賃貸物件の内見時に持っていくものや聞くべきこととは?

初めての内見だと何を見れば良いのかよくわかりません。

ただ部屋を決める上では重要な項目がいくつあり、見逃すと入居した時に後悔します。

今回は内見が初めてという方のために内見時に持っていくべきものや内見時に仲介業者・不動産に聞いておくべきことについてご紹介していきます。

ちなみに内見時のチェックリストについては別ページにまとめていますので参考にしてみてください。

内見時のチェックポイントとは?

内見する目的とは?

内見せずとも物件情報の写真や間取りである程度の情報は得ることができます。

実際に内見してみても写真とそこまで差はありませんが、内見することで”本当に写真と同じなのかどうか”を確認することが主な目的です。

部屋の写真というのは広角レンズで実際よりも広く見せている場合や彩度をあげることでキレイに見せることができてしまいます。

実際に自分の目で見て確認することで写真と実物に差異はないか確認することができるので、入居してから後悔する可能性が低くなります。

内見時にはイメージ通りかどうかの確認だけではなく、使い勝手が良いかどうか、しっかりと掃除されているかどうかも確認する必要があります。

細かい部分ですが、実は引き出し部分が壊れていたりカビがそのままになっているような物件も珍しくありません。

契約前に確認しておくことでこういった清掃や修繕は交渉して改善させることができます。

必ずしも契約する必要はない

内見したからといって必ずしもその物件を契約する必要がなく、むしろほとんどの人は内見だけして契約せずにまた新に部屋探しをします。

内見=契約ではないので気軽にしても問題ありませんし、無料で誰でもできるので内見の申し込みにそこまで慎重になる必要はありません。

ただ、利用する不動産にとってはしつこく契約させようとしたり、営業の電話をしてくることがあるので注意してください。

特にインセンティブ(歩合制)だとしつこいです。

内見にかかる時間

内見にかかる時間は5分程度でかかっても10分程度。

ただし、実際には店舗→内見→店舗に戻るという工程を挟むことが多いので全部で1時間程度拘束されてしまうことはざらにあります。

内見までの流れ
  • ネットで希望の物件を問い合わせて内見予約する
  • 当日店舗に行く
  • 店舗から現地まで車で送ってもらう
  • 内見
  • 現地から店舗に帰る
  • 解散

内見にかかる時間を減らしたいのであれば現地集合可の不動産を選びましょう。

現地集合してそのまま現地解散すれば拘束時間は内見にかかる時間のみとなります。

物件の内見は現地待ち合わせ?それとも不動産?どっちがいいのか調べてみた

内見時で持っていくものとは?

内見と言っても実際はそんな大したことはなく、絶対に必要なものというのは一つもありません。

通常はネットで物件について問い合わせたり、店舗で物件を紹介してもらって「良い」と思った物件を見つけたら内見しに行くという流れです。

ある程度のものは不動産側が用意してくれますし、こちらがわざわざ用意する必要もありません。

スリッパや図面は営業マンが持ってきてくれるのでこちらで用意する必要はありません。

ただ営業マンが持っていないものはこちらで用意しておいた方が良いです。

カメラ

デジタルカメラじゃなくてもスマホカメラで構いません。

内見時に部屋の雰囲気をずっと記憶しておくのは難しいのでカメラを使って内装を撮っていきます。

仲介業者の方に「室内の写真を撮っても良いですか?」と聞けばほぼ100%了承されます。

撮っておくべき場所
  • 部屋全体の写真
  • ベランダ
  • キッチン(広さ)
  • お風呂場

最低この4枚あれば問題ありません。内見しても家に帰ると「あれ?どんな感じだったっけ?」と忘れることも多いので雰囲気が伝わるように撮っておきましょう。

ベランダを撮影するのは広さや窓ガラスの種類を確認するためです。

お風呂場は物が置けるタイプとそうじゃないタイプがあって見逃しがちなので一応撮っておくと見返しやすくてあとで物件で迷った時の材料として使えます。

ちなみにより雰囲気を残すためには写真ではなく動画で撮影することをおすすめします。動画のほうが全体の雰囲気もわかりやすいですし、住んだ時にどんな感じなのかゆっくりと想像しやすかったりします。

メジャー

部屋の寸法を測るのに使います。

例えば実際に引っ越した時にベッドは置けるのか、カーテンはどのぐらいのサイズのものが必要になるのか、冷蔵庫や洗濯機は・・・などなど事前に知っておくと色々とスムーズです。

寸法を測らずに契約してしまうと実際に鍵を引き渡してもらうまではこちらで部屋を測ることができなくなってしまうため、事前に準備しておくことが不可能になります。

必要ないという方もいると思いますが、内見後に「これ持っていたいな~」って思っても寸法がわからないと非常に困るので念のため測っておくべきでしょう。

業者によってはこちらが持ってこなくても相手が持っている場合もあります。

こちらもカメラ同様寸法を測りたいと伝えれば普通に了承してくれます。

同時にメモ用紙やボールペンなども用意しておくといいと思いますが、なくてもスマホ等で代用できるのでこれはどっちでもいいですね。

懐中電灯(夕方以降の内見)

物件によって電気が付かない場合も考えられるので明かりを用意しておくと便利です。

電気は通っていても電気照明がない物件は結構多く、夕方以降に内見に行くと暗くて困ります。

こういう時にもスマホで代用はできるものの明かりの範囲が狭いので結構見にくいです。

ちゃんとした懐中電灯があれば細かくチェックできるので結構助かると思います。

なぜか仲介業者の方も懐中電灯は持っていないことが多く、暗い場合はスマホで照らしてくれることがほとんどです。

部屋はともかく風呂場とか暗すぎて全然わからないことも多いので注意してください。

コンパス(スマホアプリ)

コンパスがあればその物件の日当たりを確認することができて便利です。

方位磁石そのものを持っている人は少ないと思いますし、スマホアプリで日当たりについて確認できるので家にいるときにアプリをダウンロードしておきましょう。

内見途中で気付いてもWi-Fiが通っていないのでダウンロードできずに確認ができなくなってしまうのでこういうものは事前に準備すべきです。

ベランダからの日当たりが一番重要なのでアプリをベランダ方面に向けて方角を確認します。

南南西や北北東のように微妙な方角で日当たり時間も変わってきます。例えば僕が住んでいる家の場合は午前中は日が当たりませんが、午後になるとめちゃくちゃ日が当たるような位置にあります。

このように○○だったら日当たりが良いという単純なものでもないのでしっかりと確認しておくことが大切。

スリッパ(基本的には不要)

大手不動産屋を利用すればほとんどの場合はスリッパを営業マンが用意してくれていることがほとんどなので基本的には必要ありませんが潔癖症の人は持って行ったほうが良いでしょう。

内見する物件が必ずしもクリーニング済みとは限りませんし、長く入居者が決まっていない物件ではほこりがたまっているのでスリッパが必要になります。

僕は持って行ったことがありませんが、稀にスリッパを用意してくれていないこともあるので念のため持って行ってもいいと思います。

印鑑

印鑑は物件を仮押さえするための申請書で必要になります。

内見=必ずしも契約する必要はありませんが「1日でも早く入居したい」とか「条件がそろっている物件」の場合は印鑑を用意しておきましょう。

申し込みをした時点でその物件が他の人にとられることはありません。

逆に言えば印鑑等を持っていなくてその日に申し込みをできないと翌日までには新たな入居者からの申し込みが入ってしまう可能性があるということです。

物件というのは早いもの勝ちになっているので条件の良い物件は早い段階で申し込みを済ませて押さえておきましょう。

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内見する前に事前に準備するもの

内見する前にも最低限準備をしておいたほうがスムーズに申し込みができますし、迷った時に役立つので事前準備も大切です。

条件の優先順位

内見しているとどの物件も良さそうに見えるし、逆にどの物件も微妙に見えてくるので優柔不断な人にとってはかなり慎重になってしまいます。

部屋を決めたらある程度の長い期間住むことになるので慎重になるのは良いことですが、結局部屋探しって自分にとって何が一番重要なのか優先順位を決めておかないと決められないことも多いです。

最低限絶対に譲れない条件を3つほど設定しておき優先順位をつけましょう。

  1. 家賃の安さ
  2. 物件のキレイさ
  3. 日当たりの良さ

こんな感じで迷った時に決められるようにしておきましょう。特に何軒か内見する時は迷うので注意。

持っている家具の寸法

部屋を決める上で自分の持っている家具が入るかどうか、ちゃんと配置できるかどうかを知るために部屋の寸法を測ることが多いですが、事前に家具の寸法を測ることで内見時の段階で家具の配置をイメージすることができます。

特にベッドなどの大きなものはドアの位置、クローゼットの位置、ベランダの位置によってうまく配置できなかったりすることも多いです。

部屋を決める上での後押しにもなるので特に大きな家具に関してはあらかじめ採寸しておきましょう。

入居審査で必要な書類

入居審査の段階では、まだ申し込みなので基本的には身分証明書と収入証明書(源泉徴収票や確定申告書)あれば大丈夫です。

ただし申込書類にはさまざまな項目があるため自分の情報について把握しておく必要があります。

申し込みで必要な項目
  • 名前
  • 生年月日
  • 現在の住所
  • 引っ越し理由
  • 電話番号
  • 勤務先名
  • 勤務先住所
  • 勤務先の電話番号
  • 年収
  • 勤続年数

自分の情報はともかく、勤務先の住所や電話番号等を把握していない人は多いので注意してください。

わからない場合でも検索すればある程度の情報は得られますが、ホームページを持たない会社などに勤めている場合は事前に調べておきましょう。

保証人の勤め先や年収

これは内見した部屋を気に入った時にすぐに申し込みをするための準備です。

僕もよくやらかしたミスの1つが事前準備を全くせずに内見して「この部屋に決めた」とその場で申込書を書くんですが、保証人欄に関して一切情報がなくて申込書を提出できないというもの。

必要な保証人の情報
  • 名前
  • 生年月日
  • 住所(実家等)
  • 電話番号
  • 勤務先名
  • 勤務先住所
  • 勤務先の電話番号
  • 年収
  • 勤続年数

仲が良い家庭でも親の会社名を知らなかったり、年収まで把握している人は少ないと思います。

事前に準備しておかないとその場で親に電話することになったり、持ち帰って申し込みをする羽目になるので事前に親に聞いておきましょう。

人気物件は少しでも申し込みが遅れるだけで他の人に取られてしまうのでスムーズに入居したいのであればこういった絶対に必要になる情報は事前に集めておきましょう。

内見時に仲介業者に聞くべきこと

店舗では聞きにくい質問なども内見時には結構あっさりと答えてくれることがあります。

特にその物件の情報を握っているのは業者の方なのでこの際ぶっちゃけた質問をしてみても良いと思います。

隣りの住人はどんな人か

物件にもよりますが、知っている場合は答えてくれることがあります。

性別はどちらなのか何歳ぐらいなのか・・・こういった情報は入居後のトラブルに大きくかかわる重要事項なので積極的に質問してみましょう。

知っていると結構答えてくれますが個人情報となることもあるので教えてくれないこともあります。

一人暮らしで引っ越し前に隣人がどんな人か見分ける方法

隣人がどんな人なのか内見するだけでもある程度把握することができるので興味があればチェックしてみてください。

前の入居者がどのぐらいの期間住んでいたか

前の入居者が住んでいた期間を聞くことによってその物件の良し悪しを客観的に知ることができます。

例えば4年間住んでいたのであれば少なくとも住んでいて大きなトラブルや問題は起きなかったということなのでその物件の環境は良いということになります。

逆に半年や1年ほどで退去してしまっているのであれば隣人が騒がしかったり、防音性がかなり低かったり日当たりが悪い、カビが生えやすい等の問題がある物件ということになります。

不動産屋は前の入居者情報もしっかりと把握しているので聞いて損はありません。

汚れや傷のある部分を指摘する

全ての物件が絶対に綺麗とは限りません。むしろ少し手抜きの部分があることの方が通常です。

内見というのはもともとそういったクリーニング状況を把握して、不備がある箇所を指摘するためのものでもあります。

例えばちょっとお風呂場の垢が残っていて気になるようなら「この部分はもう少しなんとかならないんですか?」など聞いてみましょう。

仲介業者は契約させたいのでなんとかしようとしてくれるはずです。

あまり細かく言うのはよくありませんが、自分が流石に我慢ならない箇所についてはちゃんと指摘しておいた方が得です。

「いいんだけど家賃がなぁ」とぼやいてみる

家賃交渉のやり方の一つですね。

実際に内見をしてみて、結構自分が求めている部屋にマッチしており契約寸前の状態。

その状態で「完璧なんですけど家賃をあと○○円ぐらい下げられないですかね?」と聞いてみてください。

実際に下げられるかどうかは別として値下げできるかどうかはその場で聞いてくれます。

上手くいけば家賃を下げてくれますし、こちらにとってデメリットはないのでやってみてください。

入居前の家賃交渉はいくらまで下がる?言い方やテクニックまとめ 賃貸物件でトイレやエアコンの交換など交渉可能な8つの項目

家賃の他にもエアコンつけてもらいないか交渉したり、家賃ではなく礼金をなくしてもらうことも可能です。

まとめ

MEMO
  • 内見時に絶対に持っていかなければならない持ち物はなく、業者が用意してくれていることも多い
  • スマホの他にメジャーと懐中電灯があると捗る
  • 内見時は交渉の場でもあるので不満があればそれを伝えると良い
  • 周辺の住民についても教えてくれることがある

特に仲介業者への質問は積極的に行った方が良いですね。

内見時にあったほうが良いものは多々ありますが、実際は手ぶらで行っても問題はないのでそこまで事前に細かく準備する必要はないと思います。

ただし、どうしても入居したい物件や条件の良い物件を内見する場合は保証人の情報や書類を揃えておいて当日に申し込みを出せるようにしておくのが理想的です。

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部屋探しにおすすめの不動産3選

ネットで部屋を探していると【取り扱い不動産店】という記載がありますが、基本的にはどの不動産でも同じ物件を紹介してもらうことは可能です。

だったら仲介手数料が安い不動産や審査に協力的な不動産を利用したほうが初期費用が安くなったり審査を有利に進められるのでお得です。

有名どこの不動産を含めて3つほどおすすめ不動産を紹介します。

エイブル

エイブルホーム

エイブルのホームページへ

運営会社株式会社エイブル
対応エリア全国
店舗数800店舗
物件数不明
特徴仲介手数料が半額(直営店の場合)
女子割で仲介手数料さらに10%割引
学生割で仲介手数料がさらに10%割引

エイブルは全国的に有名な不動産で仲介手数料が半額になるのが最大の魅力です。

店舗数も多く利用しやすい上に初期費用を安くできるので利用するだけでお得に引っ越すことができます。

ただ、仲介手数料半額なのは直営店のみとなっているので利用する店舗が直営店なのかフランチャイズ店なのかは事前に確認しておきましょう。

また、任意のオプション費用が初期費用に含まれているケースも多いので契約前に断る必要があります。

エイブルの初期費用って実は高い?オプション代はいくらかかる? エイブル賃貸の評判はやばい?管理物件や退去時の口コミを集めてみた

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅のホームページへ

運営会社独立行政法人都市再生機構
対応エリア全国
店舗数不明
物件数約72万戸
特徴仲介手数料無料
礼金・更新料や保証人利用料も不要
退去時のクリーニング代がかなり安い

UR賃貸住宅は通常の賃貸不動産と違い民間ではなく都市再生機構という独立行政法人が管理している賃貸住宅です。

簡単に言えば国が管理し、所有している物件のことです。団地のような集合住宅が多いのはもともと管理が一括で財政的にも余裕があるためです。

敷金は2か月分かかりますが、礼金や仲介手数料・鍵交換費用等も不要なのでかなり安く引っ越すことが可能。

その上退去時のクリーニング費用も民間のようなぼったくり価格とは違い相場より安く、1万円以下しかかからないことも。

UR賃貸住宅では物件の持ち込みはできませんが、入居も退去もお得なのでおすすめのサイトの1つです。

もし仮に住んでみて気に入らなかったとしても退去費が安いのでそこまで痛手になりません。

UR賃貸住宅の評判はやばい?住みたくないと言われるデメリットとは

イエプラ

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社エヌリンクス
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約500万件以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラは部屋を探すのではなく探してもらうタイプのサービスです。

実店舗で探してもらうというよりもイエプラというアプリを利用して探すので無駄に時間を取られる必要もなく新着情報を店舗で探してもらう感覚で得ることができます。

チャットでのやり取りが可能なので細かい条件を伝えることができますし、最新情報を家にいながら手に入れられるので一人暮らしをする際にかなり重宝します。

地方から上京する人はわざわざ店舗に行くこと自体が手間ですが、イエプラはネット上で店舗に行った時と同じようなことが可能なので学生にとっても社会人にとってもおすすめなサイトです。

他社サイトに掲載されている物件情報のURLを送るだけで簡単に紹介してもらえる上に交渉自体も顔を見なくても行えるのでかなり便利です。

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた

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