家賃5万円で一人暮らしはやばい?手取りや年収はいくら必要?

家賃5万円は賃貸の中では比較的安いため、初めての一人暮らしをする時は目星をつける人も多いと思います。

ただ都内の一人暮らしでは物件数が限られているため条件に合う物件はあまり多くありません。

今回は家賃5万円で一人暮らしするならどの程度の手取りや年収が必要なのか、初期費用や生活費等を全て計算してまとめてみました。

家賃5万円の物件に住むのはやばい?

全国宅地建物取引業協会連合会が2018年にまとめられた「一人暮らしに関する意識調査」によれば20代(18歳~29歳)の一人暮らし男性の家賃平均は5.68万円、女性は5.67万円となっています。

家賃 男性割合 女性割合
2万円未満 2.1% 6.3%
2万円台 6.4% 3.9%
3万円台 17.6% 9.2%
4万円台 17.6% 18.8%
5万円台 16.6% 19.8%
6万円台 17.1% 20.8%
7万円台 9.6% 10.6%
8万円台 5.3% 4.8%
9万円台 2.1% 1.9%
10万円台 5.3% 3.9%

東京都内だけでなく、地方や地方都市に住んでいるデータもすべて総括されているものの家賃5万円というのはボリュームゾーンとなっています。

ただし、都内で住むには十分な家賃ではありません。

ホームズに掲載されている東京23区の家賃相場をもとに計算した家賃平均額はアパートが7.48万円、マンションは9.29万円です。

家賃5万円は相場よりもかなり低いアパートの家賃額となります。

家賃と物件数の推移を調べてみた結果がこちら。

 家賃 物件数
すべて 249,708件
5万円以下 34,625件
6万円以下 67,930件
7万円以下 104,685件
8万円以下 136,555件
9万円以下 160,444件
10万円以下 178,078件

条件を考えなければ物件を見つけることはできますが、立地が悪かったり築年数が古かったりといった問題があります。

つまり”東京都内で家賃5万円の物件に住むのは少しきつい”ということになります。

家賃5万円の物件に住むデメリットについてさらに詳しく紹介していきます。

壁の薄いので騒音はある程度妥協が必要になる

家賃5万円の場合は壁が薄いと言われる木造や軽量鉄骨造のアパートになります。

基本的にアパートと呼ばれる部類の建物は壁が薄く、基本的な生活音はほとんどすべて聞こえてしまいます。

木造や軽量鉄骨造でも静かで快適に過ごせる物件はありますが、それは隣人が静かにしているおかげです。

建設コストの安さを重視しているアパートは防音対策にも限度があるため、住んでから後悔するリスクも高くなってしまいます。

民度が低くなる

家賃の高さは住民の質に直結します。

家賃が高い物件ならしっかりとした職業、収入を維持してなければ借りることができないので常識のある住人が多くなります。

一方で家賃5万円のような比較的安い物件ではしっかりとした職についていなかったり、学生から社会人になったばかり、外国人などが借りているため民度も低くなる傾向があります。

夜中に騒いだり常識のない人が隣人になる確率は高くなってしまうということです。

壁が薄いのは妥協するとして、隣人は運次第です。

リスクを抑えたいのであれば角部屋や2階を選ぶことで騒音トラブルに遭いにくくなります。

水回りが狭くなりがち

水回りの設備というのは部屋の中でもかなりコストのかかる部分です。

設備 費用相場
エアコン 約5万円前後
オートロック 1戸あたり約15万円
フローリング 約6万円~18万円(6畳)
浴室乾燥機 約5万円~20万円
水回り 約200万円

設備は色々ありますが、キッチンだけで約50万円~200万円、浴室は50万円~150万円、トイレは10万円~50万円程度かかると言われています。

水回りは設備の中でも圧倒的に高いので、家賃が安ければ安いほど手狭なキッチンや浴室となってしまう傾向があります。

具体的にはまな板も置けないほどのキッチンやシャワールームのみといった物件も増えてきます。

家賃5万円の理想手取りは最低月17.7万円以上

結論から言えば、家賃5万円の理想手取り額は最低でも17.7万円以上が求められます。

「家賃は手取り収入の3分の1が理想」と言われていますが、実際に家賃5万円の3倍である月15万円で生活すると赤字になるリスクがあります。

手取り17.7万円だと額面は約23万円前後。

理想額
手取り月収 17.7万円
年収(ボーナスなし) 約276万円
年収(ボーナスあり) 約320万円~370万円

基本的にボーナスは家賃を決める時には排除して考えます。

ボーナスは年に1回、ないしは2回しかないものなので、込みで計算してしまうと赤字の月が出てしまうためです。

また、社会保険料や健康保険料、所得税などの税金が年収から引かれてしまうので、受け取れる”手取りの月収”を基準に家賃を決めると実際の生活との乖離が起こりにくくなります。

手取り17.7万円のだと非正規雇用でも手に入れることのできる額。

ボーナスがない会社に勤めている人も多いと思いますが、それでも家賃の基準額は変わりません。

ボーナスありの場合はまるまる貯金することができます。

入居審査基準は年収180万円以上が必要

設定家賃の基準が分かったところで年収が入居審査基準に満たない場合は例え安い家賃だったとしても落とされてしまいます。

審査基準は手取りではなく年収を元に計算されます。

家賃×36か月分が目安となっており、家賃5万円なら最低でも180万円以上必要になってきます。

家賃 審査に通る年収目安
5万円 180万円
6万円 216万円
7万円 252万円
8万円 288万円
9万円 324万円
10万円 360万円

家賃が高くなればなるほど入居審査の基準も高くなったり、審査に時間がかかる傾向があります。

「審査に通るか微妙」なラインの場合は家賃保証会社の利用を勧められたり、審査途中で急に電話がかかってきて詳しく年収について聞かれることがあります。

上記の表はあくまで入居審査での目安です。

審査基準というのは物件によっても異なりますし、管理会社によって独自のマニュアルがあるため一概に「年収○○円以上なら絶対に落とされない」というのは言い切れません。

かなり好条件で人気の高い物件の場合、大家としては入居者を選び放題なので審査も厳しくなる傾向があり、逆に需要が低くなかなか入居者が集まらない状態であれば審査がゆるくなる傾向があります。

ただし家賃5万円の物件は地方でもない限り型落ち物件となるため需要はそれほど高くありません。

年収が150万円程度だったとしても需要がそれほど高くなければ審査に通る可能性は十分にあります。

家賃5万円の初期費用相場は約24万円前後

【家賃5万円の初期費用内訳】

前家賃 50,000円
敷金 50,000円
礼金 50,000円
仲介手数料 55,000円
火災保険料 15,000円
鍵交換費用 15,000円
事務手数料 5,000円
合計 240,000円

初期費用は賃料×4か月分~5か月分と言われています。

家賃5万円の初期費用は20万円~25万円ぐらいに収まることが多いです。

敷金、礼金、仲介手数料1か月の物件と仮定して計算してみると、合計額は24万円ぐらいとなりました。

初期費用は正直物件によってかなり差が出てしまうので目安程度に考えておきましょう。

敷金、礼金、仲介手数料がかからない物件だったらそれだけで15.5万円も安くなるので初期費用合計は10万円未満で済むこともあります。

前家賃 50,000円
敷金 0円
礼金 0円
仲介手数料 0円
火災保険料 15,000円
鍵交換費用 15,000円
事務手数料 5,000円
合計 85,000円

逆に保証人がいなかったり、保証会社を利用することが条件となっている物件だと保証会社利用料として最初に賃料×50%ぐらいの料金が上乗せされるためもう少し高くなってしまいます。

他にも利用する不動産によっては【入居安心サポート費】や【消毒施工費】などのオプション代がかかる可能性があります。

こういった費用は不動産が独自で行っているサービスなので同じ物件でも不動産によって違いが出てくる部分です。

必ずしも悪いとは言い切れませんが、初期費用を抑えたい場合はこういったオプション費用は断るようにしましょう。

入居時の室内消毒代は任意で拒否できる?自分でやるのと効果は同じ?

家賃5万円の1か月の生活費は約17.7万円

務省統計局の『令和4年 単身者の家計調査』によれば、1ヶ月あたりに社会人がかかる家賃を除いた生活費は約12.7万円ほど。

家賃5万円を含めると1ヶ月あたり17.7万円が世間的な平均値となります。

光熱費 13,098円
食費 39,069円
日用品費 5,487円
衣類・履物購入費 5,047円
医療費 7,384円
スマホ・ネット代 7,008円
交通費 3,823円
娯楽サービス費 17,993円
交際費 13,831円
諸雑費 14,236円
合計 126,976円

生活費は人によって大きく差が出る部分なのであくまで参考値となりますが、手取りで17.7万円以上あれば赤字になるリスクが低いです。

もちろん上記の生活費は年代を問わず行われた平均値となるため、人によってはもっと削減したり、友人と遊ぶことが多ければ交際費が高くなることもあります。

手取り額が17.7万円未満で家賃5万円の物件を借りる場合は生活費を削減していく必要があります。

手取り17万円の節約方法

手取り17万円の場合、0.7万円ほど赤字となるため”少しだけ節約する”だけで生活ができます。

それほど大きく削減する必要はないため、感覚的には普通に生活しているだけで貯金ができることもあります。

家賃 50,000円
光熱費 13,098円
食費 32,069円
日用品費 5,487円
衣類・履物購入費 5,047円
医療費 7,384円
スマホ・ネット代 7,008円
交通費 3,823円
娯楽サービス費 17,993円
交際費 13,831円
諸雑費 14,236円
合計 169,976円

生活費の中でもっとも流動的なものが食費となります。

食費を月7,000円ほど削減すると17万円以下に抑えることができるため、生活が可能となります。

食費の平均値には外食でかかる費用も含まれているため、少し自炊を増やすだけで問題ありません。

食費3.2万円は自炊のみなら十分すぎる金額で、数回の外食はまだ可能です。

手取り15万円の場合

手取り15万円の場合は普通に生活してしまうと毎月2.7万円ほど赤字になってしまいます。

この金額になると少し意識をしないと赤字を回避するのは難しいので気を付けましょう。

削減可能な項目はまだまだ多いので、生活が破綻することはありません。

家賃 50,000円
光熱費 13,098円
食費 20,069円
日用品費 5,487円
衣類・履物購入費 5,047円
医療費 7,384円
スマホ・ネット代 7,008円
交通費 3,823円
娯楽サービス費 12,993円
交際費 10,831円
諸雑費 14,236円
合計 149,976円

食費を1.9万円、娯楽サービス費を0.5万円、交際費を0.3万円削減すると手取り15万円でも生活が可能となります。

食費2万円での生活は自炊が中心となるため人によってはきついと思う場面も多くなります。

自炊のみの生活で1.5万円~2.0万円あれば単身者でも生活が可能となるため、無理な金額ではありません。

その他サブスクサービス、遊びに使うお金をやや削減することで実現可能です。

手取り13万円の場合

手取り13万円の場合は4.7万円の赤字となるため、大胆に生活費を削減しないと生活が困難となります。

生活費で使えるお金は8万円となるため、切り詰めた生活を強いられる可能性が高いです。

具体的には固定費を見直したり、流動性の低い費用にまで着目していく必要があります。

家賃 50,000円
光熱費 10,098円
食費 20,069円
日用品費 5,487円
衣類・履物購入費 3,047円
医療費 7,384円
スマホ・ネット代 6,008円
交通費 3,823円
娯楽サービス費 12,993円
交際費 10,831円
諸雑費 5,236円
合計 129,976円

電気代など光熱費の見直し、食費、衣類等の購入費、スマホの見直し、娯楽サービス、交際費、そしてちょっとした買い物の雑費をすべて削減してようやく達成できる額です。

特に冬の電気代は高くなってしまうので「エアコンをなるべく使わないようにする」「電気をこまめに消す」といった意識が必要になってきます。

また、格安スマホにするなどスマホ代の固定費から見直し、ちょっとした買い物も控えなければ諸雑費を削減することはできません。

ここまでやってギリギリ生活できる額なので、家賃そのものを考えたほうが良いかもしれません。

年収400万円なら年間100万円以上貯金が可能

通常の家賃生活費を想定するなら年収が300万円あれば赤字になることなく、少し貯金ることができます。

家賃を含む生活費は1年間で約212.4万円。

計算上は年収212.4万円以上あれば生活できますが、生活費は月によって変動するものなので年収300万円程度はあったほうが安心して生活できます。

家賃5万円の物件に住んだ際の年収別の貯金できる額を年収ごとにまとめてみました。

年収 手取り 貯金できる額
150万円 約123万円 -89.4万円
200万円 約163万円 -49.4万円
250万円 約192万円 -20.4万円
300万円 約240万円 27.6万円
350万円 約280万円 67.6万円
400万円 約320万円 107.6万円

計算によると年収250万円までは税金の関係上赤字になってしまいます。

あくまで平均の生活費を参考にしているため、年収250万円の人が少し節約すれば暮らすことはできます。

年収400万円あれば特に節約しなくても年100万円以上貯金することができるので、貯金第一で考えるなら家賃5万円の物件は理想的です。

引っ越しに必要な貯金額は約26万~33万円

引っ越すためには入居する際の初期費用だけでなく、荷物を運ぶために引っ越し業者に依頼したり、今現在一人暮らしならその物件を退去する際のクリーニング代がかかります。

それを含めてどのぐらいかかるのか計算してみました。

初期費用 約20~25万円
退去費用 約3万円
引っ越し代 約3~5万円
合計 約26万円~33万円

家賃5万円なら初期費用が賃料×4か月~5か月分で20万~25万円前後かかるので引っ越し業者依頼費と退去費を合わせると26万円~33万円ぐらいが平均となります。

初めて一人暮らしする場合は退去費用を考えなくて良いので上記の金額より安く済みます。

また、引っ越しを業者に頼まずに自力でレンタカー等を借りてできるのであればさらに3万~5万円の金額を浮かせることができます。

特に近距離の引っ越しであれば業者に頼まなくても自力で引っ越しは可能です。

家賃5万円だとどんな部屋に住める?

地方なら家賃5万円でも広くて綺麗な部屋を借りることも可能ですが、東京都内で家賃5万円となるとかなり物件は限られてしまいます。

実際にホームズで山手線の家賃5万円以下(共益費込み)の物件を調べてみたところ全物件7.7万件のうち239件しかヒットしませんでした。

家賃5万円で住める物件の特徴
  • 木造や軽量鉄骨のアパート
  • ワンルーム
  • 1Kのロフト付き物件
  • 築年数が古めの物件
  • ユニットバス
  • 駅から徒歩10分以上

調べてみたところほとんどはアパートで15㎡前後の狭めなワンルームでした。

一応マンションもあるもののかなり築年数が古めだったり、駅からの距離が離れていたりするので無理してマンションに住むよりはアパートのほうが良いと思いました。

普通の物件というよりは少し形がいびつでデッドスペースがありそうな特徴的な部屋が多い印象を受けました。

また、キッチンがなかったりシャワールームだけだったり「どこで寝るの?」っていうぐらい狭かったりとかなり生活しづらそうな物件が多い。

雰囲気綺麗めな部屋は総じて駅からの距離がかなり遠いです。

家賃5万円なら山手線のような家賃相場が高い沿線よりも少し家賃安めな地域に住んだほうが快適かもしれません。

阿佐ヶ谷駅、西荻窪等東京でも比較的家賃の安い地域で探してみると綺麗な物件が多々見受けられました。

通勤のしやすさを取るか物件の綺麗さや快適さを取るかといったところです。

家賃を抑えて良い条件の物件に住む方法

家賃5万円の物件を都内で探してもなかなかよい条件の物件はありません。

キッチンがなかったり風呂がなかったり部屋が異常に狭かったり駅からかなり遠かったりなど生活に支障が出るレベルの物件も多いです。

そこで家賃を比較的抑えつつある程度理想的な物件を探す方法について紹介していきます。

主要駅を避けて探す

先ほども言ったように山手線のような有名どころの沿線や新宿、渋谷、池袋のような路線数の多い主要駅は利便性が高いためかなり家賃が高くなってしまいます。

家賃5万円でそれなりに良い物件を探したいなら主要駅は避けてあまり人気のない駅を選ぶようにしましょう。

生活に必要なのは最寄にスーパーや銀行があるかどうか程度なので発展している必要はありません。

1駅離れるだけでも家賃が1万円以上違ったりするので条件に合う物件が見つからない時は検索する駅を変えてみましょう。

築年数が古いリノベーション物件を探す

意外と穴場物件となるのが築年数は古いけど内装はフルリノベーションされている物件です。

古い物件に抵抗を感じる人は多いと思いますが、かなり築年数が古くなると需要が低下して全く入居者が集まらなくなるため内装を全てリノベーションする傾向があります。

内装は新築同様の綺麗さがありながら家賃はかなり安いので住む人にとってはかなりお得で狙い目な物件となるわけです。

外観自体は古いままなのでリノベーションされているからといって人気物件になるわけではないのでかなり掘り出し物件が見つかる確率も高くなります。

築年数が古い賃貸マンションに住むのはデメリットだらけ?

シェアハウスを探す

「実家を出たい」もしくは「今住んでいる物件の家賃が高くて困っている」という場合は一時的にシェアハウスを借りることをおすすめします。

というのもシェアハウスは相場に比べて圧倒的に家賃が安いのが理由の1つ。都内でも5万円前後で借りることができます。

また、初期費用も通常の賃貸物件のように何十万もかかることはありません。2~3か月分の賃料が払えるなら問題なく借りることができます。

審査も緩くてフリーターや現在無職で少し貯金があるという人にもおすすめ。

シェアハウスと聞くと「赤の他人と共同生活」をイメージしますが、最近は各部屋に鍵がついていてリビングや風呂・トイレのみ共有するというケースが多いです。

ほとんど顔を合わせることもありませんし、他人に介入されることもあまりないので生活しやすいです。

シェアハウスがやめとけと言われるデメリットと意外なメリット

家賃や初期費用を安く抑えられる不動産サイト

仲介手数料は基本的に家賃1ヶ月分かかりますが、仲介業者を選べば無料や半額で済ますことも可能です。

同じ物件でも初期費用が変わるので不動産選びは重要。

仲介手数料が安い不動産の例

他にも初期費用や家賃が全体的に安い不動産をまとめてみました。

ビレッジハウス

ビレッジハウス

ビレッジハウス公式サイト

運営会社 ビレッジハウス・マネジメント株式会社
対応エリア 全国
店舗数
物件数 約1,000物件・10万室
特徴 敷金・礼金・仲介手数料・更新料無料
設備追加にオプション代がかかる
築年数の古い物件が多い
引っ越しサポート3万円分特典がある
フリーレント1ヶ月分がつく

ビレッジハウスは政府が昔管理していた雇用促進住宅を一括で借り上げ内装をリフォーム・リノベーションした物件を提供しています。

通常の賃貸物件とは違い築年数が古くて安い住宅を買って賃貸物件として提供しているため広い割に安いという特徴があります。

敷金や礼金、仲介手数料はもちろん更新料でさえも無料です。

初期費用

最大3万円のキャッシュバックも行っているので初期費用がわずか数千円で済んだという人も中にはいるぐらい安いです。

ビレッジハウスはやばい?なぜ安いのかデメリットを徹底調査

部屋まる。

部屋まる。公式ページへ

運営会社 株式会社城南コミュニティ
対応エリア 東京都内
店舗数 2店舗(目黒店・新宿店・日暮里)
物件数(山手線) 約4,174件
特徴 家賃6万円以内の物件が探せる
ゲーム特典で最大3万円キャッシュバックされる
家賃3万円以下の物件も探せる
デザイナーズ物件も探せる

部屋まる。は東京都内の家賃6万円以下の物件を取り扱っている不動産サイト。

店舗は目黒本店と新宿店、日暮里店の3店舗です。

部屋まるの良いところは「初期費用10万円以下の物件を探せる」という点や「ゲームの得点に応じてキャッシュバックされる」という点。

とにかく安い物件を専門に扱っている不動産なので「家賃5万円以内で借りたい」といった要望にも応えてくれます。

『家賃2万円以下特集』も組んでいるので家賃や初期費用が安くて無駄がないので安さ重視の人におすすめなサイトです。

部屋まる。の口コミや評判を徹底調査!なぜ家賃が安いの?

イエプラ

イエプラの公式ページへ

運営会社 株式会社エヌリンクス
対応エリア 関東・関西
店舗数 2店舗
物件数 約10万件(対応エリアの8割)
特徴 自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

対応エリア内であればスーモやホームズと同じ物件数があり、しかも新着物件の情報は店舗で部屋探しをしているときと同じです。

イエプラは通常の不動産のような消毒施工費などの無駄なオプション費用が一切かからないので初期費用が高くなることはありません。

チャット項目があるため「家賃5万円で隣人が空室の物件を探してほしい」といった要望や「なるべく角部屋で探してほしい」といった微妙な条件も伝えることが出来ます。

イエプラのホームページへ

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた

まとめ

MEMO
  • 家賃5万円の理想手取りは最低17.7万円以上
  • 手取り17.7万円以下なら生活費を抑える必要がある
  • 入居審査は年収180万円あれば通る
  • 都内で探してみると主要駅で家賃5万円は地雷物件が多い
  • 家賃を抑えて良い物件に住むなら最寄り駅を変えるべし

家賃は収入の3分の1程度と言われていますが、生活費を考えると家賃5万円なら4分の1程度で考えたほうが良さそうです。

理想手取りに満たなくても手取りは17万円ぐらいは欲しいところ。

15万円だと生活費を結構削減することになります。

東京以外であれば家賃5万円でもそれなりのアパートは多いですが、東京都内となると物件自体も限られてくるので探し方やこだわる条件を工夫する必要があります。

家賃5万円は賃貸の中では安いほうなので家賃を下げるというよりは生活費を節約したりする必要が出てきそうです。

年収200万円の適正家賃はいくら?審査に通る額や生活費を徹底解説