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一人暮らしではワンルームや1K、1DKなどそれほど広くない物件を選ぶ人が多いかと思います。
恋人ができた場合は二人で広い部屋に引っ越すのがベストですが、一時的に二人入居不可の物件で同棲しようと考える人もいます。
今回は一人暮らし用の部屋で実際に二人住むのは規約違反なのか、そもそもバレるのかについて紹介していきます。
目次
二人入居不可物件で同棲していてもバレるケースは少ない

単身者が暮らす一人暮らし用の部屋の規約には「一人入居可」「二人入居不可」などのルールが設けられています。
二人入居不可となっている物件で同棲するとなれば間違いなく規約違反となるため、やってはいけない行為です。
ただし、同棲しているのかどうかを第三者が明白にすることはできません。
はたから見て同棲しているように思えても「長く滞在しているだけ」「半同棲状態なだけ」であれば規約違反にはなりません。
例え同棲していたとしてもばれていなければ問題ではありません。
この問題については大家さんや管理会社によって対応がかなり変わってきます。
可能か不可能かで言えば可能です
— いのっく (@inoltuku) August 23, 2018
規約に一人入居可、二人入居不可等、普通は書かれているのですが
いわゆる同棲状態を明確にする方法が存在しないです
他人を完全に遮断するルームシェア系は話は別ですが
一人暮らしの部屋で人を一時的に泊めることを禁止できないので
大家にばらさなければ大丈夫です
うちは大家をしてますが、
契約書では居住者1人になっていますが、実際のところどの部屋の人も彼氏彼女をつれこんで、ほぼ同棲しています^^;でも他の部屋の人に迷惑をかけたり、部屋を必要以上に汚したりせずに、常識の範囲で一緒に住んでる分にはかまわないと思ってます。ですからうちは「契約違反」とはいえ、追い出すつもりはありません。
当方の実家が不動産を貸しています。
(集合住宅)
一応、契約書に違反されては困るのですが、現実問題
としては、恋愛をする自由があります。
憲法の基本的人権をどうこうと規制出来ないのも
事実です。周囲から見て、事実婚と同様ということですと、
いきなり契約違反だから出て行けというのは難しいですね。客を呼んでるなら別です。
つまり、隣近所に騒音などによる迷惑をかけていない限りは見て見ぬふりをしてくれるのが実際のところ。
大家が必ずしも管理物件近くに住んでいるとは限りませんし、住んでいたとしても勝手に部屋に入ってくることは不法侵入に当たります。
仮に恋人が部屋に入っていくところをお隣の人や管理人に見られたとしても「遊びに来ているだけ」と認識されるでしょう。
毎晩騒いでいるようであれば、隣人から通報されて注意されるかもしれませんが、強制的に追い出すことはほぼ不可能です。
住民票や郵便物でバレることはあるの?

二人入居不可物件で同棲している上でもう一つ気がかりなのが郵便物について。
住民票を恋人の住んでいる住所として届け出ることは普通にできますが、実際問題同じところに別々の名前で郵便物が届くのってまずいんじゃないかということ。
結論から言えば住民票を移動しても、郵便物が届いてしまったとしても大家にバレることはほとんどありません。
住民票に関しては個人情報となるので個人情報保護法により例え大家であっても個人の住民票の場所を知ることはできません。
個人情報の取り扱いについてはかなり厳しく、たとえ自分の親であろうと本人の許可なく開示することは禁じられていますし、警察でさえも令状等取らない場合において個人情報の開示は違法。
つまり内緒で同棲したり友達とルームシェアをしていても住民票を移動しても問題ないということになります。
郵便物に関しても大家が個人のポストを覗くこと自体が同様に個人情報保護法違反となるので、詮索されることはありません。
もし、アマゾンなどネットショップ等で新住所をした時に移住確認はがきが届いた方は「移住確認で同棲はバレるのか」でまとめていますのでそちらをチェックしてみてください。
部屋を借りる際の規約と郵便局(宅配物全般)は一切関係ないので、安心してください。
住民票は同居人ではなく世帯主として提出すべき

住民票を移す時に同棲している場合に必ず問題になるのが「世帯主」「同居人」という扱いの違いについてです。
「同棲しているのだから片方が世帯主でもう1人は同居人じゃないといけないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、婚約していない限りはそれぞれが世帯主となります。
世帯主というのは簡単に言えば「生計を立てているのはどちらか」ということです。
未婚カップルの場合はそれぞれ独立に仕事をして生活していることがほとんどなので、1つの物件に世帯主が2人いることは何ら問題ありません。
下手に同居人としてしまうと勤務先へ住民票を提出する時に同棲していることが発覚してしまいますし、公的書類の手続きでややこしいことになるので世帯主としておくのが無難です。
内緒で同棲しているのがバレる原因とは?
基本的に住民票でバレることはありませんが、実際には他の原因により二人入居不可物件なのに2人で住んでいてバレてしまう人もいます。
主なバレる原因について簡単に紹介しておきます。
毎日話し声がうるさくてクレームを入れられる
内緒で同棲している時に一番多いのが隣人からのタレコミです。
二人入居不可のマンションなのに隣が同棲してるっぽくて話し声うるせー!一か月くらい様子見してから管理会社にチクろ!
— きさ (@rice_shiromeshi) November 25, 2021
中でも話し声や足音が毎日毎晩騒がしいとさすがに隣人も疑問に感じるようになったり、ひがみ等から管理会社にクレームが入ってしまってバレるケースもよくあるようです。
一人暮らしだとたまに友人や恋人を呼ぶことはあっても毎日泊まるなんてことはあり得ないので、うるさすぎると一緒に生活していると怪しまれてしまいます。
鉄筋コンクリートマンションならまだしも木造アパートとかは声が聞こえやすいので非常にバレやすいです。
自転車が増えたことでバレる
物件によっては駐輪場に違法駐輪されないために独自のステッカーやシールを自転車に貼ることが義務づけられていることもあります。
そんな中でステッカーの貼ってない自転車を見つけたら住人が管理会社に連絡してしまうこともあります。
自転車だけでは誰の所有物なのか突き止めることはできませんが、たまたま自転車を止めて部屋に入っていくところを見たりすればもろ分かりです。
もちろん自転車を買い替えると新しいステッカーを用意してもらうこともできるので同棲防止のためではありませんが、意外なところからタレコミによってバレてしまうというわけです。
宅配便の置き配
最近はコロナが流行っているせいか宅配便を置き配にして非接触で受け取る人も増えていますが、置き配の場合は部屋の前に荷物が置かれてしまうので見ようと思えばいくらでも個人情報を誰でも見ることができます。
たまたま住人が見て、名前が違ったり性別が違うとなれば当然怪しまれますし、些細なことで管理会社に連絡を入れることもあります。
個人情報が漏れてしまえば一発でバレてしまうので注意が必要です。
一人暮らし用物件に2人で住むデメリット

規約違反なのは前提として、家賃を安く済ませられる反面のデメリットについてご紹介していきます。
部屋が狭くてケンカになりやすい
一緒に住むとなるとお互いのプライベートスペースを設けていないとストレスが非常にたまるのでケンカに発展しやすくなります。
寝る時間、起きる時間は微妙に異なるので片方が寝不足になったりすることも。
びくびくして生活しなければならない
例え大家や管理会社にばれなくても、「ばれたらどうしよう」という不安にいつまでも苛まれることになります。
無駄に住人に対して警戒したり、話し声なんかでばれることもあるので生活が窮屈になる傾向があります。
収納スペースがなくて困る
一人暮らし用の物件なので収納スペースも1人分しかありません。
なのに荷物は2人分あるので、当然部屋がめちゃくちゃ狭くなります。私は恥ずかしながら過去に経験したことがありますが、自分のものをめちゃくちゃ捨てる羽目になりました。
クローゼットが狭いと服はかけられませんし、必要最低限のもの以外は捨てるか実家に送るしかなくなります。
そうしないと生活スペースが確保できないので。
まとめ
あくまで「一人暮らし用物件に2人で住むのは規約違反」前提ですが、実際はこんな感じ。
- 2人で住んでもバレる可能性は低い
- ばれても注意される程度、最大でも退去費が少し値上がるぐらいのリスク
- 2人の住民票を同じ物件にしても問題なし
- 住民票はお互い世帯主にすべき
- 家賃を安くできるが、その分精神的によくない
特にマンションなど鉄筋コンクリートでできているような防音性の高い建物ではバレるケースは低くなります。
バレたところで同棲の事実を明らかにするのは難しく、大家が一方的に追い出すことは困難です。
ちなみに住民票を移動させていないにも関わらず、郵便物を2人で住んでいる部屋に届けようとすると「住居確認はがき」というものが届くことがあります。
詳しくは「住居確認ハガキが届いたら」でまとめていますが、これをそのままにしておくとずっと郵便物が届かなくなることになるので注意してください!私も一度経験があります。
一番いいのは二人でお金を貯めて新しい部屋を借りることです。
同棲で部屋を借りるのは一人で借りる時と勝手が多少異なるので引っ越す前に簡単に下調べをしておくと良いと思います。