入居日を遅らせたい!賃貸契約を待ってもらうことはできる?

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早めに部屋探しをしてしまい、条件が良い物件を見つけても長い期間物件を確保しておくことはできません。

慎重に部屋探しを行っている人は入居したい日よりもかなり前から準備をしていて、思ったよりも早く条件に沿う物件が見つかるとこのように困った事態に陥ることもあります。

今回は入居日を待ってもらうことはできるのか、なるべく長く物件を確保する方法について紹介していきます。

入居日を遅らせることは可能

結論を言えば、入居日を遅らせることは可能ですが、待ってもらうにしても限界があるため「数か月先まで待ってもらいたい」という交渉は拒否されることがほとんどです。

入居日=鍵の引き渡し日で家賃が発生するのもこの日からです。

例えば3月6日が入居日となっていれば6日~31日までの日割り家賃を払うことになります。

入居日による日割り家賃

「本当は4月までに間に合えばよかったので、出来れば3月下旬に入居したい」のであれば入居日の交渉を行います。

入居日はある程度こちらで自由に指定することができます。

自由と言っても限度があり、基本的には審査が決まって入居可能な日にちから最大で2週間ほどとなっている場合が多いです。

つまり、上記の例で言えば3月20日頃に入居を延期することも交渉次第で可能ということです。

入居日交渉を行った際の日割り家賃

入居日を決めるように言われたのに返答をしない場合、入居日を急かされたり、指定をされることもあります。

大家の立場になってみれば出来るだけ早く入居してもらって家賃収入を得たいと考えているため、待つと言っても限度があります。

申し込みから1ヶ月程度が待ってもらえる限界

通常はお部屋の申し込みを行ってから2週間程度で契約することになるため、契約日を引き延ばしたとしても1ヶ月ほどが限界です。

物件には『即入居可物件』と『退去予定物件』があり、それぞれ入居までにかかる日数が異なります。

入居までの工程即入居可物件退去予定物件
退去するまで最大1ヶ月
物件の申し込み1日1日
審査期間3日~7日3日~7日
初期費用の入金・確認1日1日
ハウスクリーニング退去から7日~14日後
書類作成1日1日
入居日調整・契約1日~2週間1日~2週間
鍵の引き渡し・入居1日1日
入居にかかる日数約7日~1ヶ月約1ヶ月~2ヶ月

即入居可物件はすでに入居中の人はおらず、清掃が住んでいて契約を済ませればすぐに住める状態の物件です。

申し込みから審査などを含めると早ければ1週間ほど、遅くても2週間で契約できます。

需要の低い人気のない物件であれば交渉に応じてもらえる可能性も高く、申し込みから入居まで最大で1ヶ月程度遅らせることもできます。

引き延ばしたいのであれば退去予定物件のほうが押さえておける日数を稼ぐことができます。

退去予定物件は「まだ人が住んでいる状態」の物件を指します。

だいたい退去日の1ヶ月前になると市場に掲載され募集がかけられ、退去してから清掃を含めて2週間~3週間ほどで入居が可能になります。

退去予定物件の入居者募集の時期

【退去までの日数】+【清掃や修繕】の時間がかかるため、申し込みから最長で2ヶ月近く稼ぐことが可能。

学生の場合は4月が入学ということを大家もわかっているのである程度であれば融通が利く可能性が高いです。

交渉事に関してはすべて不動産の営業マンを通して行われるため、入居日を遅らせたい場合はまず最初に相談しておきましょう。

物件によって引き延ばせる期間は異なる

大家としては少しでも早く入居してもらって家賃を得たいと考えているため、入居日を引き延ばされることに対して良い気持ちはしません。

ただし、需要の低い物件では交渉に応じず拒否してしまうと次の入居者がいつ入ってくれるかわからないため、ある程度は許容してくれます。

入居日交渉が成立しやすい物件の特徴
  • 築年数が古い物件
  • 空室が多い建物の1室
  • 繁忙期でも売れ残っている物件
  • 空室状態が続いている物件
  • 相場よりも条件があまりよくない物件

上記のような特徴のある物件は需要が低いため、交渉次第では1ヶ月以上入居日を遅らせることも可能です。

逆に「新築物件」「設備が充実した物件」「デザイナーズ物件」など需要が高い物件は交渉に応じなくても次の入居者がすぐに見つかるため、あまり長く延ばすことができません。

契約後は入居日を延ばせない

契約前であれば交渉により入居する日を延ばすことは可能ですが、賃貸借契約を結んでしまった後に変更することは原則できません。

契約にサインするということは「その入居日に同意する」という意味になるため、予期せぬ問題が起きない限り変更されることはありません。

入居日以降は家賃が発生してしまうため負担もありますが、しばらく住まなくても入居者の自由であるため任意の時期に改めて引っ越し作業を行いましょう。

入居日を少しでも遅らせる11の手法

入居予定日を遅らせる具体的な方法について紹介していきます。

現時点が部屋探し中なのか審査中なので審査を通過して入居日を決めるだけなのかで出来ることは変わります。

半年などあり得ない期間を延ばすことはできませんが家賃発生を少しでも遅らせたい時に意外と使えるので参考にしてみてください。

部屋探しの時点で入居日を伝える

まだ部屋探し中であれば入居したい日にちをあらかじめ伝えておきましょう。

これが意外と重要。

部屋探しは最大で入居日の2か月前となっており、それ以上は仮に部屋を見つけても入居日を延ばすことができないので対応してもらえません。

部屋探しから入居までの最大日数は60日間(2ヶ月程度)です。

部屋を探す時点で営業マンに「入居日は●月上旬頃で」と事前に言っておくことであとは営業マンが頑張って申し込んだ物件をそのまま抑えてくれます。

大家としてはいち早く入居してもらいたいはずですが、営業マンは利益をあげることが最優先なので客を逃してしまうぐらいなら大家に交渉して待ってもらおうと考えるわけです。

また、最初に伝えておくことで自分の希望を反映させることができるというメリットもあります。

入居希望日を伝えるのが遅くなってしまうと、交渉が難しくなり、大家の指定日になるリスクもあるため早めに伝えることが大切です。

管理会社が休みの日を狙って申し込む

入居審査を行うのは管理会社、および保証会社となりますが、管理会社が休日では審査が進まないため、実質的に入居日を遅らせることも可能です。

管理会社の休日例
  • ゴールデンウィーク
  • お盆(8月13日~16日)
  • 年末・年始
  • 土日もしくは水曜日

管理会社ごとに休みは異なりますが、大型連休や世間的にも休日となっている時期は同様お休みとしていることが多いです。

休日の前に申し込みだけ済ませておけば、物件を確保しつつ入居審査に時間をかけることができます。

遅らせるといっても数日程度ですが、連絡が取れずに確実に入居日を遅らせることができるため住みたい物件の管理会社の休日を調べてみるのもおすすめな方法です。

入居審査書類の提出を遅らせる

あまり好ましい方法ではありませんが、同様に審査自体を少し遅らせて入居日を先延ばしにする作戦です。

入居するには『申込み』→『入居審査』→『契約』といった手順を踏む必要があり、申し込み書に記入した時点で物件の募集は一時的にストップします。

申し込み書を記入したら、審査に必要な書類を用意する必要があり、書類の用意に手間取ると審査通過するまでにも時間がかかってしまいます。

例えば連帯保証人として親の勤務先や連絡先等の情報が求められる場合、それを用意しなければ審査が滞ります。

2日~3日程度書類の提出を遅らせることができるため、その期日だけ入居できる日も先延ばしにすることが可能というわけです。

退去予定物件を選ぶ

「部屋は早めに決めておきたいけど入居はできるだけ遅いほうが良い」という人におすすめなのが退去予定の物件を選ぶこと。

退去予定の物件であれば、退去するまでの日数(最大1ヶ月)+ハウスクリーニングまでにかかる日数分を稼ぐことができるため、最大で2ヶ月近く物件を確保しつつ入居日を延ばすことが可能です。

退去予定物件は退去する1ヶ月ほど前から募集がかけられ始め、退去してもすぐに入居できるわけではありません。

ハウスクリーニングや修繕を行うのに時間もかかるため、長く物件を確保しておくことができます。

退去予定物件は実質的に入居日を遅らせることができるため、早めに部屋を押さえておきたい人にはおすすめ。

建設中の新築物件を選ぶ

部屋は早めに探したいけど、入居日まで遠い場合には建設中の新築物件を選ぶのも1つの手。

建設中の場合「〇月下旬に完成予定」等の情報があるので、それをもとに選ぶことで物件を決めても入居日を延ばすことが可能です。

ただ新築物件は家賃が高かったり、トラブルが起こりやすいというデメリットもあるためそれを考慮した上で選ぶようにしましょう。

仮押さえということにする

物件の申し込みをした段階(審査がまだ通っていない)時点で仮押さえをしてしまう方法。

仮押さえは「他にも物件をみたいけど、そうすると他の人に取られてしまう可能性があるから事前に押さえておく」ことです。

仮押さえをすると契約をせずに他の人にも取られずに済みます。

また、仮押さえの段階では入居日を決める必要はないので実質的に入居日を遅らせることも可能です。

本来仮押さえ=申し込みと同義となるため明確には仮押さえという状態は存在しませんが、営業マンには「他にも物件を見たいから契約を先延ばしにしたい」ことが伝わるので実質的に入居日を遅らせることが可能です。

仮押さえ時には「仮押さえ金」と言っていくらか先払いする必要があります。後で返却されるので安心してください。

僕が以前物件を押さえた時は仮押さえ金として3,000円要求されました。

仮押さえできる期間は約2週間ほどです。

繁忙期を避ける

1月~3月は不動産にとっての繁忙期となります。

繁忙期は貸主優位な状態にあるため、借主側の要求は通りづらく、他に部屋を探している人も多いため交渉しにくいです。

更新日や引っ越さなければならない事情もあるため、ある程度は仕方ありませんが、なるべく繁忙期を避けたほうが入居日を遅らせることができます。

逆に閑散期となる6月~8月頃は借主優位となるため、入居日を待ってもらったり、家賃交渉したりと交渉事が聞き入れてもらいやすくなります。

審査後に入居日を遅く伝える

審査後の入居日を決める段階で交渉する方法です。

入居予定日というのは申し込み時点で紙に書く必要がありますが、あくまでこれは予定日なので交渉次第で遅らせることも可能です。

審査が通っていればあなたの意向ですぐにでも入居が可能となっています。

交渉が可能と言っても、少し遅らせる程度しかできないため、2週間程度が目安となります。

入居日を遅らせたい場合は理由を明確に伝えておくことも大切です。

  • 今住んでいる退去日が○○日で二十家賃となってしまうため
  • 引っ越し業者の予約が取れなかったため
  • 初期費用をまだ用意できていないため

今一人暮らしをしている人もいるでしょうし、二重家賃がかかるのを防ぐためにある程度なら不動産側も許容してくれることが多いです。

フリーレント交渉を行う

フリーレントとは一定期間の家賃を無料にしている物件を指します。

例えば「フリーレント1ヶ月」という記載があれば、入居後1ヶ月分の家賃を支払わずに住むことができるため、入居を遅らせたい人にとっては無駄な家賃を払わずに住むのでおすすめです。

初月の前家賃分が無料となるか、翌月の家賃が無料になるかは物件次第ですが、いずれの場合もお得になることは間違いありません。

交渉で入居日が遅らせられない場合は「フリーレントをつけてもらえませんか?」と交渉してみましょう。

1ヶ月分まるまるは無理でも、入居月分ぐらいは免除してくれる可能性があります。

契約せずにいつまでも入居してくれないよりは契約しているほうが大家としても安心できるので、人気の高い物件でなければ応じてくれることもあります。

【学生限定】合格前予約サービスを利用する

合格前予約は受験生限定に向けた不動産独自のサービスであり、受験する大学近くの物件を”合格前”から予約しておくことができるものです。

合格前予約の受付は不動産会社によって異なりますが、早い場合は10~11月頃から合格発表時期である2月下旬頃まで行われます。

学生限定で物件自体も『学生マンション』『学生会館』など絞られてしまいますが、長く物件を確保したい場合や入居を遅らせたい人にはおすすめです。

交渉に積極的な不動産を利用する

入居日を遅らせたいのであればイエプラなどの経験豊富で交渉に強い不動産の利用がおすすめです。

営業マンによっては明らかにやる気がなかったり、交渉するフリだけして実際に何もしてくれないことも珍しくありません。

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは経験豊富なスタッフが多く、入居日を遅らせるだけでなく、家賃交渉や設備交渉も行ってくれます。

やり取りもチャット上で行えるため顔を見て相談することが苦手な人でも扱いやすく、無料で使えるサービスとしてはかなり有用でおすすめです。

イエプラ公式ページへ

二重家賃はある程度なら仕方ない

入居日を遅らせたい理由の1つにあるのが現在一人暮らししていてその物件の家賃と新居の家賃が被ってしまうこと。

これがいわゆる二重家賃というものです。

確かに二重家賃は負担も大きいですが、何度も引っ越しをしている僕から言えば二重家賃は数日なら仕方ないと考えるべきです。

そもそも退去日と入居日を同じにしてしまうと部屋の荷物を新居に運べなくなってしまう可能性があります。

入居日と言っても当日に鍵をもらって初めて部屋に入れるので、荷運び→鍵を受け取る→入居という工程が必要になってしまいます。

また、退去する際には立ち合いが必要になったり手続き等も必要になるので非常に面倒で忙しくなります。

こうしたことから二重家賃は2日~3日程度なら仕方ないというわけです。

二重家賃と言っても退去する際の家賃は日割り計算されるのでそこまで高くつくものでもありません。

例えば家賃6万円の物件で3日間被るとしても6,000円程度。

もちろん1ヶ月以上時期が被ってしまうならかなりの額になってしまうので避けるべきですが、ある程度被せたほうが引っ越し作業等もうまくいくのでおすすめです。



まとめ

MEMO
  • 申し込みから入居まで2週間程度かかる
  • 入居を待ってもらうのは審査期間を含めても1ヶ月程度が限界
  • 退去予定物件であれば長い期間物件を確保することができる
  • 需要の低い物件(空室が多い建物)ほどこちらの要求は通りやすい
  • 入居日で困ったら最初から営業マンに相談しておこう

入居日の交渉を行う際は多少強気に出ても問題ありません。

すでに審査を通して契約直前段階だろうと契約さえしていなければキャンセルすることが可能だからです。

たまに「審査後のキャンセルは不可」と勝手に定めている不動産もいますが、これは違法行為です。

賃貸物件の契約は契約書を取り交わして初めて成立するものなので、申込金を支払っているけど契約書にまだサインをしていないという段階ならキャンセルしても違法にはあたりません。

参照元:いえらぶコラム

契約段階になれば不動産・大家側はなんとしても入居したいので多少の融通は通してくれます。

それでも希望が叶わないようならキャンセルするのも自由。

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