同棲の物件探しはいつからすべき?良い部屋を見つけやすい時期とは?

一人暮らし経験のある人なら部屋探しから入居までどのぐらいかかるのかだいたいイメージはつくと思いますが、同棲するとなると2人で探すので一人暮らしと比べるとかかる時間が異なります。

同棲する場合、物件探しはいつからすべきなのか、最適な時期はいつなのかについて徹底的に解説していきます!

同棲の物件探しはいつからすべき?

結論から言うと、同棲する場合は余裕を持って入居したい日の2カ月ぐらい前から部屋探しを始めるべきです。

通常、内見から実際に入居するまでにはだいたい2週間~1か月程度かかると言われています。

一人暮らしであれば1ヶ月前から始めればある程度理想の物件に絞ることができますが同棲は”2人で部屋を決めなければならない”のでどうしても部屋を決めるまでに時間がかかってしまいます。

いえらぶが行った「お部屋探しにかけた時間はどのくらいですか」というアンケート調査によると1ヶ月以上と1か月未満の割合が最も多く、いずれも31%となっています。

部屋決定まで両極端な結果が出ていますが、いつまでに引っ越すという明確な目標があるのは一人暮らしで短時間で部屋を決めることができる一方、同棲する場合は更新日等を除き明確な縛りがないので時間をかけて探す人が多い傾向にあります。

2カ月(60日)というのは不動産が部屋探しに対応してくれる最大期間と言われています。

余裕を持って始めるのは良いことですが、あまりにも引っ越ししたい時期とかけ離れていると大家にとっても利益がない状態となってしまうので契約を引き延ばすのは難しいです。

ちなみに物件には【即入居可物件】と【退去予定物件】があり、それぞれ入居できるまでの時期が異なるのでどちらを狙うかによって部屋探しを始める時期も異なります。

即入居可物件なら1ヶ月半前からがおすすめ

文字の意味としては「すぐに入居できる物件」となりますが、実際には本当にすぐに入居できるわけではありません。

これは、住んでいる人がすでに退去し、ハウスクリーニング、鍵の交換等が全て終わっていて、あとは契約を済ませればすぐに住めますよという意味です。

例えば、この物件を気に入ったとして申し込みをしたとします。

そうすると、ここから入居の審査、契約日、鍵の引き渡し日等の手続きを踏まなければ当然入居できません。

実際に計算してみるとこんな感じ。

入居までの工程かかる日数
物件の申し込み1日
審査期間3日~7日
初期費用の入金・確認1日
書類作成・契約1日
鍵の引き渡し・入居1日
合計日数7日~11日

僕は今までに5回以上引っ越ししていますが、申し込みしてから実際に入居までだいたい平均で1週間~2週間ぐらいかかりました。

あまりにも早く物件探しを始めて決まってしまうと入居したい日よりも前に入居日が決まってしまうので、即入居可物件を狙うなら部屋探しに1ヶ月+申し込み契約2週間と考えて1ヶ月半ほど前から始めるのがおすすめです。

退去予定物件なら2か月前からがおすすめ

仮に翌日に現在住んでいる人が退去する場合でもすぐには入居できません。

前入居者の退去費用を計算したり、実際にハウスクリーニングを行ったり、新しい鍵に付け替えるという作業が行われます。

この物件が「即日入居可」になるまでには早くても1週間~2週間かかります。

入居までの工程かかる日数
物件の申し込み1日
審査期間3日~7日
初期費用の入金・確認1日
ハウスクリーニング退去から1週間~2週間後
書類作成・契約1日
鍵の引き渡し・入居1日
合計日数2週間~3週間

ハウスクリーニング自体は1日で終わりますが、退去してから日取りを決めるまでにだいたい早くても1週間~2週間かかってしまいます。

しかも審査が通ってからじゃないとやらない物件もあるので厄介です。

退去後すぐにハウスクリーニングをやってしまうと、もし仮に次の入居者が決まらなかった時にどんどん時間が経過してほこり等が溜まってしまい再度クリーニングする羽目になってしまいますからね。

部屋を決めるまでに1ヶ月かかるとすると実際に入居できるのにもう1ヶ月程度かかるので2カ月前ぐらいから始めるのがおすすめです。

建設中の新築物件を狙うなら3ヶ月前がおすすめ

同棲する際に新築物件やまだ建設中の物件などきれいな物件を狙う人も多いと思います。

建設中の物件というのはだいたい着工から4か月程度を目安に完成することが多く、入居者を募集するのは着工する4か月前~3ヶ月前ぐらいと言われています。

規模により多少前後するものの、1棟10室ほどの賃貸物件は着工からおおよそ4カ月程度で完成するのが一般的です。この、物件が完成するまでの3?4カ月という期間が、入居希望者に物件を訴求する期間として最低限必要な期間といえます。

引用:HIRO CORPORATION

入居者を募集していきなりすべての部屋が埋まるということはほとんどなく、入居募集時期もバラバラですが3ヶ月前ぐらいに見ておけばほぼ確実に申し込みができます。

同棲におすすめの時期は9月~10月

進学や就職と違って同棲する際は各カップルによって引っ越し時期が異なるので「いつまでに」という明確な時期を決めていない人も多いです。

更新日等を考えて引っ越し時期を決めているなら別ですが、特に決まっていないのであれば9月~10月頃の物件を狙うのがおすすめです。

だいたい9月頃からカップルや新婚向けの間取り(1LDKや2DK)が増えてくる傾向があり、この時期には新築物件も多いです。

結婚式のハイシーズンと言われている時期なのでちょうど更新日により退去したり、カップルや新婚をターゲットに工事をすすめている物件も多いためです。

避けるべき時期は繁忙期の1月~3月

カップルが同棲するなら繁忙期である1月~3月はできるだけ避けるようにしましょう。

1月~3月というのは進学や卒業等で新たに一人暮らしを始める単身者がかなり増えるので、物件数も年間の中では最も多くなります。

ただし、カップル用の間取り物件はそこまで顕著に増加しませんし、この時期に募集をかければ決めてもらえるという考えから家賃も強気に設定しているところが多いので損をする可能性があります。

また、引っ越し業者に依頼する場合、繁忙期はかなり金額も高くなる傾向があります。

国土交通省が調査した大手引っ越し業者の引っ越し件数によると3月~4月がピークとなっています。

3月は業者の予約が取れない状態になっている可能性も高いため、引っ越ししたい日にちに予定を抑えることができません。

繁忙期は家賃交渉や設備交渉もしにくい傾向があるので、お得に部屋を借りたい人や安く済ませたい場合は損しかありません。

同棲の部屋探しから入居するまでの手順

一人暮らし経験のある人ならある程度部屋探しから実際に入居するまでの手順を把握しているとは思いますが、同棲では若干揃える書類や方法が異なるので注意が必要です。

部屋探しを始める

最初からがっつりと探すというよりは「住みたい地域にどんな物件があるか」を見るといった感じでスーモやホームズで調べてみましょう。

ある程度希望家賃を決めていても実際探してみたら全く見つからない可能性はありますし、そうなれば条件を変更する必要が出てきます。

一人暮らしとは違い、お互いに譲れない条件というのは必ずあるので相談しておく必要もあります。

部屋が決まってしまえば入居までも早いですが、この部屋探しに苦戦する人が多くいつまで経っても物件が決まらない可能性も出てきます。

全く良い物件が見つからない場合は時期を変えてみることで新たに空室になる物件を見つけることができます。

内見してみる

内見できない物件もありますが、基本的には内見をしないで契約すると後悔するので同じ間取りなら他の部屋でもいいので内見希望を出しましょう。

内見自体は1人で行っても2人で行っても構いません。

2人で内見したほうが入居してから喧嘩になることも少ないですし、自分が見落としがちな部分も恋人に見てもらえるので一緒のほうがメリットは大きいです。

内見せずに契約するのは後悔する?入居中で内見できない場合の対処法

申し込みを行う

部屋を決めたら申し込みを行います。

入居審査率は管理会社ごとにかなり違いが出る部分なので一概にどの程度とはいえませんが、ある程度収入には基準が設けられています。

家賃適正収入(年収)
4万円144万円
5万円180万円
6万円216万円
7万円252万円
8万円288万円
9万円324万円
10万円360万円
11万円396万円
12万円432万円

適正年収を満たしていても家賃帯が高くなればなるほど審査も厳しくなると言われています。

同棲となると一人暮らしの家賃の1.5倍~2倍程度かかってくるので「年収が満たない」という可能性も出てきます。

基本的に入居審査は片方どちらか1人分の年収を元に行われることが圧倒的に多いようですが、管理会社によっては連盟契約により合算年収で計算してもらえることもあるようです。

この辺りは営業マンに相談してみるのが一番です。

同棲での入居審査は契約者を彼氏と彼女どっちにすべき?

部屋の解約や荷造りを行う

審査に通過した段階で、現在住んでいる部屋の解約手続きや荷造りを行いましょう。

部屋探しの段階から退去の連絡をしてしまうと、もし部屋が決まらなくなってしまったときに困るので審査が通過してから連絡するのが一般的です。

部屋の解約は基本的に退去希望日の1ヶ月前までに行う必要があります。

ちなみに退去日と入居日を同日にする必要はありません。

入居日と退去日の日にちがかぶることによって旧アパートの家賃と新アパートの家賃が被るのがデメリットですが、日割り計算すると大して高くはありません。

入居日と退去日

引っ越すことになれば引っ越し業者に依頼したり、光熱費の解約手続き等も行わなければならないので、この時期が一番忙しいです。

入居日と引っ越し日(退去日)はずらすべき?同じにすべき?

契約や振り込みを行う

審査に通過して書類作成が終わると契約書を結ぶことになります。

契約すると部屋を借りる際にかかる初期費用を振り込むことになるので、ある程度資金が必要です。

ちなみに初期費用の相場は家賃4か月分~5ヶ月分相当と言われています。

保証会社を利用した場合は相場よりも若干高くなります。

前家賃70,000円
敷金70,000円
礼金70,000円
仲介手数料70,000円
火災保険料15,000円
鍵交換費用15,000円
事務手数料5,000円
保証会社利用手数料35,000円
合計370,000円

敷金や礼金が無料だったり、仲介手数料が半額だとかなり抑えることができるので、お金をあまりかけたくないのであればこの辺りの項目にも注目しておきましょう。

仲介手数料が安い賃貸不動産はどこ?無料&半額の業者をピックアップ

鍵の受け渡し~入居

契約する際に入居日を決めますが、基本的に鍵の受け渡しは入居日当日か早くても前日です。

最近はオンラインで契約まで完結してくれるところも増えているので、郵送で送ってもらうことも可能です。

鍵の受け渡しが終わればそのまま入居できるので、あとは荷運びや電気・ガス・水道の契約を行えば生活できます。

同棲の物件探しに時間がかかる理由とは?

同棲する際は一人暮らしの部屋探しよりも時間がかかってしまいます。

2人だからという理由は最もですが、これには明確な問題があります。

カップル用の物件自体が少ない

カップルが住む物件のほとんどは1LDK、もしくは2DKです。

お部屋探しサイト「CHINTAI」が同棲経験者400名を対象に行った調査によると最も選ばれている間取りは2DKであり、2番目は1LDKであることがわかりました。

2DKはお互いの部屋を設けることができるので同棲する際には一番選ばれやすく人気も高いようが実は物件数があまり多くありません。

ホームズで調べてみた山手線内の物件数がこちら。

山手線物件数
総数66,588件
1LDK9,339件
2DK2,066件

2DKは全体のわずか3%程度しかなく、新たに建設される機会が少ないので古い物件が多いです。

1LDKも視野に入れれば多少選択肢は増えるものの「プライベート空間を分けたい」と思っている人が多いのも難点。

恋人と意見が合わないことが多い

一人暮らしなら自分だけの条件というものを決められるので迷うことはあってもある程度妥協できたり、自分の中での基準を明確にすることがでいます。

一方、同棲となると自分だけの意見だけで部屋を決めることができないので自分が「この物件良い」と思っても恋人的には微妙と思われるケースが多いです。

特に問題となるのは立地。

職場が異なると住む場所によって通勤時間がかなり変わってしまうので最寄り駅決めからもめるケースもかなり多いようです。

残業が多いほうを優先した立地にするか、お互い通勤時間が同じぐらいになるような最寄り駅を選ぶかもよく話し合う必要があります。

2人の予定を合わせづらい

条件の良い物件というのはネットに掲載されてもすぐに埋まってしまいます。

2人の予定を合わせずらいということはせっかく理想の条件を見つけて内見予約をしても、内見当日にはすでに成約済みになってしまう確率が高くなるというわけです。

内見を1人で行ってしまうというのも手ではありますが、一緒に物件を決めることができないので入居後に喧嘩の原因になったりすることも。

お互い予定を合わせてすぐに内見しないといけないスピード感を求められるのが同棲での部屋探しではデメリットとなります。



部屋探しをスムーズに行うためにすべきこと

同棲する際の部屋探しと一人暮らしする際の部屋探しでは同じようで全く異なります。

部屋探しは自分1人で決めるものではないので、うまく協力し合うことが大切です。

具体的に同棲する際に注意すべきことをまとめてみました。

物件の優先順位を決める

何を重視すべきなのかカップルによって異なりますが、すべての条件を揃えようとするのは現実的ではありません。

お互いに絶対に妥協できない条件を3つほどあげて、その中で決めていくというのが重要。

理想の部屋を追い求めすぎるといつまで経っても物件が決まらずに喧嘩になったり、イライラする原因になるので注意です。

at-homeが30歳以下の一人暮らししている人を対象に行った「部屋探しの際に重視した点(譲れない条件)」という質問に対する調査結果がこちらです。

こだわり

たいていの人は間取りと通勤時間を重視しています。

人によって違いはあると思いますが、こういった条件を参考にしながら何を妥協すべきかを考えましょう。

折半だからといって家賃をあげすぎないこと

単純計算で今住んでいる物件の2倍の家賃にすると審査が通らなくなったり、住めたとしても何かあったときのリスクが高いので1.5倍程度にとどめておきましょう。

審査に関して「2人の合わせた合算年収なら余裕」と思うかもしれませんが、基本的に入居審査は片方どちらか1人分の年収を元に行われることが圧倒的に多いようです。

また、喧嘩をして相手が出て行ってしまった場合、部屋を解約することになりますが数か月で退去すると初期費用がすべて無駄になってしまいます。

初期費用というのは家賃の高さに比例して高くなるので散財する結果につながる可能性もあります。

また、同棲中にどちらかが退職や転職等で一時的に職を失ったときに1人で家賃をカバーする可能性もゼロではないのである程度の余裕がないとかなりキツイ生活になってしまいます。

金銭的余裕というのは心の余裕にもつながるので、多少妥協してでも家賃の安さは重視すべき。

同棲経験者が教えるカップルに最適な部屋の広さやおすすめの間取り

相手に任せ過ぎず積極的に行動する

一人暮らしだと自分が行動しなければ何も始まらないので必死になって物件探しをしたり、内見したりと行動しますが、同棲の場合は最悪相手に任せておけばいいので積極的に動かない人も多いです。

片方だけ頑張っても結局2人で部屋を決めなければならないので相手に任せ過ぎるのはいつまで経っても物件が決まらない原因の1つになってしまいます。

自分が契約者でなくとも部屋を提案したり、内見するときに予定を合わせたりといくらでもできることはあります。

CHINTAIが調査した「同棲の際に積極的に探したのはどちらか」というアンケートによれば男性が43.2%、女性はその半分の22.5%しかありません。

女性のほうがやや消極的というか任せてしまう傾向が強いので注意が必要です。

まとめ

MEMO
  • 同棲の物件探しは2カ月前ぐらいから始めるのが理想的
  • 建設中の新築物件は4か月~3ヶ月前ぐらいに申し込み可能となる
  • 同棲する際のおすすめ時期は9月~10月
  • 繁忙期の1月~3月は割高で同棲用物件も比率的にそこまで多くないので避けるべき

物件の申し込みから入居までのスピードは変わりませんが、同棲では部屋探しにかなり時間もかかることもあるため、ある程度余裕を持って探すのがおすすめです。

部屋探しの際に意見が食い違ったり、なかなか決まらずに喧嘩になるカップルも多いので注意してください。

いつでもいいなら部屋探しの時期は9月~10月頃が最もカップル用の物件が多いのでおすすめです。

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