | へーベルメゾン |
---|---|---|
大人の足音 | 45dB | 小さく聞こえる |
子供の走る音 | 65dB | 聞こえる |
通常の足音であれば少し聞こえるが気にならない程度、子供の足る音はわりと大きく聞こえてしまいます。
上の住んでいる人がファミリーでない限りは気になるほどではありません。
ただし、高遮音床を採用したのが2018年5月となるため、新築や築浅物件以外は上記に示した軽量鉄骨造や重量鉄骨造の生活音がほとんど筒抜けのL値となります。
つまり、2024年時点で築7年以上経っている物件はうるさい可能性があるということです。
築浅物件で単身者向けの間取りであれば、子供の足音に悩まされることもないため快適に過ごせる可能性が高いでしょう。
隣人の生活音はどのぐらい聞こえる?
人の話し声は上階からではなく隣人の問題です。
部屋と部屋の境である内壁(境壁)の厚さや素材によって遮音性能は変わります。
界壁は透過損失を表すD値で示されており、値が高ければ高いほど遮音性能も高くなります。
透過損失とは音が通り抜けたときに遮音してくれるdb(デシベル数)のことで、例えばD-40(R-40)の壁に50dbの音がぶつかると、隣に聞こえる音は50-40=10dbとなります。
へーベルメゾンの壁の遮音性能は標準仕様でD-50となっています。
構造 | 壁の厚さ | D値 |
---|---|---|
木造 | 130mm~145mm | 40以下 |
軽量鉄骨造 | 100mm~125mm | 40~ |
重量鉄骨造 | 125mm~150mm | 40~45程度 |
鉄筋コンクリート造 | 120mm~180mm | 50前後 |
へーベルメゾンの界壁は鉄筋コンクリートマンションと同等程度の遮音性が備わっています。
へーベルメゾン最大の特徴であるALCコンクリートは外壁・床のみに使用されており、界壁には使用されていません。
種類の異なる石膏ボードを2重張りにしており、グラスウールよりも高価で低音をより吸音しやすいロックウールが使われています。
- グラスウール:一般的に使用される断熱・吸音材。高音域に効果的
- ロックウール:防音性の高い界壁に使用される断熱・吸音材。低音域に効果的
D-50としたときの音の聞こえ方がこちら。
音の種類 | 音の大きさ | 透過損失後 | 聞こえ方 |
---|---|---|---|
ドアの開閉音 | 75dB | 25dB | ほとんど聞こえない |
掃除機 | 70dB | 20dB | ほとんど聞こえない |
洗濯機の音 | 70dB | 20dB | ほとんど聞こえない |
テレビ(中) | 60dB | 10dB | 聞こえない |
いびき(大) | 80dB | 30dB | 小さく聞こえる |
話し声 | 60dB | 10dB | 聞こえない |
笑い声 | 80dB | 30dB | 小さく聞こえる |
テレビがついている音や普通に話しているぐらいの音量であればほとんど聞こえません。
大声で笑ったり咳き込んだり、いびきのような重低音は防ぐことができずに聞こえてしまいます。
へーベルメゾンは界壁も2018年5月以降の採用となっているため、それ以前の物件はもっと音が聞こえやすいです。
外からくる騒音はどの程度防げる?
へーベルメゾンはALCを採用した外壁がすべての物件に使用されていて、クオリティは高いです。
鉄骨造に使用される外壁は「サイディングボード」が一般的ですが、へーベルメゾンの外壁は75mmのALC+内壁によって通常よりも高い遮音性能があります。
構造 | D値 |
---|---|
木造 | 25~35 |
へーベルメゾン | 40 |
RC造 | 50 |
鉄筋コンクリート造 | 50~60 |
へーベルメゾン公式ページによれば外壁のD値は40ほど。
外壁の遮音性能が高ければ高いほど外からくる車やバイク、踏切などの騒音に対して気にならなくなります。
音の種類 | 音の大きさ | 透過損失後 | 聞こえ方 |
---|---|---|---|
普通車の走行音 | 60dB | 20dB | ほぼ聞こえない |
クラクション | 110dB | 70dB | 多少大きく聞こえる |
トラックの走行音 | 80dB | 40dB | 聞こえる |
バイクの音 | 80dB | 40dB | 聞こえる |
救急車のサイレン | 90~120dB | 50~80dB | はっきりと聞こえる |
電車の音 | 100dB | 60dB | 大きく聞こえる |
踏切の音 | 70dB | 30dB | 小さく聞こえる |
図書館の騒音がだいたい40dB程度なので、透過損失後に40dB以内となっているのが1つの目安です。
『車のクラクション』『電車の通過音』『サイレン』以外は生活に支障が出ない程度の音量に減衰しています。
ただし、騒音が部屋内部まで響いてしまう1番の原因は窓にあるため、窓の厚さも同時に気にする必要があります。
遮音等級 | 透過損失(500Hz) | 窓ガラスの種類 |
---|---|---|
T-4 | 40dB | なし |
T-3 | 35dB | ・2重サッシ ・3m以上+5mm以上の複層ガラス |
T-2 | 30dB | ・5mm以上の単板ガラス ・3mm以上+3mm以上の複層ガラス |
T-1 | 25dB | ・3mm未満の単板ガラス |
窓ガラスの遮音性能は日本産業規格(JIS)が定めたT値があり、数値が高ければ高いほど遮音性能も高くなります。
ALC外壁と同じ性能の窓ガラスは2重サッシ以上のものが求められますが、賃貸アパートの窓ガラスは3mm~5mm程度の厚さで、マンションの場合は網入りガラスで6.8mm以上のものを使用しているのが一般的です。
構造 | ガラスの厚さ | 透過損失 |
---|---|---|
アパート | 3mm~5mm | 25db~30dB |
マンション | 6.8mm~ | 32db~33dB |
外壁自体は問題ありませんが、窓が薄いへーベルメゾンの物件を選んでしまうとうるさいと感じられる可能性もあります。
へーベルメゾンにはメリットも多い
防音性だけではんくへーベルメゾン独自のサービスや特徴があるため、紹介していきます。
耐久性・耐震性が高い
ALCパネルの耐用年数は60年と非常に長いため、定期的なメンテナンスさえ行えば劣化することなく長い間良い状態で建物を維持することができます。
部屋を借りる人にとってはALCであれば築年数が経っていても耐久性に影響がないので、災害時にも安全に過ごすことができるというわけです。
また、建物の基礎からこだわっており、実物大のへーベルハウスを使った振動実験では震度7クラスでもわずかな損傷で済んでいるため、高い耐震性があります。
- ハイパワードクロス:振動エネルギーを吸収しやすいフレームの採用
- ハイパワード制震ALC構造:「制震構造」を標準仕様化した画期的な躯体システム
- 立体格子構造:個々のフレームが力を分担して全体を支え合うため、地震エネルギーが適切に吸収される
- 連続布基礎:地盤の一部に力が集中することなく、家が傾く原因となる不同沈下を防ぐ
耐火性が高いので火事になりにくい
ALCは燃えない素材である不燃材料となっているため、もし火災が起こったときでも燃え広がるようなことが基本的にはありません。
表面を加熱後30分で842℃、60分で945℃に上昇させ続ける耐火試験をクリアしています。
例えば隣人が火事を起こしたとしても、外壁にALCが使われていれば火事の被害を食い止めることができ、逃げ遅れるというリスクを減らすことができます。
普段はあまり意識しない火災ですが、もしもの際にもALCなら安全に過ごすことができるのはメリットです。
断熱性能がかなり高い
へーベルメゾンが採用している外壁のALCコンクリートは一般的なコンクリートの約10倍ほど断熱性能があります。
コンクリート自体に断熱性能はほとんどありませんし、数値で見るとALCは木材と同程度です。
ただ、へーベルメゾンには独自素材であるネオマフォームを採用しており、熱伝導率は0.02と世界最高レベルの性能となっています。
種類 | 熱伝導率 |
---|---|
断熱性能が高い素材 | 0.05以下 |
ALC | 0.15 |
コンクリート | 1.6 |
木材 | 0.12 |
ネオマフォーム | 0.02 |
一般的に断熱材と呼ばれるものは0.05以下の物を指すことが多いため、比較してみるとかなり断熱性能が高いことがわかります。
ネオマフォームは医療用血液輸送バッグなどにも使われています。
ペット共生型の物件が充実している
へーベルメゾンには独自に「ペット共生型プラスわんプラスにゃん」というペット可能物件+サービスがあります。
通常のペット可物件はペットを飼うことができるというだけですが、へーベルメゾンは「しつけ無料相談」「健康無料相談」などサポート性の高いサービスが充実しています。
さらに面白いのが「ペット審査」なるもので、ペットの顔写真や年齢とともにしつけが出来ているか、飼育状況はどうかといったヒアリングが行われます。
ペット可物件にありがちな「隣人のペットの鳴き声がうるさい」など飼育によるトラブルを未然に防いでくれます。
へーベルメゾンで防音性の高い物件を選ぶコツ
へーベルメゾンは高い防音性能があるわけではないですが、部屋選び1つで快適に過ごすことができます。
防音性を重視するなら最低限押さえておきたいポイントについてまとめました。
築5年以内の築浅物件を選ぶ
「ANR(旭化成ノイズリダクション)フロア」や遮音性能を高めた界壁を採用しているのは2018年5月以降に建設された物件です。
つまり、築7年以上経っている物件は通常の軽量鉄骨や重量鉄骨となるため、防音性には期待できません。
防音性を重視したいのであれば新築物件や築6年以内の物件を選ぶことで最低限保証された物件に住むことができます。
高遮音床や界壁は採用されて以降は標準仕様となっているので基本的にどの物件を選んでも備わっています。
重量鉄骨マンションを選ぶ
軽量鉄骨造と重量鉄骨造や一括りに「鉄骨造」と表記されることが多いですが、明確には違います。
一般的には2階構造の建物を軽量鉄骨アパート、3階・4階建ての建物を重量鉄骨マンションと分類されています。
鉄骨造自体に大きな防音性の差はありませんが、重量鉄骨のほうが柱が太くなるため壁や床も厚くなる傾向あります。
少しでも防音性の高い物件に住みたいのであれば重量鉄骨造のマンションを選びましょう。
防音性よりも家賃の安さを重視したいのであれば軽量鉄骨アパートを選ぶのがおすすめです。
角部屋を選ぶ
隣人がうるさくするかどうかは実際に住んでみないとわかりませんが、角部屋であれば騒音リスクを2分の1に軽減することができます。
中部屋だと両隣りの生活音が聞こえてしまったり、逆に自分が少しでもうるさくしていると苦情が入る可能性が高いですが、角部屋であれば隣人1人のリスクだけで済みます。
また、角部屋は隣人が引っ越し等で空き室になったときに生活音を気にせず快適に過ごすことができる点。
上からの音に関しては我慢するしかありませんが、リスクを少しでも減らしたいなら角部屋は絶対に譲れない条件です。
シャーメゾンやD-roomとの防音性比較
積水ハウスのシャーメゾンや大和ハウスが手掛けるD-roomなど他の大手ハウスメーカーとへーベルメゾンの防音性を比較しています。
シャーメゾンとD-roomはどちらも高品質住宅をコンセプトにしているため、基本的な遮音性能はもちろん、遮音システムによるクオリティも高くなります。
鉄骨造 | シャーメゾン | D-room | へーベルメゾン |
---|---|---|---|
防音システム | ・シャイド50 ・シャイド55(標準仕様) | サイレントハイブリットスラブ50 | ANR(旭化成ノイズリダクション) |
採用年数 | 2011年以降 | 2012年以降 | 2018年5月以降 |
重量床衝撃音 | |||
軽量床衝撃音 | |||
界壁遮音等級 |
遮音システムの導入時期はやや遅いものの、へーベルメゾンはシャーメゾンやD-roomに引けを取らない遮音性となっています。
家賃の違いやサービス面の違いもあるので、どこが一番良いという事は難しいですが、防音性重視であればへーベルメゾンを選んでも問題ありません。
防音性の高い物件を探すならイエプラがおすすめ
へーベルメゾンで探すにしても、シャーメゾンやD-roomで探すにしても定期的に物件をチェックしないと条件に合う物件を見逃してしまいます。
大手ハウスメーカーの賃貸物件は需要も高いため、空室が出るとすぐに埋まってしまう傾向があります。
効率的に防音性の高い物件を探したいならイエプラがおすすめです。
運営会社 | 株式会社コレック |
---|---|
口コミ評価(google) | ★★★★☆(4.1) |
対応エリア | 関東・関西 |
店舗数 | 2店舗 |
物件数 | 約10万件以上 |
仲介手数料 | 基本無料 |
利用料金 | 無料 |
会員登録 | 不要 |
おとり物件 | 0件 |
特徴 | 自宅にいながら部屋探しができる LINE上でやり取りが可能 新着物件を手に入れられる 業者専用サイト「ATBB」が見られる 設定できない細かい条件を伝えられる |
イエプラを使えばLINE上で「家賃10万円以内でへーベルメゾン・シャーメゾン・D-roomの物件のみを教えてほしい」と言えばあとは放置で新着物件を教えてもらえます。
自分でわざわざ探す手間が省けるので条件に合う物件を待つだけです。
無料で使えるこういったサービスと評価の高いハウスメーカーを組み合わせることで、より部屋探しが楽になります。
また、2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる使い得のサービスとなっています。
まとめ
- へーベルメゾンの物件は鉄骨造が基本となるため生活音や足音は聞こえやすい
- 2018年5月以降に遮音性の高い床や壁が採用されている
- ALCを外壁に採用しているが、界壁には使われていない
- ハウスメーカーの中では防音性はそこまで高くない
実際に調べてみるとへーベルメゾンの防音性はハウスメーカーの中でかなり高い部類となります。
一般的な賃貸物件と比較してもクオリティが高く、高品質ハウスメーカーと遜色ない防音性を誇っています。
独自技術による高遮音床や界壁も採用しているので新築や築浅物件であればそこまで住み心地も悪くありません。
ただ、他のハウスメーカーよりも遮音技術の採用は遅れているので、築年数によってはへーベルメゾンよりも他のメーカーを選んだほうが良い場合もあります。