賃貸の入居審査で落ちる割合は?落ちたら再審査してもらえる?

部屋を借りるときに必ず必要なのが入居審査です。自分の年収や職業、連帯保証人を元に審査を行って、これを通過しなければ入居することはできません。

僕自身は無職時代でも落ちたことはありませんでしたが、理想が高すぎる物件や年収の比率などから落とされる人もいるようです。

今回は入居審査でどのような項目を審査されているのか、落ちる人にはどんな特徴があるのか1つ1つご紹介していきますので自分に当てはまっているかどうか参考にしていただければと思います。

入居審査で落ちる人の割合はどのぐらい?

入居審査といっても物件は入居申し込みをする人によって誰が審査をするか変わります。

基本的には管理会社の審査となりますが、管理を委託せずに大家が個人で運営している場合は大家の審査となり、家賃保証会社を利用する場合は保証会社の審査となります。

入居審査通過率の統計データはありませんが、不動産サイト等のデータをまとめた表は以下。

審査する人落ちる割合
管理会社1%前後
家賃保証会社5%~10%
大家のみ1%未満

調べてみたところ入居審査通過率は90%以上はある模様。

管理会社や大家の審査は割と緩く、独自のマニュアルに沿って審査をするのみとなりますが、家賃保証会社の場合は過去の滞納歴等まで調べられてしまうので他よりも落ちる割合が高くなるようです。

落ちる理由として一番高いのは“収入と家賃が見合っていないこと”だそうです。

あとは仲介業者の伝達ミスや書類上のミスなんかも落ちる要因としてはあり得るそうです。

掲載されている条件が間違っていてそのまま申し込んでしまって落ちる人もいるみたいですね。

入居審査の際には必ず不動産仲介業者が介入するので明らかに落ちそうな人は申し込み段階で「この収入では無理ですね」と言われてふるいにかけられるので審査までこぎつけるとほとんどの人は通過できるのでしょう。

ただし仲介業者は滞納歴まで調査することはないので家賃保証会社での審査時にクレカのブラックリスト等が判明して落とされるという人が一定数いるようです。

割と審査項目もはっきりしているのでよほど理想の高い物件を選んだり、収入が低すぎない限りは落ちません。

人気物件の場合も早い者勝ちとなるので「より収入が多い人を取る」というやり方はしていませんからね。

最近は需要と供給のバランスが崩れていて、空き室が増えているので昔よりも審査が緩くなっている傾向があります。

入居審査といっても当たり前のことを見ているだけなのでそこまで不安がる必要はないでしょう。

入居審査に落ちる人は連絡が早い?

通常、入居審査はだいたい1週間程度かかるといわれていますが、明らかに落ちる人というのは連絡が早くなる傾向があるようです。

入居審査は管理会社や家賃保証会社ごとに独自のマニュアルがあり、それに従って審査をしますが例えば「過去の滞納歴がある人NG」となっていれば、それが判明した時点でどんなに収入が高くても審査は落ちてしまいます。

総合的な判断を必要としないため自然と審査の可否も早くなるというわけです。

ただし、入居審査に落ちる人全員の連絡が早いわけではありません。

というのも特に問題はないけど収入にやや不安ありな場合は会社の勤続年数、年収、保証人の有無など総合的な判断になるので審査項目が多くなるので時間がかかってしまいます。

結果的に落ちたとしても総合的な判断をしている場合は1週間程度かかってしまうこともあります。

明らかな問題がある場合だけ連絡が早いというわけです。

入居審査が通る人も連絡が早い

逆に余裕で入居審査を通過できるぐらいの収入がある人も連絡が早くなる傾向があります。

十分家賃に見合う収入で、特に過去の滞納歴もなく勤続年数も十分というのであれば落とす必要性が全くなく、むしろ大家としても管理会社としても早く入居してほしいので連絡も早くなります。

収入が十分で問題がなければ1日~2日で連絡が来ることもよくあります。

管理会社から電話があり「ちょうど仕事で電話に出られなかった」と不安になる人も多いようですが、特に問題がなければ連絡も早いので落ちたと解釈するのは早計です。

入居審査で落ちる人の特徴

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大家や管理会社、保証会社によって審査基準は大きく異なるため一概に「○○だから落ちる」というのは言い切れません。

ただ、審査に落ちる場合はたいてい以下のどれかに当てはまっている可能性が高いのも事実です。

家賃と年収が見合っていない

一番はじかれる可能性が高いのがこの項目です。家賃が高めの物件なのに年収が見合っていないと払えない可能性が高くなるため断られやすくなります。

家賃適正収入(月収)
5万円150,000~200,000円
6万円180,000~240,000円
7万円210,000~280,000円
8万円240,000~320,000円
9万円270,000~360,000円
10万円300,000~400,000円

これは審査基準の家賃ではなく、賃料に対する適切な家賃を一覧にしたものです。

私の友人は年収200万円でも家賃8万円の物件の審査が通っていましたし、この金額は目安にしかなりませんが、生活費+賃料が収入を超える金額の場合は入居審査ではじかれる可能性が高いです。

高齢者の一人暮らし

若い人なら関係ない話ですが、高齢者が一人暮らしをしようとするとはじかれるケースがあるようです。

高齢者の場合は「新たな収入が見込めない」可能性が高いので、貯金額を見て審査される場合が多いです。

それと高齢者は万が一物件の中で亡くなってしまった時に次に貸すことが難しくなるのが最大の理由と言われています。

こうなると事故物件扱いになるので借り手が見つからなかったり、すでに他の部屋に住んでいる人が引っ越してしまったり、格安の賃料に設定しなければならないなどのデメリットがあるので大家側としては嫌なんでしょうね。

過去に滞納したことがあるかどうか

家賃はもちろん、クレジットカード、ローン、税金などなど過去に滞納したことがある場合は「個人信用調査」で引っかかるケースがあります。

入居審査は「ちゃんと家賃を払えるかどうか」を見ているため、こういった不払いを起こしているとかなり印象が悪くなります。

一度や2度のミスで滞納がある程度ならほぼ関係ないので安心してください。

過去何年も滞納していて現在進行形で~というのはブラックリスト入りしていて落とされる可能性が高いです。

連帯保証人がいるかどうか/他人か身内か

連帯保証人は両親や兄弟などの身内を立てる人が多いと思いますが、もちろん身内以外でも収入がしっかりしている人ならだれでも保証人になることは可能です。

ただ、友人や親戚など自分とは異なる姓の人を連帯保証人にした場合「この人大丈夫かな?」と不信がってはじかれることがあるようです。

保証会社を利用する場合は連帯保証人を立てなくても良いので、無理に友人に頼むぐらいなら保証会社を利用してしまった方が良いでしょう。

職業がちゃんとしているか

いわゆる風俗のような夜の仕事をしている人や危ない仕事をしている人なんかが当てはまります。

また、無職、フリーランス、自営業もサラリーマンに比べると入居審査が通りにくいと言われています。

この辺は職業差別になるのでなんとも言い難い部分ですが、大家側としては安定した職に就いている方が「家賃を滞納しなさそう」という印象があるんでしょうね。

もちろん、フリーターでも風俗業でも普通に審査が通る物件も多いのであまり焦る必要はありません。

見た目がちゃんとしているか

最近は仲介業者と会うことはあっても大家や管理会社、保証会社の人と直接話す機会はないので見た目で判断されることはシェアハウスに入居する時ぐらいしかありません。

ただ、入居審査を行うとほぼ必ず審査中に電話がきます。年収のことや職業のことなどちょっとした質問を受けることが多いですが、実はこの電話での対応を審査の一部になっていることも多いです。

変な話、電話対応でため口とか強気な口調などは印象が悪くなります。電話が来た時にしっかりと受け答えができないとはじかれる可能性があるので注意してください。

過去に入居トラブルを起こしたことがあるかどうか

保証会社や管理会社は横のつながりが強いので入居中にトラブルを起こした人、悪質な人なんかはブラックリストに入っています。

このリストは業者同士で共有されているため、トラブルを起こした人はその時点で入居を拒否されるリスクが高いということです。

大家の都合で入居を拒否される

最終的に入居させるかどうか判断するのは部屋の持ち主である大家です。

まぁ管理が面倒なのですべてを管理会社に一任している場合は別ですが、上記の項目に当てはまらなくても「この前トラブルを起こした人は保育士だったから保育士はお断りする」という理不尽なケースもあるようです。

オーナーの持ち物件の場合、
仕事内容や年齢で嫌とかもあるみたい。
こればかりはオーナーの自由だから…

参照元:ガールズちゃんねる

実際トラブルを起こす人と職業は関係ないですが、そういうイメージがついてしまうとちゃんとしていても入居審査で落とされる可能性があるので、もし理由がよくわからずに落とされた場合はこういった特殊な理由を疑うべきです。

入居審査に落ちたらどうすべき?

入居審査に落ちたからといって絶対に部屋を借りられないわけではありません。

物件を変えれば当然管理会社も変わるので同じ家賃帯だとしても入居審査に通ることはあります。

収入に十分見合う家賃帯の物件を選ぶ

審査に通らなかったということは収入に見合った家賃帯よりもやや高い物件を選んでいる可能性が高いです。

入居審査は結局のところ「ちゃんと家賃を支払ってくれるのか」という部分なので、十分収入に見合っているのであれば多少過去に滞納歴があったとしても通る確率は高くなります。

一人暮らしの物件であればだいたい家賃が7~8万円を境に審査が厳しくなる傾向があると言われているのでどうしても審査を通したいのであればそれ以下の家賃の物件を選ぶようにしましょう。

家賃が高くなればなるほど審査は厳しくなります。

家賃保証会社を必要としない物件を選ぶ

入居審査の落ちる割合でも家賃保証会社が圧倒的に高くなっています。

家賃保証会社は信販系と呼ばれるクレジットカードと同じ審査会社が行っていることもあり、過去の滞納歴やブラックリストの有無についてまで調べられてしまいます。

「保証人不要!」とアピールしている物件は家賃保証会社の利用を必須としているので、こういった物件を避けるようにしてください。

収入が家賃に見合う額でなおかつ連帯保証人をつけられるのであれば家賃保証会社を利用しなくていいので、過去の滞納歴があったとしてもバレることなく審査してもらうことができます。

空き室率の高い物件を選ぶ

建物全体として空き室率の高い物件は需要が低いということになります。

大家としては少しでも空き室を減らして家賃収入を得ないと固定資産税等で赤字になってしまうので自然と審査は緩くなります。

入居したい物件を見つけたらマンション名やアパート名で改めて検索をかけてみてください。

複数の部屋が募集している場合は空き室が複数あるということなので審査が通る確率も高くなります。

最近では賃貸の空き室率も増えているので入居審査を通過できる可能性は高くなっています。

繁忙期を過ぎて残っている物件を選ぶ

不動産業界の繁忙期というのは1~3月です。

この時期は大学生になる人や社会人として働く人など新たな環境に入れ替わる時期なので一人暮らしをする人が圧倒的に多くなります。

通常不動産業界は水曜日が休みですが、この時期ばかりは水曜日も営業している仲介業者が多いですね。

審査を通したいのであればこの時期を過ぎてまだ残っている物件を探してみてください。

大家としてはこの時期を逃すと1年間人が入らない可能性があるためかなり焦っている状況です。明らかに審査が緩くなります。

不動産屋がやたら押してくる物件を選ぶ

実際に部屋を探したことがある人ならわかると思いますが、不動産屋はある一定数の物件をおすすめとしてやたらと押してくることがあります。

自分の出した条件とは違うのにやたらと押してくることもあります。

こういった物件は不動産屋にとって儲けが大きかったり自社物件であるなど仲介業者の利益につながっています。

基本的に不動産屋としては、できれば自分たちにとっても
入居者を優先的に入れたい物件というものがあるのです。
その優先順位は、会社によっても多少違いますが、大体次のようなものです。

・自社物件または管理を引き受けたオーナーさんの物件
・手数料などが他の物件より多くもらえる物件
・新築物件などキャンペーン物件
・オーナーさんの条件等が緩く、決めやすい物件

参照元:誰も教えてくれない賃貸住宅の話

優良物件かと聞かれればそうでない可能性の方が高いですが、もし審査の段階になれば是が非でも通るように仲介業者が計らってくれる・もしくは審査自体が緩いので簡単に入居することができます。

シェアハウスを借りる

「実家を出たい」もしくは「今住んでいる物件の家賃が高くて困っている」という場合は一時的にシェアハウスを借りることをおすすめします。

というのもシェアハウスは相場に比べて圧倒的に家賃が安いのが理由の1つ。都内でも5万円前後で借りることができます。

また、初期費用も通常の賃貸物件のように何十万もかかることはありません。2~3か月分の賃料が払えるなら問題なく借りることができます。

審査も緩くてフリーターや現在無職で少し貯金があるという人にもおすすめ。

シェアハウスと聞くと「赤の他人と共同生活」をイメージしますが、最近は各部屋に鍵がついていてリビングや風呂・トイレのみ共有するというケースが多いです。

ほとんど顔を合わせることもありませんし、他人に介入されることもあまりないので生活しやすいです。

シェアハウスがやめとけと言われるデメリットと意外なメリット

一度落ちた物件で再審査してもらうことはできる?

一度入居審査に落ちている物件だとしても場合によってはもう一度審査をしてもらえることがあります。

ただし再審査となると前と同じ状況では全く意味もなく、断られてしまうため以前と条件が変わっている必要があります。

再度入居審査をしてもらうための条件
  • 最初よりも年収が増えているような状況
  • 連帯保証人をつけて審査してもらう場合
  • 保証人が最初と変更されている場合

年収が最初に審査してもらっていた時よりも増えていたり、連帯保証人を新たに加えることによって審査する項目が変更されるので入居審査に通過できることがあります。

また、保証人を変更している場合も同様、保証人の年収も加味されるので審査をしてもらうことが可能です。

「落ちたけどすぐに再審査してもらいたい」という場合は基本的に保証人を変えることでしかできません。


時間が経っても良いのであれば転職等で年収を増やした上で再度審査してもらうというやり方があります。

まとめ

MEMO
  • 入居審査に落ちる割合は高くても全体の10%前後
  • 家賃保証会社を利用したほうが入居審査に落ちる割合は高くなる
  • 審査してもらう前に仲介業者が審査を通せるかどうか判断するので落ちる割合は低い
  • 再審査してもらうことは可能だが条件が変わっている必要がある

基本的には入居審査までこぎつけた段階で通過できる確率はかなり高いと思って大丈夫です。

落ちる人はクレカの滞納歴があったり収入に見合わない家賃帯の物件を選んでいる可能性が高いです。

滞納歴があったとしても物件を変えて保証会社を利用しなければ過去のことまで調べられることはないので収入に問題がなければ審査を通すことは可能です。

賃貸の入居審査で必要な年収や貯金残高はいくらなのか調べてみた 部屋を借りる際の入居審査で一度に複数の物件に申し込むことはできるの?

審査に協力的なおすすめの仲介業者

入居審査の基準は物件ごと、管理会社ごとに異なっているので一概には言えませんが審査が緩いと言われている不動産について紹介していきます。

イエプラ

イエプラ公式ページへ

イエプラは不動産というよりも部屋を探してもらうサービス会社ですが、審査の緩い不動産物件に絞り込んで探すことが可能です。

チャット欄で条件を細かく伝えることができるため「審査が不安なので緩い物件を探して欲しい」と伝えればあとはスタッフが条件に合う物件を探してくれます。

審査を通すのに協力的になってくれるので普通の不動産を利用するぐらいならイエプラを利用して部屋を借りたほうが審査は通りやすいです。

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた感想まとめ

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅の特徴やメリット・デメリット!仲介手数料や評判・口コミってどうなの?

UR賃貸住宅は通常の賃貸不動産と違い民間ではなく都市再生機構という独立行政法人が管理している賃貸住宅です。

簡単に言えば国が管理し、所有している物件のこと。

UR賃貸住宅は部屋を借りるための条件が前もって定められていて公表されています。

【単身者の場合】

家賃額基準月収額
62,500円未満家賃額の4倍
62,500~20万未満25万円(固定額)
20万以上40万円

これだけ見るとむしろ審査は厳しいように感じられるかもしれませんが、これとは別に一時支払い制度や貯蓄基準制度があります。

家賃等の一時払い制度や貯蓄基準制度をご利用いただくか、一定の条件を満たす方は収入基準の特例を受けることができます。

参照:UR賃貸住宅

例えば「現在無職で収入は全くないけどある程度の貯金はあるので部屋を借りたい」という人の場合、1年間分を前払いすれば実質審査をせずに部屋を借りることが可能なわけです。

通常の審査では落とされるような人でも他の方法を取ることができるので実質的に審査はむしろ緩い。

UR賃貸住宅はその他にも初期費用がほとんどかからない点や民間ではないので退去費用もかなり安いので引っ越し費用がかかりません。

UR賃貸住宅の評判はやばい?住みたくないと言われるデメリットとは

部屋まる

部屋まるホーム

部屋まる。公式ページへ

部屋まるは東京・埼玉・千葉・神奈川の家賃6万円以下の物件を取り扱っている不動産会社です。

もともとが低い家賃をコンセプトに集客を行っているので、当然利用者の中には「審査に不安がある」とか「職業的に部屋を借りにくい」という人も多いです。

そのため審査にも協力的ですし、公式ページでも「生活保護を受けている人も気軽に相談して」と書かれています。

部屋まる。の特徴や口コミ・評判まとめ!なぜ家賃が安いの?

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