ミニミニとエイブルどっちがいい?2つの賃貸不動産を徹底比較

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賃貸仲介業者である『ミニミニ』と『エイブル』はどちらも大手で店舗数も多いため、街中で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

どちらも仲介手数料が半額と利用者にとって初期費用を抑えることができるので、どちらを選ぶか非常に迷いどころ。

ということで今回はミニミニとエイブルを様々な項目で比較して『どっちの不動産のほうが優れているか』調査してみました。

ミニミニとエイブルどっちがいいか徹底比較

結論を言えば『部屋の探しやすさ』『利用のしやすさ』『総合的な安さ』を考えるならわずかな差ですが、エイブルのほうがおすすめです。

特にエイブルでは学生や女性の一人暮らしは初期費用に直結する仲介手数料がさらに割り引かれるため費用の安さを実感しやすい傾向があります。

ミニミニエイブル
おすすめ率67.5%64.2%
5段階評価値3.23.3
店舗数
(利用しやすさ)
約450店約834店
物件数
(東京23区)
7,126件20,992件
仲介手数料半額半額+α割引
オプション代高いやや高い
入居審査難易度厳しい→緩い厳しい→緩い
独自のサービススーパー君エイブルAGENT

ミニミニは『U-NEXT』を利用できたり、退去費のかからない『スーパー君』など独自のサービスが充実しているので人によってはミニミニのほうが良い場合もあります。

1つ1つ細かく比較してみたので参考にしてみてください。

利用者の口コミ評価で比較

独自アンケートによる調査(合計240名)ではエイブルとミニミニはほとんど同じ評価となっています。

  • 調査対象:『ミニミニを利用したことのある人』
  • 調査期間:2023年10月5日~10月11日
  • 調査年齢:20代~60代
  • 調査性別:男性45人/女性75人
  • 調査機関:クラウドワークス
  • 有効回答数:120
  • 調査対象:『エイブルを利用したことのある人』
  • 調査期間:2023年9月29日~10月1日
  • 調査年齢:20代~60代
  • 調査性別:男性31人/女性79人
  • 調査機関:クラウドワークス
  • 有効回答数:120
ミニミニの評価

当サイト『ヒトグラ』でミニミニ利用者120名とエイブル利用者120名にそれぞれ5段階で評価してもらったところ、わずかに評価が高いのはエイブルという結果になりました。

5段階中ミニミニは3.2、エイブルは3.3となっています。

ただし、『おすすめできるか』という2択の調査ではミニミニのほうがおすすめ率が3.3%だけ高くなっています。

ミニミニ利用者アンケート

人によって満足度は異なる部分であり、どちらも過半数を超えていることからミニミニとエイブルどちらを使っても後悔することは少ないようです。

ちなみにミニミニは2023年に『オリコン顧客満足度R調査東海部門1位』を獲得していて、エイブルでは2020年に『お客様満足度調査全国No. 1』を獲得しています。

ミニミニの口コミ

20代/女性

評価:

私の場合、退去日に家の鍵をミニミニに返すだけだったので、スムーズに退去することができました。

30代/男性

評価:

仲介手数料が安いという点で利用を決めました。希望に応じた物件を次々に出していただき内見の手配もスピーディーで、入居までスムーズに進めました。退去時も不満やトラブルはありませんでした。

30代/男性

評価:

仲介手数料が半額なので初期費用を抑えたい方向けではあると思う、他社物件でも半額になる。

30代/男性

評価:

月々の家賃に加えてミニミニ独自の保証のようなものに月々数千円で強制で加入しなければ行けないので、月の出費がかさむのがデメリットだと感じた。

50代/男性

評価:

オプション費用が高い。必要ないのに契約させられる。仲介手数料以上にオプションが高いのと家賃+αで毎月お金を取られるオプションまでつけられた。

20代/女性

評価:

結局1件の物件をごり押しされ、圧力を感じた点が不満でした。

ミニミニ賃貸の評判はやばい?契約の注意点を利用者120人から徹底調査

エイブルの口コミ

20代/男性

評価:

仲介手数料は本当に安かった。内見時の注意点や部屋のデメリット等も積極的に案内してくれたため、信頼感があったし、実際に入居した現在も相談してよかったと考えている。予算や希望を伝えたところ、それまで知らなかった近隣駅も案内してくれて、結果的にそこに入居したため本当に満足している。

30代/女性

評価

仲介手数料がは家賃の半月分。女性はLINEに登録すると、更に仲介手数料が安くなる。

家賃の予算で希望の物件が少し高かった場合、大家さんに家賃値下げ交渉をしてくれる。

希望の物件は、なんとしても審査を通してくれる。

他社と比べて、スタッフさん達の態度や対応は丁寧。

よその会社では無理やり契約させられたことはあるが、エイブルを何度か利用してみて、今のところそれはない。

40代/女性

評価:

ド田舎から上京して、右も左も分からない私のことを誰もバカにせず、どのスタッフさんもきちんと対応してくれました。また、ダメ元で大家さんに交渉して欲しいことをお願いしたら、とても上手に交渉してくれ、こちらの希望通りになったので、感謝しています。

30代/女性

評価:

契約時に必須だった火災保険が高かったため、更新時に別のものに変えた。

20代/女性

評価:

契約前までは対応がよかったが、契約後の対応は正直良いものではなかった。

内見時は「修繕、クリーニング前で入居までにはすべて綺麗にして壁紙も張替え済んだ状態になりますのでご安心ください」と言われたがいざ入居すると壁紙は張り替えられておらず前入居者のたばこヤニが残ったままで所々明らかに許容範囲外な汚れや破損もある状態だった。

修繕や張替えをお願いしたが対応してもらえなかった。

40代/女性

評価:

何か急かされているような営業で、腰を据えて決められなかった。

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物件数で比較

物件数は2024年3月時点でミニミニが7,126件、エイブルが20,992件となっているためエイブルのほうが3倍近く多く掲載しています。

最終的に借りる部屋は1つでも物件数が多いほど自分の条件に合った物件を探すことができるため、多ければ多いほど良いとされています。

ミニミニはそれほど物件自体が多くないため、理想の条件にマッチした物件が見つからない可能性もあります。

店舗数で比較

店舗数はミニミニが約480店舗、エイブルが834店舗となっているため総合的にはエイブルのほうが利用しやすい環境にあります。

ミニミニエイブル
総店舗数約481店約834店
直営店239店437店
フランチャイズ店242店379店

フランチャイズ店というのはいわゆる看板を借りただけの不動産となるため、利用するなら直営店がおすすめです。

直営店の数もエイブルのほうがミニミニの2倍近く多く、住みたいエリアの近くにあるといったケースが多いでしょう。

仲介手数料の安さで比較

ミニミニもエイブルも基本仲介手数料は半額となっていますが、より安いのはエイブルです。

エイブルの基本仲介手数料は賃料の半額、女性の一人暮らしであればそこから10%割引、さらに学生ならプラスで10%割引、エイブルを借りたことがある人はさらに10%割引されます。

50%割引+最大30%割引が適用されるため、似た物件で比較した場合はエイブルのほうが安くなります。

ただし、合計80%割引というわけではなく、半額になった仲介手数料のうち30%分割引されるという計算方式なので注意してください。

また、ミニミニもエイブルも仲介手数料半額となるのは『直営店のみ』です。

フランチャイズ店の場合は対象外となっていて普通に賃料1ヶ月分かかることがあるので、安さ重視で後悔するリスクもあります。

仲介手数料無料や安い不動産会社ランキング!初期費用の安い不動産はどこ?

仲介手数料が安い不動産はエイブルやミニミニだけじゃないので合わせて参考にしてみてください。

オプション代の安さで比較

初期費用の高さに直結するオプション代の総合的な安さではエイブルのほうがわずかに軍配があがります。

室内消毒施工費や入居安心サポート費など大手不動産では独自の自社商品を展開しています。

ミニミニエイブル
消毒施工費16,500円15,000円
入居安心サポート費19,800円
ライフサポート費
(火災保険料込み)
月額3,000円
(2年間:57,000円)
光触媒コーティング23,650円
防カビコーティング13,200円
合計額(最大)73,500円71,650円
※ライフサポート費は火災保険料(15,000円)を引いた額で計算

エイブルも決して安いという額ではないですが、光触媒コーティングや防カビコーティングは含まれていないことが多く、実際にはかかっても消毒施工費+入居安心サポート費となり約3.5万円ほどで済みます。

一方、ミニミニの場合はライフサポート費というものがあり、家賃に加えて月額3,000円ほどかかります。

初期費用だけを見れば3,000円は安いですが、火災保険が含まれている商品となるため外してもらうことができません。

また、2年間住むと考えて火災保険料である約1.5万円を引いても5.7万円ほどの出費となります。

長く住めば住むほどミニミニのほうが高くつくというわけです。

ただしライフサポート費には火災保険のほかに『U-NEXTの利用』もついてくるので、映画やドラマやアニメをよく見る人や他のサブスク会員であればその費用分を浮かせることができるため痛手には感じません。

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入居審査の通りやすさで比較

物件や管理会社によっても異なりますが、エイブルもミニミニもメインとなる提携保証会社は『信販系』と呼ばれる審査が比較的厳しい会社となるため、入居審査の通りやすさは同じぐらいです。

ミニミニエイブル
提携保証会社オリコフォレントインシュアジャックス
エポスカード
審査方式信販系信販系
審査難易度厳しい厳しい
再審査日本セーフティ
(独立系)
株式会社Casa
(CGO系)

信販系は審査の中では最も通りにくいと言われている会社です。

クレジットカードなどの信用取引を行っている会社によって入居審査が行われるため、カードの利用歴や滞納歴、債務整理や破産の有無等の過去の問題をチェックされます。

信用情報をもとに審査が行われるため、過去に滞納歴がありブラックリストになっていると、たとえ適正年収で収入的には十分でも審査に落ちるリスクがあります。

ただし、審査に落ちた際にはどちらも他の保証会社によって再審査が行われます。

ミニミニは審査が最もゆるいと言われる『日本セーフティ』、エイブルは独立系・CGO系と言われる『株式会社Casa』が行っているためどちらも審査はゆるいです。

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独自のサービスで比較

ミニミニもエイブルも『仲介手数料半額』という他の不動産とは差別化されたサービスを提供していますが、さらに特徴的なものを提供しているのはミニミニです。

ミニミニエイブル
総店舗数・オンライン内見
・『スーパー君』
・オンライン内見
・オンライン相談
・エイブルAGENT

ミニミニには敷金・礼金0円で部屋を借りられて退去費も0円で鍵を返すだけで退去できる『スーパー君』といったミニミニ独自のシステムがあります。

本来敷金や礼金がかかる物件でも、このサービスで契約すると敷金・礼金がかからなくなるため初期費用をかなり安くすることができ、退去の時も「退去費いくらかかるかな?」と不安になる心配がない点も魅力です。

エイブルには『エイブルAGENT』というLINE上で条件を登録するだけでおすすめ物件、マッチするお部屋を定期的に教えてくれるサービスがあります。

入居希望日まで時間がない人にはあまり有用ではありませんが、気長に探したい人には割と使えるサービスです。

エイブルとミニミニで迷ったときの選び方

どちらの不動産で契約すればいいか迷ってしまう場合に押さえておきたい3つのポイントについて紹介していきます。

良い物件が見つかるほうで契約する

最初から『どちらか片方で』と決めるよりも、実際に利用してみたりネットで調べてみて自分の条件に合う物件が見つかるほうを優先したほうが満足度の高いお部屋探しができます。

エイブルとミニミニはサービスの質としてもそこまで大きな違いはないため、どちらで契約しても大きく損をするといったことがありません。

ミニミニが管理している物件のほうが条件に合うと思えばミニミニで決めればいいし、エイブルのほうが良かったらそのまま契約して良いでしょう。

見積もりを出してもらって初期費用の安いほうで決める

物件自体はすでに見つかっていて、どっちで契約するかだけ迷っているならエイブルとミニミニ両方に初期費用の見積もりを出してもらいましょう。

他社物件であっても紹介できるケースは多いですが、自社商品が含まれていないほうがより安く契約できます。

また、仲介手数料は同じでもエイブルはさらに割引システムがあったりするので費用をもっと抑えられる可能性があります。

より親身になってくれるほうを選ぶ

どちらの不動産もインセンティブ報酬を得ているため、契約してもらうためにより積極的に行動してくれる傾向があります。

迷った場合は、『対応の早さ』『献身的に物件のデメリットまで教えてくれるか』『交渉にも対応してくれるか』といった部分を見ると良いでしょう。

特に家賃交渉に関しては担当営業マン次第で受け付けてくれる場合と、開口一番「無理です」と断れるケースがあります。

家賃が1,000円でも下がれば年間1.2万円安くなりますし、家賃を安くできなくても設備を一新してくれたりフリーレントをつけてくれたりといった対応を見せてくれるほうが利用者としても満足度が高くなります。

入居前の家賃交渉はいくら下がる?言い方次第で5,000円も可能?

逆に嘘をつく、全く物件のデメリットを教えてくれないような営業マンは契約第一となっているので入居後に後悔する可能性も高くなってしまいます。

まとめ

1つ1つ比較してみましたが、同程度である項目も多く、片方だけが優れているといったことはありません。

ただ、一人暮らしを考えると物件数の豊富さや仲介手数料が少しでも安くてお得なほうが重要になってくるため、それを加味するとエイブルがやや優勢になるといった印象です。

どっちで契約することになっても、結局は見つかった物件が理想的だったかどうかによって決まるので、最初から不動産で決めるのではなくネットで物件探しをした上で考えると良いでしょう。

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ミニミニやエイブルより初期費用を抑えられる不動産

ミニミニやエイブルは仲介手数料半額というのが決め手になるほど魅力的ですが、実はもっと仲介手数料を安くしている不動産はあります。

『仲介手数料をもっと抑えたい』のであれば仲介手数料無料となったオンライン型不動産のイエプラがおすすめです。

イエプラ公式

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運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.1)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本無料
利用料金無料
会員登録不要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
LINE上でやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラでは基本仲介手数料が無料となっているため、ミニミニやエイブルの物件もイエプラに物件を伝えれば数万円単位で費用を抑えることができます。

また、管理会社が指定している以外のオプション代はかからないため最低限の費用のみで引っ越しが可能です。

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