賃貸の入居審査でアリバイ会社利用は危ない?バレるとどうなるのか

収入の面や職業的に部屋を借りるのが難しいという方も多いと思います。

実際不動産業界では審査の申込書に嘘の情報を書いてしまう場合も多いそうです。

その中でもアリバイ会社を使い、審査を通そうとする人もいます。

では実際アリバイ会社ってどんなものなのか、審査はばれることはないのかその辺の情報をまとめていきます。

賃貸の入居審査でアリバイ会社を使うとバレる?

アリバイ会社というのはその名の通り審査等で必要な証明書に困った時のそのアリバイをより本物っぽく見せるために源泉徴収票や収入明細を作ってくれる会社のこと。

審査というのは賃貸だけでなくクレジットカード等の審査が通らないという人、結婚相手に挨拶する時に仕事の証明をするためなど利用する理由は色々あります。

また、アリバイ会社というのは日本全国に無数に存在していてホームページで集客を行っているところも多いです。

入居審査での利用者は職業的に不安のあるフリーターや水商売、また年収的に不安のある人が主に利用しています。

会社によってできることと出来ない事は異なりますが、書類の作成や確認の電話が来たときのための対応などがあります。

アリバイ会社の仕事内容
  • 源泉徴収票の作成
  • 給料明細書の作成
  • 住宅手当証明の作成
  • 内定通知書の作成
  • 在職証明書の作成
  • 名刺や社員証の作成
  • 在籍確認の電話対応
  • 電話がかかってきた時の引き継ぎ

嘘がばれないように細かいところまでやってくれるので、比較的大手の会社なら非常に嘘はばれにくいです。

賃貸契約の審査の場合は「源泉徴収票の提示」「在籍確認の電話」などはよくあることなのでアリバイ会社を使うと審査を通すのもかなり楽になるのも事実。

基本的にはバレないように書類作成を行っているのでバレるケースは少ないですが、当然0ではありません。

アリバイ会社利用がバレるケース
  • 書類に不備がある
  • 勤務確認の電話の際に対応が不自然でバレる
  • 公的書類の偽造でバレる
  • 公式ページがない・更新がなくて疑われる
  • 勤務先住所に店舗が存在しない

アリバイ会社で源泉徴収を作り、新居に入居することとなったが、後日、不動産屋から勤め先の法人登記が見つからないとの連絡があった。

参照元:教えて!goo

少しでも疑われる要素があれば、そこから調べて本当の情報かどうか判断することができるので、下手なアリバイ会社を利用すると不備が発覚してバレる可能性もあるというわけです。

料金はいくらぐらいかかるのか

これも会社や頼む書類等によって値段は変わりますが相場は大体10,000円~20,000円ほどです。

項目男性女性
初回登録料約12,000円前後約10,000円前後
源泉徴収票約10,000円約10,000円
給与明細表約5,000円約5,000円
内定通知表約8,000円約8,000円
在籍証明書約8,000円約8,000円

電話の対応などはいつまで対応してくれるのかプランが選べ、それによって値段も異なります。

だいたい1回の利用で25,000円前後が相場と言われています。

めちゃくちゃ高いというわけでもないので(初期費用に比べると)利用はしやすい方かと思います。

ただ料金は賃料によっても変動することがあります。家賃が高くなると当然入居審査も厳しくなるので通すためにしっかりとしたプランが必要になります。

在籍確認等も含めると家賃の50%程度取られることもあります。

アリバイ会社の利用は違法なのか

アリバイ会社を登録すること自体は違法ではありませんが、かなりグレーゾーンです。

源泉徴収票等の作成についてアリバイ会社は作成権限はあるため文書偽造罪に問うことができず、また源泉徴収票等は公文書ではなく私文書のため虚偽公文書作成罪に問うことができない

参照元:wikipedia

アリバイ会社が「我々のアリバイ会社に勤務している」という証明書を発行しても文書偽造罪にはなりませんが、他会社の名前を使った場合は罪に問われる可能性が高くなります。

また、嘘の書類を作成して入居審査を通そうとした場合は大家を騙そうとする行為となるため詐欺罪・偽証罪等に当たる可能性も。

ただし、バレてしまっても賃貸借契約違反となり、入居できないだけで済むことがほとんどです。

アリバイ会社としては「うちは書類作成してるだけ。使うかどうかは利用者によるから勝手にやってくれ」という言い訳ができます。

その書類を審査で使用した時に始めて違法となるわけです。ただ訴訟を起こすレベルにまで発展することはない場合が多いのが現状です。

公的書類の発行は偽造に辺り、犯罪となります。

保険証の作成だとか運転免許証の発行だとかは公的書類なので作成した時点で犯罪です。

ちゃんとしているアリバイ会社は公的書類の発行はしていませんが、悪い会社だとその仕事も請け負っているところもあるそうなので注意。

アリバイ会社を利用する上で見極めるポイントの1つ。

アリバイ会社を実際に利用する方法

賃貸契約の審査で実際に利用する場合も2つのパターンがあります。

アリバイ会社の利用方法
  1. 自分でアリバイ会社を精査して、自分で登録する
  2. 不動産経由でアリバイ会社を使う

自分でアリバイ会社を探すとなるとどこが良いのかわかりにくい場合もあり、ばれてしまうリスクはこちらの方が高いでしょう。

ネットにはアリバイ会社の比較サイトがあるのでいくつか参考にしてみると良いと思います。

2の場合は不動産によりけりですが、仲介業者の人に「審査は通らないと思うのでアリバイ会社を利用してみましょう」と勧められることもあります。

そもそも不動産がアリバイ会社を勧めたり、提携すること自体は問題なのですが、実際の不動産業界はかなりブラックです。

それこそバレてしまえばその不動産屋の責任問題となることもありますからね。

ただ、今までにも同じような手段を何度も利用し、何度も審査が通るようにしてきた実績があるから勧めているため、バレることはほとんどないとも言えます。

審査通りますよ。契約する不動産屋さんで紹介して貰えます。
不動産屋さんと提携してると言うか、決まった所が有るみたいなので、アリバイ会社が必要と思われる人には、不動産屋さんの方から《こう言う会社が有るので、ここを利用して下さい》みたいな感じで言われる事が多いです。

参照元:教えて!goo

どっちにしても自分で探すよりは仲介業者の方に正直に今の現状を話し、相談してみた方が楽ですし協力してくれるので良いでしょう。

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アリバイ会社を使ってバレたらどうなる?

しっかりしたアリバイ会社なら本当に完璧に作成してくれますし、矛盾が出ないようにするので審査も通り、入居後も安心できますがだめな会社だとバレます

訴えられるケースは少ないですがバレてしまった場合は2つの問題が発生します。

入居できない・退去させられる

アリバイ会社で実際に登記簿に載っている会社に1ヶ月間在籍していることにしてもらい、給与明細は自分で3か月分その会社名義にて作成、提出後に賃貸契約の審査を通過して入居してから3日後に不動産屋から「虚偽の申告をしたため契約書どおり出て行ってください」と言われ明日、水曜日に出て行かないといけません。

参照元:知恵袋

書類作成に関してはプロがやることなので問題はないとしても、アリバイ会社自体がペーパーカンパニーだったりすると登記の問題でバレてしまうことは十分考えられます。

最近のアリバイ会社はしっかりと営業している会社と提携していることもあるのでバレるリスクは低くなっています。

仮にバレてしまうと入居審査に通らない、入居後にバレると強制的に退去させられるようです。先ほども言ったように明確には違法行為に当たりますが貸主も面倒事にはしたくないのでそれで終わることがほとんど。

同じ管理会社の部屋が借りられなくなる

管理会社というのは1つの物件だけを管理しているのではなく、複数の物件を1手に引き受けています。

もしアリバイ会社の利用がバレてしまえば借りようとしていた部屋はもちろん、その管理会社が管理している物件すべてで入居が拒否されてしまいます。

どの物件が同じ管理会社なのかわかりませんし、同じ地域に住む場合はバレたときのリスクは高いです。

また、保証会社利用時にはブラックリストに登録されてしまうため、同じグループ会社の審査に通らなくなります。

部屋を借りるだけでなくクレジットカードやローンの審査にも通らなくなってしまうのでリスクは高いです。

ちなみに保証人を立てられずに保証会社を利用した場合はバレるリスクが高くなります。

保証会社は、最近ではアリバイ会社の利用を高確率でわかるような情報の蓄積をしています。単純に会社名だけでなくアリバイ会社や利用するお客さんなどのリストは保証会社同士でも共有しているのではないかと思われます。

参照:https://claimfudousan.com/alibi-company-features/

保証会社は家賃を支払えなかった時に一時的とはいえ代わりにお金を支払う会社なので、より審査は厳しくなるのでしょう。

もちろん保証会社を利用したからと言って必ずバレるというわけではありませんが、バレるリスクを減らしたいのであれば保証会社必須や連帯保証人不要の物件は避けるべき。

アリバイ会社を使わずに部屋を借りる方法

アリバイ会社利用を考えている人の多くは年収や職業的に部屋を借りたくても借りられないケースがほとんどですが、実際にはアリバイ会社を使わなくても部屋を借りる方法はいくらでもあります。

職業や年収が低くても部屋を借りやすい不動産を3選紹介していきます。

イエプラ

イエプラ公式ページへ

項目イエプラ
入居審査審査のゆるい物件のみを探してもらえる
対応関東・関西
仲介手数料基本賃料1か月
内見現地集合可
利用料無料
物件数約10万件以上
魅力業者専用サイトが見れる

イエプラは不動産というよりも部屋を探してもらうサービス会社ですが、審査のゆるい不動産物件に絞り込んで探すことが可能です。

チャット欄で条件を細かく伝えることができるため「審査が不安なので緩い物件を探して欲しい」と伝えればあとはスタッフが独立系を使っている物件の中で条件に合う部屋を探してくれます。

審査を通すのに協力的になってくれて直接顔を見ずにチャット上で相談ができるので普通の不動産よりも利用しやすく、親身になってくれます。

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅の特徴やメリット・デメリット!仲介手数料や評判・口コミってどうなの?

UR賃貸住宅のホームページへ

項目UR賃貸住宅
入居審査一時支払い制度や貯蓄基準制度を利用できる
対応全国
仲介手数料無料
内見現地集合可
利用料無料
物件数約72万戸
魅力無駄な費用が一切かからない

先ほども紹介したUR賃貸住宅であれば無職でも部屋を借りることができます。


UR賃貸住宅は通常の賃貸不動産と違い民間ではなく都市再生機構という独立行政法人が管理している賃貸住宅です。

簡単に言えば国が管理し、所有している物件のこと。

UR賃貸住宅は部屋を借りるための条件が前もって定められていて公表されています。

【単身者の場合】

家賃額基準月収額
62,500円未満家賃額の4倍
62,500~20万未満25万円(固定額)
20万以上40万円

これだけ見るとむしろ審査は厳しいように感じられるかもしれませんが、これとは別に一時支払い制度や貯蓄基準制度があります。

一時支払い制度は1年分、2年分といったように年単位で前払いできる仕組みです。

例えば「現在無職で収入は全くないけどある程度の貯金はあるので部屋を借りたい」という人の場合、1年間分を前払いすれば実質審査をせずに部屋を借りることが可能なわけです。

UR賃貸住宅はその他にも初期費用がほとんどかからない点や民間ではないので退去費用もかなり安いので引っ越し費用がかかりません。

UR賃貸住宅の評判はやばい?住みたくないと言われるデメリットとは

レオパレス21

レオパレス公式ページへ

項目レオパレス
入居審査前払いシステムで審査がほぼ不要
対応全国
仲介手数料無料
内見現地集合可
利用料無料
物件数約21,624件
魅力30日から利用可能プランあり

レオパレス21といえば家具家電付き物件やマンスリープランや短期契約プランが有名な不動産です。

マンスリープランや短期契約プランは通常の契約とは違い基本的に借りる期間の家賃を前払いすることになるためほとんど審査はありません。

ちなみにレオパレスにも通常の賃貸契約方法を取っている物件もありますが、家賃保証会社がレオパレスのグループ会社である「プラザ賃貸管理保証株式会社」の独自系となるためクレカの滞納歴等は調べられることはありません。

レオパレスの物件はマジでやばい?評判から見るデメリットまとめ

まとめ

MEMO
  • アリバイ会社が罪に問われるケースは少ない
  • 料金の相場は25,000円前後ほど
  • アリバイ会社利用がバレる可能性は低い
  • 審査等に利用してバレてしまうと詐欺罪・偽証罪に当たる可能性がある
  • 賃貸審査の場合は退去させられて、同一管理物件の審査が通らなくなる
  • 自分で探さなくとも不動産屋が提携している場合もある

アリバイ会社の利用には一定のリスクがあることを知った上で利用するかどうか検討してみてください。

アリバイ会社を使わなくても部屋を借りる方法はあるので、最終的にどうしようもなくなったときの選択肢として考えておくべきです。

100%ばれないアリバイ会社は存在しません。

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