お部屋探されサイトのイエッティ(ietty)。
1年前ぐらいに登録して、その時に色々試してみましたがまだその時はサービス開始してそれほど経っていなかったせいか、使ってみて正直微妙でした。
久しぶりにサイトをのぞいてみると「仲介手数料全物件半額!」という凄まじいサービスになっていたので改めて利用してみました!
今回は実際に内見から審査、契約に至るまでどんな感じだったのかその感想についてまとめてみました。
目次
イエッティのサービス内容
イエッティは条件を伝えると半自動で最新の物件を紹介してくれるサイトでチャット枠が設けてあり、細かい条件を指定できるのが特徴です。
すべて無料で利用できます。
以前は仲介手数料1か月分取るし、チャットの返信は5分後だし正直言ってかなり微妙なサービスでした。
ただ、現在は「全物件仲介手数料半額」と謳っているように、紹介してくれた物件はもちろん、どこかのサイトで見つけた適当な物件もすべて仲介手数料が半額になります。
例えばアパマンショップが抑えている物件のURLをイエッティに送って紹介してもらえば仲介手数料は半額で済みます。アパマンショップは仲介手数料1か月取るのでかなりお得に部屋を借りられるわけです。
それとチャットのやり取りに時間がかかる点がマイナスでしたが、今は1分程度で返信くるので、よくないと思っていた点がかなり改善されています。
イエッティを使って内見してみた
今回内見したのは全部で3件。1つはホームズで見つけた物件で残りの2つはイエッティが送ってくれた物件です。
「内見したい」と伝えると空き室かどうか確認してくれて具体的な日取りを決めます。この時に「電話番号」を聞かれました。
これは内見当日にもしものことがあって連絡が取れなくなるのを防ぐためだそうです。
ちなみにチャットのやり取りをする人と内見を担当してくれるのは別の人です。
内見する時間を昼頃にしましたが、当日営業マンの方が私の前の内見に時間がかかっているようで「1時間ほど遅らせてほしい」と連絡が入りました。
この辺は正直仕方ないのかなぁ。
普通の内見はまず店舗に行って、そこから内見という形ですがイエッティの場合は店舗を持たないので現地集合。
私の場合は物件前に集合と言われましたが、「場所がわらかない」と言えば駅集合とかにしてくれるんでしょうね。
営業マンの方はベテラン男性で会ったときに名刺をもらいました。1件目の内見を終えると「鍵を返さなきゃいけないので、次の物件まで先に行っててください」と言われましたが、なにこの適当さ。
イエッティののマイナスポイントは「車で案内してくれないこと」です。普通、複数の物件を案内する際は車での移動になりますが、なんと営業担当さんは電車で来ていて歩き。
こんなことは初めてだったのでびっくりしました。さすがに物件が遠かったらタクシーとか何かしら用意してくれると思いますが夏場に歩かされるのはちょっと地獄でしたね。
2件目も3件目も同じような感じで内見をしましたが、やっぱり普通の仲介業者とはやっぱり違う。
普通の営業マンは契約数に応じて月々の給料が変わるので契約させようと必死になりますが、イエッティの営業マン(すくなくとも私の担当)の方はその感じは全くありませんでした。
正直な人で「この床はさっきの物件より悪い」とか物件の細かいところまで一緒にチェックしてくれてちょっと感動しました。
営業マンいわく、素人には防音性が高いかどうかはわからないそうです。不動産に長く勤めているとどのぐらいのコストがかかっていて良い素材を使っているか、建設したのがどこの会社か、などの情報で防音性が高いかどうかがわかるようになるとのこと。
内見って実際に行ってみると何を見ていいかわからなくなりますが、こういう風に細かく説明してくれるのは非常に助かりました。なんか知らないけど不動産業界のブラックさについても熱く語ってくれて面白かったです。
3件見終わると「よさそうな部屋ありましたか?」と聞かれ、「よさそうだと思ったら押さえてもいいですし、なければまた探しましょう」と言ってくれました。
で、現地解散。
審査は4日ぐらいかかりました
不動産用語で「仮押さえ」というものがあり、よさそうな物件があったらライバルに先を越される前に契約の意思を見せて物件をキープすることができます。
通常、仮押さえにはお金がかかったりしますが、イエッティの場合は何もいらないそうです。
一応、審査段階にするために手続きはするみたいですが、これもすべてチャット上で行います。
私が「取りあえず押さえておきたい」と言ったら、内見終了後にチャットでこんなものが送られてきました。
審査の書類に必要な情報もすべてネットで打ち込み、それを元にイエッティ側で代筆してくれるようです。
普通だったら内見終了後、店舗に戻ってそこから申込書を書いたり、一度持ち帰って郵送したり、店舗までもっていかなければならないので超面倒なので、これは楽だなぁと思いました。
- 引っ越し時期
- 氏名
- 年齢
- 職業
- 住所
- 連絡先
- 月収・年収
- 職場の住所
- 連帯保証人の氏名
- 連帯保証人の年齢
- 連帯保証人の職業
- 連帯保証人の住所
- 連帯保証人の連絡先
- 連帯保証人の月収・年収
- 連帯保証人の職場の住所
連帯保証人が親にする場合、親の職業や連絡先を知っていないと記入できないので注意。
連帯保証人がおらず、保証会社に頼む場合は記入の必要はありません。
審査から4日後に「審査通りました」と言われていよいよ契約することに。
契約までの流れ
契約時だけは実店舗に行かなければならないので面倒ですが、これに関しては法律上一緒に注意事項を確認しなければならないので仕方ないですね。
契約日を決め、実際に契約しにいきましたがだいたい1時間もかからずに終わりました。ほんと契約のためだけに行った感じです。
契約する時に契約金の話もされるので気になることは聞いてみましょう。私は家に帰ってから「自治会費」という謎の費用が含まれていたのでチャット上で質問しました。
エリアによってはこういう特殊な会費が含まれる物件も存在するようです。
で、入金して最後に鍵の受け渡し日を決めます。入居日の前日に鍵が渡せるということだったので貰いに行きました。
なんか鍵をもらうためにわざわざまた行くのって2度手間のように感じましたがこれも仕方ないんでしょうね。言えばおそらく郵送してもらうこともできそうですが、そうなると入居日当日、もしくは翌日になってしまうので諦めました。
入居してからトラブルはある?
入居してから約1年ぐらい経ちましたが、今のところ特にトラブルはありません。
むしろ快適で、引っ越してよかったなと感じています。
ありがちなトラブルとして「オプションに加入させられた」とか「部屋のクリーニングがひどい」などありますが、そういったことも一切ありませんでした。
実際、イエッティは物件を仲介しているだけって感じなので仮にトラブルが起こったとしても管理会社の責任ですけどね。
今はまだ住んでいるので退去費用がどうなるかってところですが、退去したらまた追記していこうと思います。
イエッティで契約してみて良かった点、悪かった点まとめ
今回僕がイエッティを利用して引っ越ししてみた正直な感想をまとめていきます。
- わざわざ店舗に行かなくていいので余計な時間を取られない
- 解散も現地解散だから超ラク
- 営業マンがしつこくない
- 審査書類の提出がラク
- 車がないので物件まで歩かないといけない
- チャットのやり取りをしている人と営業マンが別なので、情報が共有できていない場合がある
- スリッパを用意してくれていない
車がないのはかなり致命的でした。私だけかと思ったらイエッティ全体としてそういう風潮があるみたいですね。
仲介手数料が半額の理由はそういう部分で経費を削減しているからだということがわかりました。
iettyに物件のリンクばんばん送って調べてもらってチャットでやり取りできたのは すごく良かった。内見のとき車じゃなくて徒歩と電車移動なのもむしろ良かった。それが手数料やすい秘訣かーと。あと、歩いてるとき営業の人に違う不動産屋から転職してきた理由みたいな話も聞けておもろかった。職業病。
— みずほ@人事 (@i_gotrhythm) 2019年5月29日
それとメジャーは持ってきてくれているのになぜかスリッパは用意してくれていませんでした。
内見だけで言うと正直評価は微妙。経費削減のためだったり店舗がないせいもあると思いますが、移動手段はなんとか改善してほしいです。
ただ、営業がしつこくないのと現地集合なのは個人的に良かったです。
仲介手数料が半額になることを考えるとちっぽけなデメリットなのかもしれません。
どのサイトを探しても「紹介する全物件仲介手数料半額」というのはないので、初期費用を安くしたい人にとっては利用価値が高いように感じました。
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