寝るだけのためのセカンドハウスで一人暮らし!最低限求めるべき条件とは?

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社会人で残業が多めの職場だと帰っても寝るだけの生活になってしまうことも少なくありません。

寝るだけのために無駄にこだわっても正直言って家賃の無駄です。

今回は家にいる時間が短い一人暮らしや平日の利用を目的としたセカンドハウスで寝るだけの部屋でも最低限求める条件についてまとめてみました!

セカンドハウスで寝るだけが目的ならワンルームがおすすめ

帰って寝るだけの生活なら余計なスペースは必要なくなるので、ワンルームでも快適に過ごすことができます。

1Kは玄関からリビングの間に扉が設けてある部屋ですが、扉の有無で家賃は5,000円前後変わってしまいます。

通常の住居環境であれば1Kのほうがおすすめですが、家賃の安さを考えるならワンルームのほうがおすすめ。

広さに関しては帰って寝るだけの生活であれば3畳~4畳半あれば十分です。

シングルベッドはだいたい1.2畳ほどのスペースを要するので完全に寝るだけであれば1畳半あれば問題ありませんが、最低限の家具を置くスペースを考えるともう少し広さは必要になります。

ベッドを置いただけで部屋が埋まってしまうと洗濯物を干す際や移動する際にベッドをまたぐ必要が出てくるので最低限の同線を加味するなら3畳~4畳半程度は必要になります。

4畳半あればベッド+デスクを置くスペースを設けることもできます。

自宅で仕事をする機会があるなら少しの余裕は必要となります。

セカンドハウスはもったいない?

「週末だけ」「平日だけ」といった限定使い前提でセカンドハウスを持つことに『もったいない』という気持ちが出るのは当然ですが、一概にそうとも言い切れません。

セカンドハウスの魅力
  • 通勤時間をカットできる
  • ある程度の荷物を置いておける
  • ビジネスホテルのように予約などの手間がなくなる
  • 他人に干渉されることがない

セカンドハウスは時間や快適性をお金で買うようなもの。

お金の負担はありますが、往復の通勤時間をカットして健康に重要である睡眠時間を確保できたり、他人に一切干渉されることのないプライベート空間が確保できるのはまさしく魅力です。

2重家賃となり負担が大きいことは事実なので『もったいない』と思うようであればどのぐらい使用するかを考えた上で選びましょう。

ビジネスホテルの平均額を1回あたり10,000円として計算すると、借りるべきかどうかの目安になります。

家賃帯ビジネスホテル
(利用できる回数)
6万円約6回
7万円約7回
8万円約8回
9万円約9回
10万円約10回

月数回の利用ならセカンドハウスよりもビジネスホテルに泊まったほうがはるかに安く済みます。

ある程度年収的に余裕がないと安い家賃の物件でも負担になるため、お部屋の選び方は重要となってきます。

寝るだけのセカンドハウスでいらない設備とは

帰って寝るだけのためにセカンドハウスを利用するのであれば、設備をとことん削って家賃を抑えるべきです。

家賃が高くつきやすい設備で、なおかついらないものについてまとめてみました。

キッチン

平日は帰って寝るだけだけど、週末はお部屋でゆっくりと過ごす予定でセカンドハウスを借りようとしているならキッチンは不要です。

キッチンが不要の理由
  • 料理するとなるとフライパンや食器なども必要になるため
  • 時間がないのに自炊する暇が取れない
  • 毎日帰るわけではないので虫が湧く可能性がある

平日でもキッチンを使う機会はあるかと思いますが、水回りは設置コストが高いため、コスパがあまりよくありません。

簡単な食事であればオーブン付き電子レンジで代用できます。

総菜やお弁当を温めたり、パンを焼いたりもできるので最低限の食事の確保は可能です。

キッチンがない分、寝る部屋を広くとることができますし、その分家賃も安くなるためキッチンなしのお部屋を絞って探してみましょう。

物件数が少ないので、ついていたとしても使い勝手な悪いシンクの狭い物件をあえて選べば家賃は安く済みます。

セキュリティ

セキュリティの高さは安全面を考えると重要になってきますが、家賃の高さに大きく影響される設備です。

具体的には『オートロック』『防犯カメラ』『管理人常駐』などの設備や環境が挙げられます。

帰って寝るだけのためのセカンドハウスであれば、部屋にいる時間は長くないため、無駄な設備となります。

男性に関していえば木造アパートでも問題なく過ごすことができます。

女性の場合はセキュリティを重視したいところですが、駅から近いお部屋を選べば最低限の防犯性を確保することもできます。

立地を優先することで結果的に防犯性も向上するので二の次と考えて良いでしょう。

寝るだけの部屋でも最低限求めるべき条件とは?

帰って寝るだけといってもトイレやお風呂場は必要になりますし、居心地が悪ければ休日に困ることになります。

最低限日の当たる物件

帰って寝るだけでも日当たりの悪い物件だけは避けるべきです。

「家にあまりいないのだから関係ない」と思われるかもしれませんが、日当たりが悪いと部屋やクローゼットにカビが生えやすかったり、布団がいつまでもジメジメしていたり、虫が出やすい等の問題が起こりやすくなります。

帰って寝るだけの生活をしている人はあまり時間も取れない人は多いため、余計なことに時間を費やす羽目になる物件は避けるべきです。

最低限日当たりは良くなくても1日中当たらないような物件は避けるようにしてください。

服をかけられるクローゼット

クローゼット自体はなくても構いませんが、服をかけておくスペースがないと仕事で着たスーツやワイシャツをかけておくスペースがなくなってしまいます。

部屋を最低限の広さにするのであれば収納スペースを置く余裕はないので、狭くてもクローゼットはあったほうが生活はしやすいです。

壁にハンガーをかけられる造りになっているのであればクローゼットがなくても問題ありません。

シャワールーム

浴槽に浸かることで血行が良くなり、睡眠の質もあがると言われていますが一人暮らしの場合は浴槽にお湯をためる機会はかなり少ないです。

ただお風呂自体がないと不潔な状態ですし、お風呂に入るためにわざわざ銭湯や温泉に通わなくてはならなくなるので非効率的です。

おすすめはシャワールームがついている物件。

浴槽だけ排除されているシャワールームは一人暮らしにとって使い勝手がよく、浴槽を掃除するという手間がかかりません。

寝るだけのセカンドハウスであれば水回りの広さは家賃に大きく影響するため、ないほうが安く抑えられます。

こちらは各水回りにかかる費用。

設備金額相場
(アパート)
3点ユニットバス約22万円
2点ユニットバス約20万円
風呂単体約17万円
トイレ単体約15万~20万円
シャワールーム約10万~25万円

風呂トイレの3点ユニットバスも非常に安いですが、使い勝手を考えるならトイレとお風呂は別のほうが良いでしょう。

ただしシャワールームしかついていない物件自体が少ないので探すのは大変かもしれません。

帰って寝るだけ生活な人のおすすめ部屋タイプ

通常の賃貸物件以外にも帰って寝るだけ生活ができる場所はあります。

シェアハウス

シェアハウスは1つの建物に対して複数人で共同生活する物件のことです。

 項目料金相場
家賃30,000円~60,000円
共益費5,000円~10,000円前後
契約手数料15,000円前後
合計50,000円~85,000円

シェアハウスがおすすめの理由
  • 初期費用や家賃が圧倒的に安い
  • Wi-Fiがついているので簡易的な仕事も可能
  • 家具を揃える必要がない
  • 狭いが1人分の部屋は確保されている
  • 共同スペースにキッチンやトイレ・風呂がついている

最低1ヶ月~住むことできる上に初期費用もほとんどかからずに住むことができるのが魅力。

都内であっても家賃は3万円~5万円程度とかなり安いので、下手に一人暮らし用の物件を借りるぐらいならシェアハウスを借りたほうが圧倒的に安いです。

シェアハウスと聞くと抵抗を感じる人も多いと思いますが、種類によっては1部屋1部屋しっかりとプライベート空間が設けられていてキッチンや風呂場、トイレなどが共有スペースとして存在しているだけなので思ったよりも住人と接触機会も多くなかったりします。

帰って寝るだけ生活ならほとんど住民と接触する機会はありません。

部屋の広さは3畳~4畳半程度しかありませんが、ベッドと簡易的なデスクが置けるぐらいのスペースはあるので理想的な環境です。

家賃もかなり安い上に住民票を置くこともできるので住まいとしての役割はしっかりと果たしています。

インターネットカフェ

インターネットカフェは長期で借りることにより割引が適用されることがあります。

例えば都内を中心に運営しているカスタマカフェの料金はこちら。

 項目料金
7日間22,000円~
14日間42,900円~
1ヶ月間76,000円~

ネットカフェといえば数時間単位で借りるイメージがありますが、実は長期プランを設けているところも多く1ヶ月間以上借りることも普通にできます。

昔はどのネットカフェも簡易的な仕切りのみで防音性は皆無、かなり狭い部屋で寝るのも大変な狭い空間ばかりでしたが、最近は防音完備をしていてさながら通常の部屋と変わらないような空間を提供しているところが当たり前になりつつあります。

ネットカフェなら飲み物は飲み放題ですし、インターネットも使い放題でシャワーもあるところが多いので寝るだけ生活としての環境には優れています。

ただし住民票を移すことはできないので実家や1つ目の物件に住民票を置いておく必要があります。

マンスリー物件

『一時的にセカンドハウスが欲しい』のであれば、無駄な初期費用がかからないマンスリー物件がおすすめです。

通常、一人暮らしをするには敷金、礼金、仲介手数料、それに家具や家電を揃えなければならないのでかなりのお金がかかります。

マンスリーマンションの良いところは敷金や礼金がかからない上に家具家電が最初から備え付けられているので身軽に引っ越しが可能なことです。

項目マンスリープラン通常の賃貸物件
家賃少し高い普通
敷金無料無料~1か月分
礼金無料無料~1か月分
仲介手数料無料無料~1か月分
光熱費定額10,000円前後
ネット代無料~約2,000円約4,000円
家具家電ついているついていない(ことが多い)

マンスリー物件では住居期間分の家賃を最初にすべて払います。

前払い制なので一般的な賃貸物件のように入居審査が不要となっており、いちいち会社に在籍確認をされることもありません。

長い目でみると少し高くつきますが、数か月程度でいいなら総合的な費用も安く済みます。

寝るだけの部屋を探している人におすすめサイト

普通に探すと部屋が無駄に広かったり、不要なユニットバスがついていたり家賃が思っている以上に高いなど意外と理想の物件は見つかりにくいです。

寝るだけの部屋を探しやすいサイトを3つほど紹介します。

クロスハウス

クロスハウスの公式ページへ

運営会社株式会社クロスハウス
対応エリア新宿・渋谷・池袋、品川、上野近辺
店舗東京都渋谷区代々木3-57-6 グランフォーレB1F
物件数440物件、5,600室以上
特徴初期費用が3万円
1ヵ月から契約可能
家賃も3万円台~(都内)

クロスハウスはシェアハウスを探せる専門サイトです。

最大の特徴はなんといっても初期費用の安さ。

シェアハウスはもともと初期費用が安いですが、それでも10万円程度計算してもかかってしまいます。

クロスハウスの場合は東京都内でも3万円以下という安さなので現時点で貯金が全然なくても引っ越しが可能というわけです。

家賃が安い物件も多くかかえているので貯金目的でシェアハウスしたい人や短期(1ヶ月)で住んでみたいという人にもおすすめ。

クロスハウスの公式ページへ

部屋まる。

部屋まる。公式ページへ

運営会社株式会社城南コミュニティ
対応エリア東京都内
店舗数2店舗(目黒店・新宿店・日暮里)
物件数(山手線)約4,174件
特徴家賃6万円以内の物件が探せる
ゲーム特典で最大3万円キャッシュバックされる
家賃3万円以下の物件も探せる
デザイナーズ物件も探せる

部屋まる。は東京都内の家賃6万円以下の物件を取り扱っている不動産サイト。

店舗は目黒本店と新宿店、日暮里店の3店舗です。

部屋まるの良いところは「初期費用10万円以下の物件を探せる」という点や「ゲームの得点に応じてキャッシュバックされる」という点。

とにかく安い物件を専門に扱っている不動産なので「帰って寝るだけ」のような最低限しかないような物件も多く取り扱っていて探しやすいです。

『家賃2万円以下特集』も組んでいるので家賃や初期費用が安くて無駄がないので安さ重視の人におすすめなサイトです。

イエプラ

イエプラ公式

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社コレック
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件(対応エリアの8割)
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラは自宅にいながら店舗に行った時のように部屋を探してもらえるサービスです。

通常であれば自分で検索をかけて頑張って1軒ずつ探す必要がありますが、イエプラの場合はチャット項目があるので細かい条件を指定して探してもらうことができます。

例えば「シャワールームのみでキッチンもないような家賃の安い物件を探してほしい」とか「部屋は狭くて良いので家賃が安くて比較的築浅の物件が良い」と言えば希望通りに探してもらうことができます。

条件を指定したら後は放置していれば次々に新着物件が送られてくるので自分で探す手間を省くことができます。

感覚として店舗で探してもらっている状況と近いですが、店舗で探してもらうと拘束時間が発生する上に物件数が少ないのでイエプラはネットと店舗の良いところを組みあわせたようなサイトになっています。

2024年3月から”仲介手数料無料”として提供しているので初期費用を安くしたい人にもおすすめです。

まとめ

MEMO
  • 寝るだけ生活ならワンルームが安くておすすめ
  • 必要な部屋の広さは3畳~4畳半程度
  • シングルベッド1つ置くと約1.2畳必要
  • シャワールームのみの物件がおすすめ

部屋の広さや浴槽の有無、キッチンの有無を絞って探せば東京都内であっても家賃3万円~4万円程度で済ませることも可能です。

本当に寝るだけのセカンドハウス的な部屋を必要としているのか、最低限のミニマリスト的な生活がしたいのかによって物件の選び方は変わります。

普通に探すと古い物件ばかり出てきてしまうので探し方も重要になってきます。

個人的には寝るだけ生活ならシェアハウスの1部屋を借りるのが安くておすすめです。

少しでも参考になれば幸いです。