長く付き合っていると「2人で一緒に住もう!」という流れになることもあります。
確かにお互い一人暮らしをしているよりも2人で家賃を出し合い、広い部屋に住んだ方が経済的にも間違いなくオトクです。
僕は過去に2回ほど同棲したことがあり、1人目は2年ほど住んで、2人目は1年ほどで結局別れてしまいました。
今回はこの同棲経験をもとに同棲はデメリットしかないのか、どんなメリットがあったのかをまとめていきます。
結婚前に同棲するカップルは多い?
同棲するからといって結婚をそこまで深く考えていないカップルもいれば、結婚前提として同棲するカップルもいます。
確かに同棲には一緒にいる際のデメリットはありますが、ゼクシィが334名に対して行ったアンケート調査によれば約7割のカップルは結婚前に同棲を経験しているようです。
結婚するにしてもしないにしても一緒に生活してみて相性が良いかどうかを確かめるのは非常に重要です。
付き合っているだけでは見えない部分が同棲では見えてしまうので思ったよりも生活が合わないと感じる人もいれば、気兼ねなく生活できるカップルもいます。
- 1位:長い時間一緒に過ごしたかったから
- 2位:結婚前に相手を理解したかったから
- 3位:お金の節約のため
同棲理由として良くあげられるのは、より長い時間一緒にいるためというのが圧倒的に多いです。
客観的に見ても同棲することで金銭的節約になるのはかなり大きいように感じます。
同様のアンケート調査では結婚したカップルの約68%が同棲を勧めています。
結婚できたから賛成意見が多いのは当たり前かもしれませんが、相手を見極める上では重要のようですね。
もちろん同棲していれば多々デメリットもあるのでそれを知った上で決めるべきです。
同棲はデメリットしかない?
結論を言えば人と一緒に生活するのが向いているかどうかで、同棲はメリットのほうが多かったり、逆にデメリットのほうが多くなる場合もあります。
個人的には同棲して感じた恩恵は大きいと感じましたが、一方で一人暮らしのような生活スタイルは維持できません。
まずは同棲して僕が感じたデメリットから紹介していきます。
知らないと同棲してから後悔することになるかもしれません。
どっちが契約するか揉めることがある
一人暮らしなら契約者は自分一人だけなので問題ありませんが、同棲やルームシェアだと少し勝手が違います。
2人で住む場合は契約者が2人になり、保証会社を使わないのであれば連帯保証人も2人分必要になります。
契約手続きとしては手間がかってしまうため、片方だけ契約者にしてもう一人を同居人として契約を進める場合もあります。
明確には契約者が1人分なのに2人が住むことは規約違反になりますが、こういうカップルは非常に多いです。
例えば片方だけフリーターで安定した収入を得ていないなどの状況になってくると審査も通りにくくなるので仕方なく収入の多い名義で借りることもあります。
こうなってくると家賃が払えない等の責任は全て契約者に降りかかります。
入居後に2人の関係が悪化して片方が契約していない方が勝手に出て行った場合も支払いの義務は契約者にあります。
今まで家賃を折半して払っていたのであればこれはかなり痛手。
結果的に家賃が払えなくなる危険性があるので同棲を嫌がる家主は多いそうです。
片方だけが契約者になると何かあった時にケンカの原因になったりする可能性があるので注意。責任感が変わってきますからね。
ひとりの時間が極端に減る
同棲すると恋人といつも一緒にいることができますが、その分自分の時間は少なくなってしまいます。
仕事から帰ってくるといつも恋人がいるような状態だったり、こっちのほうが早く仕事が終わったとしても数時間程度しか自分が1人になれる時間はありません。
同棲とかしたいけど、してたけど
やっぱ一人の時間欲しいw— なつぽん@神推しが尊い (@natuponponYear) August 29, 2021
2DKなどの各部屋があるならまだマシかもしれませんが、同棲していると必ず相手に気を遣わなければなりません。
僕の場合は友達とゲームをやるのが趣味でしたが、彼女がいることによって諦めたりしたことがありますし、最初の頃は気を遣わずにゲームをしていたことでケンカにまで発展してしまったことがあるぐらいです。
やっぱ同棲ってか他人と住むってのがオレ無理だなぁ。
もうひとり暮らし8年ぐらいしてるけど、自分の家にいるのに気を遣うってのがだるすぎる。— きむらくん (@hosuke4444) October 10, 2021
他にもyoutubeやドラマ等の動画を観ている時も相手がうるさいと思わないようにボリュームを落としたり、友人や上司との電話にも声が漏れないように気を付けるようになります。
一人暮らしをしていれば気兼ねなくできていたことができなくなるのは確実にデメリットです。
家事の負担が片方だけ重くなりがち
同棲することになれば掃除や洗濯、料理等の家事の量も2倍になります。
うまく分配してやればいいですが、実際にはどちらか片方の負担が重くなることのほうが多いです。
同棲の家事負担問題難しすぎる
完全に生活費を折半してるんだったらこっちも強気でいけるんだけど
喧嘩になるくらいならもう引き続きやるかな…
何が嫌って、私がせかせか動いてる横でテレビをぼーっとみてるのが嫌なのです
ちょっとくらい自分の洗濯物ぐらい畳んだりしてほしいのです
甘えなのかな😇— moku@適応障害→退職 (@moku20210630412) October 3, 2021
恋人が片づけるのが苦手だと自分がいつも片づけるように心がけなければなりませんし、性格的な問題もあるので指摘をすると喧嘩になってしまう可能性もあります。
結果的に自分の負担が重くなることもあるので必ずしも同棲がラクとは限りません。
洗濯も今までは2日~3日に1回で良かったのに毎日しないといけなくなります。
平等に折半することが不可能
同棲では家賃や光熱費、消耗品費を折半することになりますが全てを公平に折半するのはかなり難しいです。
光熱費は毎月変動するので固定額にするわけにはいきませんし、食べる量だってお互い違うので食費にかかる費用も正しく折半することはできません。
彼氏と同棲始めた友達が「家賃は折半。食費は私でその他の光熱費は彼氏持ち。家事は私が大半やってる」って言っててひっくり返った🙄
日中2人共家に居らんのに光熱費なんて知れてるけど、食費は仕事してたら4.5万は普通に飛ぶ。
友達の負担多すぎてもしその場に居たら友達の彼氏ぶっ飛ばす所だったw— ムギ🐱1y👶🏻🍼💓 (@saranxxx7) October 17, 2021
僕の場合は共通の財布を作ったり、毎月固定額を口座に入れておいて余ったお金で旅行に行くなどの方法を取ることでうまくいきましたが、お金の問題はシビアなのでケンカになるリスクがあります。
最初の予定では家賃・光熱費を折半する予定で部屋を借りていても、生活していく上で不満に感じてくることは多いです。
家にいる時間が長い方が電気代を多く使いますし、電気や暖房機器の消し忘れ癖があれば恋人が不満に感じるでしょう。
明らかに自分の方が光熱費を使っていないのに折半になるのもバカバカしくなってきます。
自由に遊びにくくなる
一人暮らしの時はいつ誰とどのぐらい遊ぼうとも自由でしたが、同棲すると必ず相手に心配をかけるようになってしまいます。
例えば朝までで友達と遊んだだけでも「浮気してるんじゃないか?」と疑われることに。
これが地雷嫁になるのか。
何の変哲もない女なら分かるけど、バリキャリ高所得だったならちょっと気持ち分かる。
結婚って考えたら今の生活は絶対維持出来ない。
だってたった1年同棲しただけで夜遊びに行きづらくなり飲み友すら居なくなったし、買い物すら自分の金でしてるのに気を使う。— 某Pさん🤪👈 (@dance_macabre19) April 30, 2020
同じことをしても一人暮らしとは状況が全く違います。
一人暮らしならそこまで心配する必要のないことでも同棲だと「恋人が帰ってこない」という事実が発生するので受け取り方が変わるわけです。
気軽に友達を呼べない
一人暮らしの時は友達を呼んで宅飲みをしたり、ゲームをしたりして楽しむことも多々ありましたが、同棲となると自分1人の家ではなくなるため気軽に友人を呼ぶことができなくなります。
やっぱ同棲って出来ないなぁ。
友達でも二日間が限界。
家に人呼べないしさ、— tom (@mole_52) January 9, 2018
同棲相手に承諾を取らないといけなくなるし、確実に気を遣うことになるので「友達を呼ぶのは諦める」となります。
友達にとっても同棲している友達の家に行くって気まずいでしょうし、ストレスにならないように気を遣うのもしんどいです。
束縛しがちになる
離れて暮らしていた時よりも相手の行動がわかりやすくなるのが同棲です。
お互いの性格にもよりますが、同棲すると相手の帰りが遅くなったり、不穏な様子をしているとすぐにわかるので不安になったり余計に相手を心配するようになります。
同棲くん帰ってきたら安心感からか急にお腹すいたなあ。
やっぱり帰ってこないと不安になるし、辛いこともたくさんあるから同棲なんかしなきゃよかったって何度も何度も思うけど、帰ってきてくれるだけですごく嬉しい😭😭— 芋けんぴたん🛼 (@kenp_iii) August 3, 2021
例えば「友達と遊びに行く」なんて一人暮らしならわざわざ言うことでもないのに同棲だと出かけるってだけで相手に伝えないといけなくなりやすいですし、オールして帰ってこなければ当然心配になってしまいます。
これが常時続くので精神的に不安になって束縛してしまうというカップルは多くなるようです。
同棲していてストレスを溜めることになったら元も子もありません。
相手の嫌な面を必ず見ることになる
僕の同棲経験から言わせてもらうと100%相手の嫌な面を見ることになります。
彼女のことは好きな時があった。けど同棲したら嫌な面が見えて、言葉も通じなくて一気に冷めた。
— 寒らごーち (@SYcuoV5aKx9O8Q6) September 19, 2021
今まではちゃんと髪の毛をセットして、相手により好かれるような意識を保つことができましたが、ずっと一緒に生活しているとメリハリがなくなります。
一緒に生活していると「思っていたよりもだらしなかった」とか「電気を消さない」とか「色々と細かすぎる」などといった自分の性格と合致しない部分が出てきます。
これを流すような気持ちがなければ同棲は続きませんし、今まで見えていなかった理想の部分がはっきりしてきてしまうので冷める原因になることだってあり得ます。
ケンカした時かなり気まずくなる
同じ家に住んでいると必ず1回や2回はケンカになることもあり、それ自体は自然なことです。
ただ、ケンカをすると自分の部屋にこもったりするぐらいしかやれることがないですし、鬱憤を即座に晴らすことができなません。
同じ空間にずっといることで気まずくなりますし、同じ家だと趣味に没頭して忘れるなどの対処もできなくなってしまいます。
同棲中のふるやさんとケンカして、仲直りできないまま1週間。彼の仕事が忙しくて顔を合わせられず、同じ空間にいてもどことなく気まずい。このままではいけないと思っていても「ごめん」の一言が言えなくてここまで来てしまった。
— 甘夏 (@hacch1_8) September 24, 2020
喧嘩した時って「一度距離を置いてみる」というのも有効な手段ですが、同棲だとこれもできません。
恋愛感情が湧きにくくなる
たまに会えるからこそ嬉しくなったりドキドキしたり高揚感を抱くものですが、ずっと一緒にいていつでも顔を合わせようと思えば合わせられるとなると相手に対しての恋愛感情が薄くなってしまいます。
生活していれば嫌な面を見ることもありますし、距離が近すぎるので恋人というよりも家族とか兄妹といったような感覚に陥るようになります。
同棲する前の
また 会おうねって言う瞬間は
次に会えるためのおまじない。次いつ会えるんだろー?
次はどんなことしよー?このドキドキ感は
同棲する前のエモい特権だと思う。— 村人A (@BjntjixQNB8RlVR) October 18, 2021
ずっとドキドキした関係というのはほぼ不可能です。
家族っぽい関係もこれはこれでありですが、いつまでも恋人同士のような関係性を築くのは同棲ではかなり難易度が高いです。
私物が無くなった時に相手のせいにしがち
これは僕が同棲していて実際にあった話の1つですが、当時は500円玉貯金をしていて約10万円ぐらいまで貯めていたらある日いきなりその貯金箱が無くなりました。
いつも固定の場所に置いていたので最初は「あれ?どっか別の場所に移動させちゃったかな?」と自分を疑っていましたが、隅から隅まで探しても見つからないという始末にある疑念が。
結果的にその貯金箱は見つからず、退去した今でもどこにいったのか一切不明。
同棲していて彼女が盗むようにも思えませんでしたが(盗ったら自分が犯人って言っているようなものなので)、今でもモヤモヤしている事件の1つです。
そのちょっと後に下着が盗まれるという被害にもあったので空き巣の可能性も考えましたが、ピンポイントで貯金箱だけ盗んだのはあまり腑に落ちません。
同棲すると恋人を疑うことになるのは良くないですね。
相性が悪かった時に同棲解消するのが面倒だし辛い
同棲しないとわからないことも多いですが、実際に一緒に住んでみると相手との価値観が合わなかったり、生活リズムが合わなかったりで「別れたい」と最終的に思ってしまった時がかなり面倒です。
同棲解消して別れたいけど仕事のことが色々面倒で動き出せないでいる
— あーめん (@amen_zamen) September 10, 2021
通常の付き合いとは違い、別れたいからと言ってすぐに別れることはできませんし、仮に別れたとしても同棲を解消するまでは必ず顔を合わせてしまいます。
僕の場合は恋人に別れ話を切り出されて退去するために部屋の掃除や荷造りをした時がかなり精神的に来てしまいました。
こっちはまだ好きだけど退去のためには顔を合わせないといけないし、部屋を借りるのはすぐにできても退去するまでには最短で1ヶ月かかります。
冷めている状態ならまだいいですが、一方的にフラれた時だと同棲はかなりつらいです。
別れたときに時間と費用の無駄が大きい
同棲してそのまま結婚という流れになればいいですが、別れることも珍しくありません。
もし別れてしまえば、それまで同棲していいた時間はもちろん、わざわざ引っ越した費用がすべて無駄になってしまいます。
僕の友人は同棲して半年で破局していましたが、引っ越しにかかった費用50万円が無駄になってしまっていました。
また、普通に付き合うのとは違い、同棲すると別れを決断するのが鈍くなってしまう傾向があります。
「別れようかと思うけど、引っ越すのが面倒」だったり「費用がもったいない」と感じれば、先延ばしにしてしまいますからね。
同棲してみて感じたメリット
同棲してみて良かった部分についてまとめてみました。
当たり前のメリットから同棲してみないとわからない部分まであります。
金銭的負担が減る
同棲の一番のメリットは金銭的な負担が一人暮らしに比べて圧倒的に減ることです。
結婚のメリットじゃないけど同棲のメリットはやはり家賃の負担が減るが1番デカそう
— しぇり🦋 (@_RShelly_) September 21, 2021
仮に家賃12万円だったとしても半分の6万円で済みますし、部屋探しの際に色んなこだわり条件があったとしても物件は見つかります。
条件に合う物件が多くて部屋探し自体も楽しいので同棲するまではかなり楽しいです。
一人暮らしで安い部屋を探したとしても最低限譲れない条件ってのはあるので結果的に家賃負担がきついってことも多いですが、同棲ではそういったことは滅多にありません。
たいていは一人暮らしよりも金銭的負担は減ります。デートに行く回数も減って家で2人で過ごすことも多くなるのも理由の1つですね。
防犯面の安全性が増す
女性の場合、一人暮らしをしている時よりも男性がいるってだけで防犯性が高くなります。
今まではオートロックで防犯カメラや管理人常駐物件等のセキュリティを気にしていた人でも2人ならそういったセキュリティはそれほど考えなくても良くなります。
もちろん男性がいるからといって=狙われないわけではないですがいざという時に助けになってくれるのはメリットです。
ちなみに僕が彼女とかなり安い物件(洗濯機が外にあるよな物件)で一緒に生活していた時は彼女の下着が盗まれるという事件がありました。
こういったこともあるので安心感があるとはいえ最低限考えたほうが良さそうです。
不安の共有がしやすくなる
一人暮らしでも生活をしていると「家賃の負担が多すぎて今後払っていけるか不安」だったり「仕事が上手くいかなくて不安」だったり様々な不安がありますが、同棲すると気軽に相談する相手がいるので前よりも不安がなくなります。
結婚しているわけではないのでお金の管理は別々ですが、お互いにお金を負担している以上は相手も親身になってくれますし、仕事の悩みだったり生活に関する不安に関しても同様です。
一人暮らしをしている時の「なんとなく不安」といったものも同棲するとなくなります。
寂しさを感じにくくなる
一人暮らしが慣れている人なら寂しいと感じる機会は少ないと思いますが、寂しがり屋な人にとっては同棲することによって「1人じゃない」という精神的な安心感があります。
上記で挙げた「不安がなくなる」理由の1つなのかもしれませんが、やっぱり話す相手がいるというのは大事ですね。
相手と本当に相性が良いか見極められる
同棲することによって相手と本当に相性が良いかを確かめられるので結婚を前提に考えている相手なら絶対に必要です。
僕の場合、1人目の女性とは同棲していてケンカすることもほとんどなく、生活していてストレスを感じることはありませんでしたが、2人目は3日に1回ぐらいケンカに発展していました。
同棲することによって必然的に距離も近くなるため、ちょっとしたことでケンカに発展する可能性があるんですよね。
考え方の違いや価値観の違いなのである程度意見が食い違うのは仕方ないですが、あまりにも毎日毎日揉めるようなら相性の悪い相手ってことです。
同棲していなければ我慢していた部分も日常生活となればそうはいきませんからね。
同棲が上手くいくための方法
同棲を2回経験した上で「こうすればもっと良かった」とか「この方法は良かった」という部分がいくつかあるのでまとめてみました。
家賃が高すぎる物件は避ける
今までお互い家賃6万円のところに住んでいたからといって同棲するなら家賃12万円ぐらいのところを借りようとするのは間違いです。
確かに単純計算した出費は変わりませんが、同棲すると何が起こるかわかりません。
喧嘩して片方が出て行ってしまったり、一人暮らしよりも家賃が払えない状況になりやすいです。
さらに広い部屋の場合は契約アンペア数が違うため電気代も基本料金が高く、使えば使うほど単価も上がっていきます。
この辺は「冬の電気代平均はいくら?」にも書いていますが、電気代には3段階あり、使えば使うほど単価が上がる仕組みになっているので注意しましょう。
同棲をする場合、家賃は一人暮らしの1.5倍程度が適正です。
6万円のところで一人暮らししていたら9万円までが妥当なライン。それ以上は辞めておきましょう。
2DKなどお互いのプライベート空間を作る
同棲が上手くいかない原因はあまりにも相手との距離が近いことにあります。
近ければ近いほど最初は楽しいかもしれませんが、だんだん恋人といるのが当たり前になってきたり、相手の存在に対して嫌悪するようになります。
特に趣味がある人は1LDKじゃなくて2DKの間取りを選びましょう。
同棲で自分の部屋が欲しい!おすすめの広さや間取りを経験者が徹底解説
2DKでも色んな間取りがありますが、おすすめはお互いの部屋が両極端にあり声などが聞こえにくい配置になっていることです。
こういうタイプの間取りであれば友達を呼ぶこともできますし、相手に気を遣って生活しなくて良くなるのでストレスが感じにくくなります。
自分が進んで家事を行う
同棲を2回したことで一番重要だと思ったことは料理、洗濯、掃除などは完全に分担させるより「できるほうがやればいい」という気持ちを持つことです。
もちろんこれによって自分がラクをするのではなく、あえて進んで家事を行ってみてください。
相手は「全部やらせてしまって申し訳ない。自分も気付いた時はやるように心がけよう」という気持ちになります。
完全分担にするとやっていないことを指摘してケンカに発展してしまいますし、全くやらないことに対してイライラしてしまいます。
同棲は相手を思いやることが大切です。
この意識の違いだけでケンカの発展率が変わってくるのでぜひ覚えておいてください。
お金のルールは決めておく
お金は人間関係を崩壊させる、とはよく言ったもので家賃・光熱費・食費・雑費など共通してかかる費用は最初にしっかりと話し合ってルールを決めておきましょう。
例えば「家賃は折半で光熱費とか食費はお互い2万円ずつ入れて余ったお金でデートする」みたいな感じです。
ルールがあやふやになると揉める原因に繋がりますし、お金のせいで相手に対して嫌悪感を抱くようになる可能性もあるので注意。
束縛しすぎないようする
同棲していると相手の帰ってくる時間が遅かったりするだけで心配になってしまいますが、束縛しすぎると別れに繋がります。
「浮気されないか心配でつい束縛してしまう」という気持ちはわかりますが、束縛をすればするほど浮気させる可能性も高くなります。
相手から見れば「信用されていない」と感じますし、生活を制限されて息苦しさを覚えるため。
実際、僕はこのせいで別れたので身をもって体験しました。同棲というか付き合う上でも大切。
まとめ
- 同棲すると確実にドキドキ感はなくなる
- 相手の嫌な面を見ることになる
- 同棲が一番楽しい時期は部屋探し~入居1週間ぐらい
- 別れた時の退去が面倒
- 同棲自体は悪いことではない
なんだかんだで考えてみるとデメリットがかなり多いように感じますが「また同棲したいか」と聞かれれば「したい」と思っているのが今の本音です。
家賃は安くなるし、一緒にいて楽しかったことも多かったのでメリットとしても十分感じていました。
一人の時間が大切な人とかだと苦痛に感じることも多いですが、2DKとかでルームシェアをする感覚で住めば解消できます。
1LDKだと1人の時間が取りづらくなるので「一人の時間なんていらない」って人にはおすすめできません。
結局、結婚を前提に考えるのであれば1度同棲する必要があるので、同棲してみて相手と本当に相性が良いか判断する必要はあると思います。
デメリットも多いものの工夫次第です。「恋人はいるけど遊びたい」って人には不向きです。
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同棲するためにおすすめの不動産サイト3選
普通にスーモやホームズで探すのもありですが、同棲するためには同棲するためには協力的になってくれる不動産業者を利用してください。
同棲は大家から見ると不安そのもの。「同棲して別れたら急に家賃が払えなくなるんじゃないか」とか「長く部屋を借りてくれないんじゃないか」とマイナスな印象があるので審査で落とされることも多くなります。
同棲する際におすすめ不動産サイトを3つほど紹介していきます。
ビレッジハウス
ビレッジハウスは政府が昔管理していた雇用促進住宅を一括で借り上げ内装をリフォーム・リノベーションした物件を提供しています。
通常の賃貸物件とは違い築年数が古くて安い住宅を買って賃貸物件として提供しているため広い割に安いという特徴があります。
敷金や礼金、仲介手数料はもちろん更新料でさえも無料です。
最大3万円のキャッシュバックも行っているので初期費用がわずか数千円で済んだという人も中にはいるぐらい安いです。
家賃の割に広い部屋も多く、同棲向きの間取りは比較的探しやすいです。初期費用も安く抑えられるので金銭的に抵抗感がある人にはかなりおすすめ。
UR賃貸住宅
UR賃貸住宅とは、都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管理している公的な賃貸住宅のこと。
通常賃貸物件は民間企業が仲介したり管理していますが、URの場合は行政が管理しているので仲介手数料はもちろん敷金・礼金もかかりません。
物件はビレッジハウスと似ていて団地のような物件が非常に多いので一人暮らしというよりも同棲やルームシェア向きの物件が多いのが特徴。
行政の運営となっているため退去費もかなり安いですし、敷金2か月最初にかかりますがそれ以外の費用はほとんどありません。
初期費用も結果的に安く抑えられる上に退去費も安いのでもし同棲に失敗して出ていくことになっても引っ越し費用として安く済みます。
UR賃貸住宅の評判はやばい?住んでいた100人の体験談を徹底調査
イエプラ
イエプラは自宅にいながら店舗に行った時のように部屋を探してもらえるサービスです。
スーモやホームズと同じ取り扱い物件数を持ち、最新の物件情報を提供してもらえるのが最大の魅力です。
UR賃貸やビレッジハウスのように初期費用や家賃そのものが安いというわけではありませんが、通常の不動産のような消毒施工費などの無駄なオプション費用が一切かからないので初期費用が高くなることはありません。
チャットで専門スタッフとやり取り可能なのでカテゴリー分けできない細かい条件(初期費用10万円以下など)を伝えることもできます。
同棲にもかなり強力的で親身になってくれる上にチャットで顔を見ないで相談できるという点もかなりありがたい。
同棲するにあたって気になる点とかあればどんどん事前に聞いておきましょう。