ALC造(気泡コン)はうるさい?話し声はどれぐらい聞こえるのか徹底調査

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賃貸物件の中には「ALC造」や「気泡コン」と記載された構造の物件もあります。

見た目上は鉄筋コンクリート造と非常によく似ていて「コンクリートだから防音性も高そう」といったイメージがありますが、実際には似て非なるものです。

今回はALC造の防音性はどの程度なのか、隣人の話し声は聞こえるのかどうかまとめてみたので選ぶ際の参考にしてみてください!

ALC造とは?

ALC造は「Autoclaved Lightweight Concrete」の略で、軽量化されているコンクリートのことです。

日本語にすると「軽量気泡コンクリート」別名「気泡コン」と呼ばれていて、不動産によって表記は異なりますが、同一のものとなります。

通常のコンクリートは強度を確保するために空気をできるだけ抜くのに対して、ALC造はセメントや生石灰を高音で熱することにより発砲させることであえて気泡を含ませています。

コンクリートの耐火性を維持しながら軽量化されているので運搬しやすく、工場では「ALCパネル」と呼ばれるパネル状のものを製造して現場まで運搬する手法が用いられます。

通常は鉄骨の表面に貼り付けるような形となるため、「鉄骨造の中のALC」という表現のほうが正確です。

鉄筋コンクリート造より防音性は低い?

見た目上は鉄筋コンクリート造と非常によく似ていて名前にも「コンクリート」となっているので似た性質と考える人は少なくありませんが、ALC造は似て非なるものです。

最も気になる防音性ですが、ALC造の防音性はコンクリートに比べると劣ります。

防音性は質量則というものが大きく影響していて、材料の面密度(1㎡当たりの質量)が大きいほど、 音響透過損失(遮音性能)が大きくなるという法則があります。

構造質量比重
1.0
鉄筋コンクリート2.3~2.45
ALC(気泡コン)0.45~0.55

水を基準とするとコンクリート(鉄筋コンクリート)は密度が2倍以上あるもに対してALCは2分の1しかありません。

多量の空気が含まれていて軽いので水に浮かべることができるほどです。

質量則からみると鉄筋コンクリートよりもALC造のほうが防音性が低いということになります。

気泡コンはうるさい?防音性を徹底調査

結論から言えばALC造では隣人が会話をしていた場合、その話し声はやや聞こえてしまうぐらいには防音性は低いです。

ここからは具体的なALC造の防音性について見ていきます。

床の防音性

床の遮音性はL値で示されており、値が高ければ高いほど音が聞こえやすくなります。

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これは日本建築学会が調査した建物の遮音性と等級の関係性です。

遮音等級建物構造音の聞こえ方
L-35 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえない
L-40鉄筋鉄骨コンクリート造防音性が高く外からの音も軽減される
L-45 子供の泣き声や走り回る音は多少聞こえる
L-50鉄筋コンクリート造子供の泣き声や走り回る音は聞こえる
L-55 洗濯機や掃除機は少し聞こえるが気にならない
L-60重量鉄骨造足音やドアの開閉音など振動を伴う音が聞こえる
L-65軽量鉄骨造多少音量は軽減されるが生活音はほぼ聞こえる
L-70 生活音はほとんど筒抜け
L-75木造生活音は筒抜けで小さな音まで聞こえる
※スクロールできます

ALC造は「鉄骨造」に使われることが多いため、位置づけとしても軽量鉄骨造付近の遮音性となります。

木造よりはマシだが、ある程度の生活音は聞こえてしまう程度ということになります。

L値が高ければ高いほど足音や洗濯機を回す音、掃除機の音等は聞こえてきやすくなります。

下の階からよりも上の階からのほうが直接音が響きやすい性質があるため、L値が低い物件に住むのであればなるべく最上階に住んだほうが住み心地は良くなります。

壁(内壁)の防音性

壁の遮音性能は透過損失を評価する数値のDで表すことができます。

L値とは違い、D値は高ければ高いほど防音性能も高くなります。

透過損失とは音が通り抜けたときに遮音してくれるdb(デシベル数)のことで、例えばD-40の壁に50dbの音がぶつかると、隣に聞こえる音は50-40=10dbとなります。

壁の透過損失

建築基準法施行令第22条の3によれば界壁の遮音性能についての技術的基準値というのが定められていて、透過損失がそれぞれ同表の下欄に掲げる数値以上が義務化されています。

振動数(ヘルツ)透過損失
125(低音域)25dB
500(中音域)40dB
2,000(高音域)50dB

ALC造に使われる界壁は大きく分けて2つあります。それぞれ遮音性が微妙に異なります。

ALCが使われている界壁

ALC造の界壁

内壁に気泡コンを使ったもので、石膏ボードがない場合は75mm程度の厚さになってしまいますが、これでは防音性がかなり低いため一般的には石膏ボードも合わせて使用します。

石膏ボードの厚さ12.5×2と接着剤分の厚さを加味すると120mm~150mm程度となり、軽量鉄骨造だとD-40、重量鉄骨造はD-45程度となることが多いです。

ALCの防音性が低いというよりも”軽量鉄骨造だと厚さが担保されない”というのが実際のところです。

D-45で生活音の元の大きさと実際に聞こえる音をまとめるとこんな感じ。

音の種類音の大きさ透過損失後聞こえ方
ドアの開閉音75dB30dB多少大きく聞こえる
子供の走る音65dB20dBわずかに聞こえる
掃除機70dB25dB小さく聞こえる
洗濯機の音70dB25dB小さく聞こえる
テレビ(中)60dB15dBほとんど聞こえない
いびき(大)80dB35dB大きく聞こえる
大人の足音45dB0dB全く聞こえない
話し声60dB15dBほとんど聞こえない
笑い声80dB35dB大きく聞こえる
※スクロールできます

D-45とD-40では差がありますが、重量鉄骨造のALCであれば通常の生活にはさほど問題ありません。

会話をしていると話し声自体は聞こえるものの、何を言っているのかわからないレベルですがトーンが大きくなればうるさいと感じることもあります。

笑い声やいびきの大きな隣人だった場合はその音が不快に感じられてしまうので注意が必要です。

ALCが使われていない界壁

ALC造は外壁にのみ使われるケースが多く、隣室との間の壁は通常の鉄骨造と同様の施工がされることが多いです。

こちらは軽量鉄骨でよく使われる内壁となります。

鉄鋼造の界壁

内側の鉄骨を覆うように石膏ボードが組み合わさっており、グラスウールには吸音性や断熱性があります。

こちらも同様に40~45dB前後カットされることが多いですが、厚さや施工方法によっては木造と同じ40dB以下になってしまうことも。

D-40の内壁で音の種類ごとにどのように聞こえているのかを表したものがこちら。

音の種類音の大きさ透過損失後聞こえ方
ドアの開閉音75dB35dB大きく聞こえる
子供の走る音65dB25dB小さく聞こえる
掃除機70dB30dB多少大きく聞こえる
洗濯機の音70dB30dB多少大きく聞こえる
テレビ(中)60dB20dBわずかに聞こえる
いびき(大)80dB40dB大きく聞こえる
大人の足音45dB5dB聞こえない
話し声60dB20dBわずかに聞こえる
笑い声80dB40dB大きく聞こえる
※スクロールできます

D-40ではやや明確に隣人の生活音は伝わるようになってしまいます。

何をしゃべっているかわからないものの、誰かと喋っていることは確実に聞こえるぐらいには壁が薄いです。

テレビの音も大きくしすぎてしまうと駄々洩れ状態になってしまうのである程度音量を下げておく必要があります。

ALC外壁の防音性

車やバイクの通る大通り沿いや線路沿いのような騒音環境のひどい場所にとっては外壁の防音性というのも重要になってきます。

外壁の遮音性能という論文によるデータによれば、ALC外壁の遮音性能はD-40~45程度となっています。

外壁性能としては高くもなく、かと言って低くもないレベルです。

環境音の種類がどの程度減少するのかD-45と仮定してまとめてみました。

音の種類音の大きさ透過損失後聞こえ方
普通車の走行音60dB15dBほぼ聞こえない
クラクション110dB65dB多少大きく聞こえる
トラックの走行音80dB35dB聞こえる
バイクの音80dB35dB聞こえる
救急車のサイレン90~120dB45~75dBはっきりと聞こえる
電車の音100dB55dB大きく聞こえる
踏切の音70dB25dB小さく聞こえる
※スクロールできます

外壁の遮音性能は問題ないレベルで、騒音レベルの音もALCであればかなり小さい音にとどめることができます。

ただし、騒音が部屋内部まで響いてしまう1番の原因は窓にあるため、ALCかどうかというのは実はあまり関係ありません。

遮音等級透過損失
(500Hz)
窓ガラスの種類
T-440dBなし
T-335dB・2重サッシ
・3m以上+5mm以上の複層ガラス
T-230dB・5mm以上の単板ガラス
・3mm以上+3mm以上の複層ガラス
T-125dB・3mm未満の単板ガラス
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窓ガラスの遮音性能は日本産業規格(JIS)が定めたT値があり、数値が高ければ高いほど遮音性能も高くなります。

ALC外壁と同じ性能の窓ガラスは2重サッシ以上のものが求められますが、賃貸アパートの窓ガラスは3mm~5mm程度の厚さで、マンションの場合は網入りガラスで6.8mm以上のものを使用しているのが一般的です。

構造ガラスの厚さ透過損失
アパート3mm~5mm25db~30dB
マンション6.8mm~32db~33dB
※スクロールできます

大通りや線路沿いに住むのであれば外壁よりも窓に使われる素材や厚さの確認をしたほうが良さそうです。

ALC造に実際に住んでいる人の意見まとめ

ALC造に実際に住んでいる人の意見をまとめてみたので、参考にしてみてください。

「壁が薄い」「うるさい」という意見はありますが、同様に「思っているよりも静か」という意見も多々見受けられるので、木造や軽量鉄骨造よりもトラブルにはなりにくそうな印象を受けました。

ALCといっても軽量鉄骨造に使われているのか、それとも重量鉄骨造なのかによって防音性の目安は変わるので構造がどうなっているか合わせて確認しておいた方が良さそうです。

ALC造のメリット

ALC造ならではのメリットについて紹介していきます。

木造や軽量鉄骨造よりも防音性が高い

ALCの防音性評価基準では軽量鉄骨造と重量鉄骨造の間ぐらいに位置しているので、防音性自体がかなり低いというわけではありません。

例えば軽量鉄骨造でALCパネルが使われている場合、通常の軽量鉄骨造よりは防音性も高くなる傾向があるため”悪くない物件”と言えます。

ただし、コンクリートという視点だけで見てしまうと「鉄筋コンクリートのように防音性は高くない」とも言えてしまうので防音性を優先すると後悔するわけです。

ALCの遮音性は悪いものではないため勘違いしないように注意しましょう。

断熱性が高いので通常の鉄骨造より外気の影響を受けにくい

ALCパネルは表面の温度が中まで伝わりにくい構造になっているため、木造や普通の軽量鉄骨造のように外気音に大きく左右されることがありません。

構造熱伝導率
(W/m・K)
ALC(気泡コン)0.17
木造住宅・木造アパート0.12
鉄骨造55
コンクリート1.6
参考:ALC協会

熱伝導率はコンクリートの10分の1となっていて、熱の伝わりにくい素材である木材と近い数値となっています。

これはALCの特性である多量の小さな空気の泡が層となっているためです。

ALCであれば夏場の暑い時期でも比較的過ごしやすく、エアコンを消してもすぐに部屋が暑くなるということが少ないです。

同様に冬場も部屋内部の熱を逃がしにくい性質があるので、窓ガラスに対する断熱対策さえすれば無駄にエネルギーを消費せずに過ごすことができます。

つまりALCの物件は比較的電気代を抑えやすいということです。

ただし、鉄骨のような熱伝導率の高い材料を使用していると”ヒートブリッジ”という外の気温を内部まで伝えてしまう働きがあるのでALC=外気の影響を受けないというわけではありません。

同じ断熱材を使用している場合”通常の鉄骨造よりも断熱性が高い”というのが正確です。

耐久性があるので経年劣化しにくい

ALCパネルの耐用年数は60年と非常に長いため、定期的なメンテナンスさえ行えば劣化することなく長い間良い状態で建物を維持することができます。

部屋を借りる人にとってはALCであれば築年数が経っていても耐久性に影響がないので、災害時にも安全に過ごすことができるというわけです。

耐火性が高いので火事になりにくい

ALCは燃えない素材である不燃材料となっているため、もし火災が起こったときでも燃え広がるようなことが基本的にはありません。

例えば隣人が火事を起こしたとしても内壁にもALCが使われていれば火事の被害を食い止めることができ、逃げ遅れるというリスクを減らすことができます。

普段はあまり意識しない火災ですが、もしもの際にもALCなら安全に過ごすことができるのはメリットです。

ALC造のデメリット

特に住む上で問題となってくるALCのデメリットについて紹介していきます。

防音性能はあまり期待できない

上記でも紹介した通り、見た目はRC造にも見えるALC造ですが鉄骨造と同等程度のスペックしかないので防音性が高いわけではありません。

期待して住んでみたら隣人の生活音が聞こえてきたり、足音に悩まされるリスクを抱えている物件ということになります。

家賃が手ごろなのは良いですが、結局防音性を重視するのであればしっかりとしたRC造やSRC造を選ぶ必要があります。

耐水性が低い

ALCは耐水性が低くなっていて、長時間雨水にさらされ続けると気泡の中に水が含まれてしまい、内部が腐食してひび割れや劣化に繋がるリスクもあります。

しっかりとコストをかけて管理しているアパートならまだしも、メンテナンス不足の物件では雨漏りの原因になることもあります。

賃貸なら数年程度しか住まないのであまり影響は考えなくても良いかもしれませんが、ALC壁のリスクの1つと言えます。

ALC造の物件に住む上で確認すべきこと

ALC造自体は決して悪い物件ではありませんが、防音性能が高いというわけではないので内見時に住み心地はしっかりとチェックしましょう。

具体的な方法について紹介していきます。

壁をノックして素材を確認する

壁を叩いたところで防音性を完璧に把握することはできませんが、どんな素材を使われているのかなんとなく知ることができます。

ALC造の場合は内部が気泡コンとなっているケースと石膏ボードが組み合わさっている場合があるのでノックをして確認してみましょう。

隣人が在宅の場合は耳をあててどの程度音が聞こえるのか確認するのも手です。

内壁の厚さを確認してもらう

ALC造は内壁の厚さによって防音性が大きく異なりますが、厚さを内見だけで確認するのは不可能です。

同じ見た目でも厚さで快適さが変わるので営業マンに「内壁の厚さを教えてもらいたい」と確認を取ることも重要です。

隣りの空室の場合は営業マンに隣りの部屋まで行ってもらって手をたたいたり声を出してもらうとどの程度聞こえるのかを知ることもできます。

定期的にメンテナンスされているか

ALC造の耐用年数はかなり長いものの、メンテナンスがなければ外壁の塗装が剥がれ落ちたり、漏水の原因となってしまいます。

内見時には外壁のつなぎ目部分についてひび割れがないかよく確認しておきましょう。

メンテンナンスがしっかりとされている物件というのは管理もしっかりしているということになります。

廊下部分の電球交換やチラシが散らかっているのを片づけたり、住民同士のトラブル時に対応してくれるかどうかというのもメンテナンスの有無によってある程度知ることができます。

ALC造の建物で良いお部屋を見つける方法

ALC造の建物は鉄筋コンクリート造に比べて安価で、木造や鉄骨造よりも防音性が高くバランスの良い構造となっています。

定期的なメンテナンスが必要となっていることもあり、外観がきれいな建物が多いのも特徴です。

ALC造で良い物件を見つけたいなら以下の2つの方法がおすすめ。

旭化成ホームズのALC造を選ぶ

ALC造は取り扱っているハウスメーカーが少なく、日本ではALC協会に入っている企業しか使用されていません。

中でも大手ハウスメーカーである旭化成ホームズ「へーベルメゾン」ブランドがおすすめです。

へーベルメゾンでは防音性に特化した独自の技術である「旭化成ノイズリダクション」を採用しています。

鉄骨造へーベルメゾン
防音システムANR(旭化成ノイズリダクション)
採用年数2018年5月以降
重量床衝撃音(床)LH-55
軽量床衝撃音(床)LL-50
界壁遮音等級(界壁)D-45

防音性能は重量鉄骨マンションと同等、もしくは少し高い程度となっています。

へーベルメゾンの界壁

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旭化成へーベルメゾン賃貸はうるさい?住んでみた人の意見や防音性を徹底調査

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まとめ

  • ALC造は別名「軽量気泡コンクリート」
  • 軽量鉄骨造にALCパネルとして使用されることが多い
  • コンクリートよりもはるかに防音性は低い
  • 内壁の防音性はD40~45相当で軽量鉄骨~重量鉄骨と同等レベル
  • 外壁の防音性は悪くないが窓ガラスが薄ければ意味がない

ALCを見るとコンクリートが使われているので鉄筋コンクリート造を同じ防音性を期待してしまいますが、実際には鉄骨造とさほど変わらない低さの防音性となっています。

もちろん厚さによってはコンクリートに劣らない遮音性能を得ることもできますが、そこまで厚くすることはあまりありません。

気になるようであれば設計図等から厚さを教えてもらって正確な遮音性を計算してみると良いでしょう。

耐火性や断熱性は高いので、鉄骨造のしてはエアコンの効きが良く、電気代が抑えられる点については魅力的です。