レオパレス以外の家具家電付き賃貸不動産!家具家電は何がついてる?

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家具家電付きと聞くとレオパレスを思い浮かべますが、最近ではレオパレス以外の賃貸不動産でも増えています。

一見ありがたい話にも思えますが、当然デメリットや問題点も多いです。

今回は「家具家電付き物件には何がついているのか、いらないものは拒否可能なのか、レオパレス以外でも探す方法はあるのか」についてまとめてみました!

レオパレス以外の家具家電付き不動産

家具家電付きと言えばレオパレスのイメージが強いですが、それ以外の不動産でも家具家電付き物件を取り扱っています。

大手不動産の取り扱い状況をまとめてみました。

レオパレス21ミニミニ
(直営店)
エイブル
(直営店)
大東建託アパマンショップピタットハウス
(直営店)
家具家電プランありプランありプランありレンタルレンタルなし
物件数
(山手線)
約446件約1,976件約21件約300件約9,339件0件
プラン賃貸・マンスリー・短期進化したスーパー君レンタルパック3点セット
4点セット
料金5,400円/月
7,400円/月
56,981円/2年
79,211円/2年
※スクロールできます

レオパレスよりも『ミニミニ』や『アパマンショップ』のほうが物件数としては多いようです。

レオパレスの家具家電付きは自社物件となりますが、それ以外の不動産では他社物件も紹介しているため数としては多くなります。

不動産によっては備え付けではなく『レンタルパック』として提供している場合もあります。

家具家電付き物件の種類
  • 通常の賃貸物件(レンタルパックや備え付き)
  • 学生向けの学生マンションや学生会館
  • シェアハウス
  • 短期的な入居を目的としたマンスリー物件

家具家電付きといっても通常のアパートやマンション、学生向け物件、シェアハウスやマンスリーマンションなど様々です。

短期的に住みたいのか、家賃を抑えたいのか、普通の物件で借りたいのかによって利用する不動産も変わります。

賃貸仲介不動産業者3選

スーモやホームズのようなポータルサイトでも探すことはできますが、いろんな不動産が表示されてしまうので「借りてみたらレンタルだった」というような不安もあります。

スーモとホームズの家具家電付き物件の探し方

レオパレス以外で家具家電付き物件を取り扱っているおすすめ不動産をまとめてみました。

イエプラ(オンライン不動産)

イエプラ公式

イエプラ公式ページへ

項目イエプラ
家具家電付き不動産を指定して探せる
対応エリア関東・関西
仲介手数料基本無料
内見現地集合可
利用料無料
物件数対応エリアの8割以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

現状最も家具家電付き物件を効率的に探せるサイトはイエプラです。

イエプラは専門スタッフとLINE上で細かくやり取りできるので家具家電付き物件のみを指定して探してもらうことができます。

スーモやホームズと違うところは探すのではなく”探してもらう”という部分にあります。

自分でいちいちチェックしなくても「レオパレス以外の家具家電付き物件を探してほしい」と伝えれば、あとは放置で条件に合う物件を教えてくれるというわけです。

家具家電を取り扱っている不動産を丸ごと指定して探してもらうことができるので、自分でいちいち不動産巡りをする必要もありません。

さらに2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる使い得のサービスとなっています。

イエプラ公式ページへ

ミニミニ(直営店)

ミニミニのホームページへ

項目ミニミニ
家具家電付きレオパレスよりも数が多い
対応全国
仲介手数料賃料の0.5ヶ月分
内見現地集合可
利用料無料
物件数約1,976件
特徴直営店なら仲介手数料半額と安い
スーパー君・エース君なら退去費がかからない
入居安心サポートが無料
ライフサポート費がかかる
消毒オプションが拒否しにくい

ミニミニの総物件数は決して多くありませんが家具家電付きだけならレオパレスよりも多く取り扱っています。

スーパー君・エース君システムというのは簡単に言うと敷金・礼金0円で部屋を借りられて退去費も0円で鍵を返すだけで退去できるミニミニ独自のシステムのことです。

商品名管理会社サービス内容
スーパー君ミニミニ敷金・礼金・退去費0円
スーパー君Mミニテック敷金・礼金・退去費0円
スーパー君Kミニクリーン中部敷金・礼金・退去費0円
エース君ミニネット敷金・礼金・退去費0円

「進化したスーパー君」というのは家具家電付き物件のことです。名前だけだとわかりずらいですが初期費用を抑えて部屋を借りられるのでミニミニで借りるとお得というわけです。

ミニミニは仲介手数料が半額という魅力がありますが、一方でオプション代(消毒施工費等)をしれっと初期費用に含めようとしてくるのが懸念点です。

ミニミニ賃貸の評判はやばい?契約の注意点を利用者120人から徹底調査

エイブル(直営店)

エイブル公式ページへ

項目エイブル
家具家電付き数は少ない
対応関東・関西
仲介手数料賃料の0.5ヶ月分
内見現地集合可
利用料無料
物件数約21件(山手線)
特徴直営店なら仲介手数料半額と安い
女性や学生ならさらに仲介手数料が安くなる
入居安心サポートが無料
営業が少ししつこい
消毒オプションが拒否しにくい

エイブルも家具家電付き物件を借りることができます。

ミニミニと同様、仲介手数料が半額なのがエイブルの魅力です。

ただし仲介手数料半額は直営店のみの特典なのでフランチャイズ店は例外となっています。

特徴としては歩合制給与のため、利用すると営業が少ししつこいのが難点ですが、初期費用が少し安くなるので利用価値はあります。

家具家電の物件数はかなり少ないですがチェックしてみる価値はあります。

エイブル賃貸の評判はやばい?やめとけ?利用した120人の口コミを徹底調査

学生向け賃貸不動産3選

『学生マンション』『学生会館』など学生に特化している不動産では家具家電付きとなっていることが多いです。

学生向けに探せる有名な賃貸不動産をまとめてみました。

ユニライフ

ユニライフ公式ページへ

家具家電付き学生マンションなのでついている物件が多い
対応エリア全国
仲介手数料基本賃料1ヶ月分
物件数約7万戸
特徴一人で内見することが可能
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
回線が悪い

ユニライフは学生マンションを専門に取り扱っているサイトで家具家電付き物件が豊富に存在します。

対応エリアが全国79店舗と学生マンションを扱っている会社としては規模も大きいのが特徴です。

学生限定となってしまいますが「初めての一人暮らしで家具家電付きが良い」というのであればぴったりです。

トラブルサポートなども充実していますし、物件数は比較的多いほう(学生マンションサイトの中では)なので自分が探している物件を見つけやすいです。

ユニライフの口コミや評判!割高でネット回線が遅いって本当?

ナジック

ナジック公式ページへ

家具家電付き学生マンションなのでついている物件が多い
対応エリア全国
店舗数21店舗
物件数約52,000室
提携学校数649校
特徴来店不要で内見や契約ができる
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
ネット回線はやや遅い

ナジック学生マンションは株式会社学生情報センターが運営している学生マンションを取り扱っているサイトです。

ナジックが提供している「学生レジデンス」は全室家具付きで食事付き、共有スペースなども充実しています。

物件数はユニライフにやや劣るものの、合わせて探すことで条件に合う物件が見つかりやすいです。

こちらも学生向けとなっているため注意が必要です。

ナジックの口コミや評判!ナジッククラブ24は入らないといけないの?

カレッジコート

カレッジコート公式ページへ

家具家電付き標準仕様
運営店舗学生マンション総合案内センター
運営サイトカレッジコート
対応エリア全国
物件数464棟32,424戸(2022年8月)
特徴学生マンション・学生賃貸を探せる
家具家電付き
共同食堂のある食事付きの物件
他社サイトより食事回数が多い
寮母寮父住み込み

カレッジコートは毎日コムネットグループが運営している『食事付きの学生マンション』に特化した学生向けのサイトです。

ポータルサイトではなく毎日コムネットが自社で所有している物件となるため、基本的に仲介手数料はかかりません。

『食事付き』『寮母・寮父の住み込み』『家具家電付き』が標準仕様となっていて初めての一人暮らしにとって安心な物件のみが提供されています。

年間食事回数通常学生マンション
(週5)
カレッジコート
(週6)
朝食約240食約288食
夕食約240食約288食
合計約480食約576食

カレッジコートでは寮母が住み込みで働いているおかげで、土曜日も食事が提供されるのが魅力となっています。

カレッジコートの評判を調査!家賃や食費は高い?

シェアハウスやマンスリー物件が探せる不動産サイト

シェアハウスとは1つの物件を複数人でシェアして一緒に住むルームシェア型の家のことです。

シェアハウスでは基本的な家具はお部屋に用意されており、共有スペースにはキッチン・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機なども完備されています。

「数か月だけマンスリーマンションのような感覚で住みたい」という人にもおすすめです。

クロスハウス(シェアハウス)

運営会社株式会社クロスハウス
対応エリア新宿・渋谷・池袋、品川、上野近辺
店舗東京都渋谷区代々木3-57-6 グランフォーレB1F
物件数440物件、5,600室以上
特徴初期費用が3万円
1ヵ月から契約可能
家賃も3万円台~(都内)

クロスハウスの最大の特徴は初期費用の安さです。

シェアハウスはもともと初期費用が安いですが、それでも10万円程度計算してもかかってしまいます。

クロスハウスの場合は東京都内でも3万円以下という安さなので現時点で貯金が全然なくても引っ越しが可能というわけです。

家賃が安い物件も多くかかえているので貯金目的でシェアハウスしたい人や短期(1ヶ月)で住んでみたいという人にもおすすめ。

クロスハウスの公式ページへ

オークハウス(シェアハウス)

運営会社株式会社オークハウス
対応エリア東京・神奈川・埼玉・千葉・京都・兵庫・大阪
店舗不明
物件数★★★★☆
特徴初期費用は10万円以下
WEBサイトで契約が完結
出会い目的のシェアハウスも探せる
広めの個室も多い

オークハウスはクロスハウスに比べて対応エリアも広く、数多くの物件を扱っているのが特徴です。

初期費用は10万円以下となっていて、普通のシェアハウスから大規模型のソーシャルアパートメント、出会い目的の人でも探せるように男女比も明記してあるのが面白いところです。

どこに住むかに合わせてクロスハウスと使い分ける感じがおすすめ。

オークハウスの公式ページへ

グッドマンスリー(マンスリー物件)

家具家電付きマンスリープランの物件のみを探せる
対応エリア全国
仲介手数料管理不動産により変動
物件数約2,692件(山手線)
特徴全国のマンスリーマンションが探せる
物件数が多い
こだわり条件から探せる
リゾート地の物件も探せる

グッドマンスリーはスーモやホームズのような不動産ポータルサイトで、色んな不動産情報の中からマンスリー・ウィークリーマンションのみを取り扱っているサイトです。

マンスリープランと言えばレオパレスの代名詞のような印象がありますが、他の会社でももちろん提供しているので短期的に借りる前提なら探しやすいです。

基本的には3ヶ月以内の期間であれば普通に借りるよりもお得になるケースが多いです。

逆に「通常の賃貸物件を借りたい」という人は割高になってしまうのでおすすめできません。

グッドマンスリーの公式ページへ

家具家電付って何がついているの?

家具家電付き物件は生活に必要なものが最低限揃っていますが、契約する不動産やプランによって異なります。

家具家電付きであるレオパレスを例に挙げてみます。

  • テレビ
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 照明機器
  • エアコン
  • テーブル
  • コンロ
  • ベッド

プランによっては寝具もセットでついてくることもあるようなので事前に確認が必要です。

小物類以外の大きなものは基本的についていることが多く、オプションでさらにつけてもらうこともできることが多いので不便には感じないと思います。

レンタルの場合、【3点セット】が冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、【4点セット】はテレビが加わります。

いらない場合でも基本的に拒否することは難しい

家具家電付き物件といっても自分にとって不要なものがあった場合、そのまま置いておくと部屋が狭くなりますし、できることなら撤去してもらいたいですよね。

最近ではテレビを設置しているとNHK受信料が請求されて色々トラブルになっているのでそれを避けるために「テレビは設置しないでほしい」ということは可能なのか気になるところ。

家具家電をつけるか選べるタイプのお部屋であれば撤去してもらうことも可能ですが、レオパレスのように最初から規定の家具家電が備え付けのような物件というのはいらなくても我慢するしかないようです。

お部屋に設置してある備品の撤去・引き上げは致しておりません。

参照元:レオパレス

オプションとして家具家電をつけることが可能な物件であれば、つけないという選択もできるというわけです。

家具家電付き物件は最初から備え付けとなっており、基本的にはいらないと思っても撤去してもらうことはできないと考えておいた方がいいでしょう。

もし入居する予定の人は事前に「いらない設備は撤去してもらえるか」を聞いておきましょう。

家具家電を破損させた場合の修繕費用

故意によって破損させた場合(殴ったり蹴ったり等)や不注意によって傷をつけてしまった場合は基本的に交換や修理にかかる費用同等が請求されます。

物によって違うというわけです。

洗濯機だと最低でも新品購入で3万円前後かかりますが、椅子だったら2,000円~3,000円程度と値段が違うので修繕費用も壊してしまった家具家電により異なります。

ただし、故意ではない破損の場合は貸主側が負担してくれることが一般的です。

備え付けられている家具家電というのは設備として組み込まれているので破損してもこちらが負担することはないようです。

「普通に冷蔵庫を使っていたのにある日いきなり冷えなくなった」とか「洗濯機の脱水が急に使えなくなった」等の問題は設備故障となるので無料で交換してもらえます。

ただし賃貸借契約書に「無償貸与」や「設備外」と書かれていた場合は設備として扱われていないため、借主が負担する羽目になることもあります。

家具家電付き物件に住むメリット

改めて家具家電付き物件に住むメリットをまとめてみました。

家具家電付き物件の魅力
  • 家具家電を揃える費用が抑えられる
  • 引っ越しが楽
  • 退去の荷造りがラクになる

家具家電を揃える費用が抑えられる

ご存知の通り、家具家電付きにすることで圧倒的に初期費用を抑えることができます

大型家電は揃えるだけでも軽く10万円以上しますから、その分がなくなったと思うと相当オトクです。

また入居時の時も買いに行く手間が省けますし、退去時に家電の処分方法について困らなくて済みます。

退去の時って家電をどうするか悩む方も多いですし、新たに一人暮らしするつもりもなければ結果的に全て処分する羽目になります。

家具家電系は粗大ごみになる可能性が高く、そうなれば粗大ごみとして処分するための費用が新たに必要になってしまいます。

引っ越しが楽

家具家電が最初から備え付けなら身一つですぐに引っ越すことができるのも大きなメリットです。

通常なら引っ越し業者に依頼して自分の家具家電を配送してもらったり、初めての一人暮らしなら購入しなければなりません。

繁忙期だと引っ越し業者も忙しいので予約が取りづらく、その上費用も結構かかるのが一人暮らしをする際のネックな部分です。

しかも「15日に入居だからすぐに届くようにするためには・・・」みたいな予定をいちいち組まなくて良いのも精神的な負担を減らすことができます。

入居する際には引っ越しだけじゃなく電気ガス水道の手続きや住民票を移動させたり面倒なことが多いのでその負担を減らすことができるのはメリット。

自分の荷物だけなので自力で運ぶことも容易にでき、金銭的な負担を減らすことができます。

退去の荷造りがラクになる

退去する際には洋服をまとめたり、自分の荷物をまとめるだけではなく家具を分解して運びやすくしたり、ギリギリまで使うものとそうでないものを分けて考える必要があります。

家具家電付き物件はそのまま退去できてしまうので荷造りと言っても自分が運んだものをまとめるだけの簡単な作業で済みます。

一人暮らしなら1日~2日もあればすぐに荷造りを終えることができます。

家具家電付き物件のデメリット

一見すると便利な家具家電付き物件ですが、長期的に見るとデメリットも大きいので住む期間次第では自分で買うという選択肢も考えたほうが良さそうです。

デメリット
  • 家賃が割高
  • 自分の好みの部屋が作りにくい
  • 壊すと修繕費用が必要
  • ほとんど中古品
  • NHK受信料を負担させられる可能性がある

家賃が割高

比較をしてみるとわかることですが、一般的な物件に比べると家具家電付の物件は家賃が割高です。

もともと家具家電付き物件はレオパレスが多いのでなんとも言えませんが、相場より5,000円~10,000円ほど家賃が高いです。

初期費用は安くとも、長く住むと家賃が割高なので結果的に損をするということになります。

1年ぐらいの短期間だったらまだしも、大学生のように4年間住むとしたら普通の物件の方が良いかも。

1年以上だと損をする可能性がある

家賃に上乗せされている分がいくらなのかを計算することはできませんが、『レンタルパック』の掲載料金からある程度の費用を予測することが可能です。

Amazonを利用して同じ家具家電を揃えたときの費用について比較してみたところ、1年以内ならどのケースであってもお得なようです。

料金比較購入した場合レンタル4点
(新品)
レンタル4点
(中古)
冷蔵庫18,980円77,880円/年57,640円/年
洗濯機32,818円
電子レンジ8,529円
テレビ26,599円
合計86,926円77,880円/年57,640円/年
参照:Amazon/大東建託

ただし、2年住んだ場合は新品、中古いずれの場合も購入したほうが安く済みます。

購入した場合はリサイクルショップで『売る』ことによって数%ほど手元に残るので、それを加味すれば”1年以上住むなら家具家電付き物件じゃないほうが安く済む”と言えるでしょう。

自分の好みの部屋が作りにくい

最初から備え付けられているということは自分で家具・家電を選ぶことができないので好みの部屋が作りにくいということでもあります。

せっかくの一人暮らしで自分だけのコーディネートをしようにも、家具家電付だと難しいでしょうね。

レオパレスの場合は半ロフト状態でベッドの位置が固定されている場合もありますし、一人暮らしだと冷蔵庫が小さいサイズとなっていることも多く、料理が好きな人にとっては少し生活しずらい環境になってしまっています。

壊すと修繕費用が必要

家具家電付はいわばレンタル状態なので、傷をつけたり壊してしまった場合は修繕費用を取られる可能性があります。

例え壊さなくてもそういう前提がある以上、慎重に扱わなければならないため生活する上で少しストレスになりかねません。

自分のものだったら多少乱暴に扱っても誰からも文句は言われませんが、レンタルしている以上はずさんな管理をすることができません。

冷蔵庫や洗濯機ならまだしもベッドやソファなどの家具系はちょっとこすったりしただけで傷がつく可能性はありますからね。

中古品のものが多い

新築物件や急に家具家電付き物件を取り入れているような物件でもない限り、ほとんどは中古品となってしまいます。

ハウスクリーニングされているとは言え前の入居者が使っていたものをそのまま使用することになるので気になる人は一定数いると思います。

テレビや電子レンジぐらいならまだいいですがソファは少しへたってきてしまっていたり、洗濯機は必ずしも中まできちんと全てクリーニングされているとは限らないのでカビが生えている可能性も。

分解しない限り汚れているかどうか見ることができないのも不安な点です。

NHK受信料を負担させられる可能性がある

家具家電付き物件にはたいていテレビが備え付けられていますが、テレビがあることによってNHK受信料を負担しなければならない可能性が高いです。

実際に過去の裁判では入居者にも負担義務があるといった判決が出ています。

畠山裁判長は、「受信設備を設置した者」にNHKと契約義務があるとする放送法の規定について、「占有使用している者も含まれる」と判断。建物をテレビ付きで売却すれば売り主が義務を負い続けるため、「設置した者以外は含まれないと解釈するのは相当ではない」と述べた。

参照元:jiji.com

設置した者=オーナーにも負担義務はあるものの入居者が実際にテレビを観ている者となるので受信料契約の対象となるわけです。

詳しくはこちらに記述していますが、家具家電付き物件に住むだけでこういったリスクやトラブルの原因に繋がるというのはかなりのデメリットです。

ちなみに受信料は月額約1,300円と安くはない金額となっています。

家具家電付き物件に住んだ人の意見

一人暮らしで家具家電をそろえようとするとだいたい15万円~20万円ぐらいかかります。

部屋を借りる初期費用を含めるとかなりの金額になります。

自分のものじゃないので適当に扱うこともできませんし、備え付けの家具家電は決してグレード的には低いですが、最低限のものでも構わない人にはおすすめ。

「ドラム式洗濯機が良い」とか「多機能のレンジが欲しい」って人には不向きな形態です。

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まとめ

MEMO
  • 家具家電付き物件は家賃がその分高くなっているので短期的に借りる人向け(1年程度)
  • レオパレス以外でも家具家電物件は取り扱っている
  • 引っ越しはラクだし身軽なのが家具家電付きの良いところ
  • カスタマイズ性は低く、自由度が低いので部屋を作り込むことはできない

家具家電付き物件は自分の思い通りの部屋にできない点や賃料に上乗せされているので長期的に住むとデメリットが大きくなってしまいます。

単身赴任だったり「取りあえず数か月だけ住みたい」という人にとってはまさに理想的ですが、長期的に住む予定の学生や社会人は家具家電付きの物件じゃなくて普通の物件のほうがお得です。

意外と壊れても無料で交換してくれたり修理してくれるのは魅力だと感じました。

自分で買ったものだと壊れても保証期間が切れて新たに購入する羽目になりますからね。

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